はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

防御的ブロックチェーンのアプローチ 「テクノロジーVSハッカー」:ILCoin

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ILCoinによる、セキュリティを最優先にするというアプローチ
ブロックチェーンには新しい、より徹底的なセキュリティアプローチが必要です。セキュリティを最大化し、その後、ブロックチェーン効率を高めることに焦点を当てるのがILCoinです。

過去10年間で、仮装通貨は大きな進歩を遂げました。仮想通貨は認識を超えて進化し、数千倍へと成長し、そして世界中のほぼすべての国で、多くの人に利用されています。

仮想通貨が、まだ発展途上であることは否定できませんが、普及は拡大し続けており、同じことがブロックチェーンについても言えます。

しかし、残念ながら、仮想通貨とブロックチェーンは、注目を浴びることにより、批判的な注目を集めることにもなりました。

ハッカー、詐欺師、その他のサイバー犯罪者はいたるところにいます。彼らもまたこれらの先端テクノロジーを活用しようとし、自分が利を得るためなら、どんなことでもためらわずします。

ほとんどの場合、彼らを止める手立てはありません。盗まれたお金が首尾よく回収されたケースはごくわずかです。

一方、日本のような仮想通貨が人気の地域は、ハッカーの間で最も人気のある標的となっています。Coincheck、bitpointのハッキング事件はもっとも有名な仮想通貨盗難のケースでしょう。

また、これまで被害にあったのはCoincheckやbitpointだけではありません。

もっとも打撃を受けているのは、仮想通貨の取引所ですが、ブロックチェーン業界全体にとって有害なのは明らかです。

この状況を鑑みると、ブロックチェーンには新しい、より徹底的なセキュリティアプローチが必要です。そして、ILCoinが、そのニーズに応えます。

ILCoinによる、セキュリティを最優先にするという新しいアプローチ

ILCoinの開発チームは前々からこの問題を認識し、C2Pと防御的なブロックチェーンアプローチの形で、独自の解決策に取り組んできました。

このアプローチは単純です。セキュリティを最優先にすることです。このアプローチを実践にするブロックチェーンプロジェクトは少なく、多くのプロジェクトが効率を優先してセキュリティを犠牲にしています。

ILCoinは、まずセキュリティを最大化し、その後、ブロックチェーン効率を高めることに焦点を当てる道を選びました。

「既存のブロックチェーンシステムの多くは、ハッカーによる攻撃の余地をあまりにも多く許しています。

ILCoinでは、このような脅威から人々を守ることがブロックチェーンテクノロジーの利点を広めるために必要不可欠であると考えています。

そのため、防御的なブロックチェーンアプローチを採用することで、ユーザーセキュリティを最優先としました。」ILCoinのエグゼクティブマネージャ、Norbert Goffa氏は次のように説明しています。

コンセプトの基本は、多様なレベルの確立です。基本的に、ILCoinブロックチェーンの焦点はセキュリティプロトコルにあります。

これは、世界で最も安全なブロックチェーンシステムを構築するための、長期的な戦略的プロセスの最初の一歩にすぎません。

同時に、量子耐性の助けを借り、ILCoinはまた、Command Chain Protocol(C2P) を開発しました。

これは、2016年にEthereumを襲ったDAOハックなどの攻撃に対して耐性があります。この時点ではまだ進行中の作業ですが、追加のセキュリティはプロジェクトの独自のノードシステムからもたらされます。

重要なのは、このプロジェクトが、あらゆる種類の攻撃や、ハッキングの影響を最も受けた日本と同じように「ユーザーの安全を第一に」というアプローチに従っていることです。

結果として、互いに完璧な相性があり、ILCoinはセキュリティの問題に悩まされている国で受け入れられる大きな可能性を秘めています。

ILCoinが提供するもの

ILCoinが日本で広く受け入れられている理由は複数あります。

たとえば、ILCoinのブロックチェーンセキュリティは、Palo Alto Networks Partnerによる証明書によって保証されています。

日本ではセキュリティが非常に重要であるため、国はセキュリティに強い焦点を当てたプロジェクトを高く評価するでしょう。

さらに、最近、ILCoinは自らのdAppの発売を発表しました。Age of ILCoinと呼ばれるゲームで、2019年7月にGoogle Play でローンチされました。

ゲーム自体はタワーディフェンスタイプのゲームで、デザインは80年代から90年代のゲームと似ています。

他の人が自分の宝物(ILCoin)を盗むのを防ぐために、プレイヤーはさまざまなツール、ディフェンス、アップグレードを使用できます。

ブロックチェーンの安全性は、ゲームプレイの安全性、プレイヤーの資産、そして個人情報を守ることにも繋がります。

セキュリティは、オンチェーンシステムでデータを保存する、分散型クラウドブロックチェーンなどの、さまざまな面で保証されています。

また、先ほど言及したC2Pもあります。

C2Pは将来的には、C3P(Command Consensus Chain Protocol)にアップグレードされ、それにより、現在の複数の問題に対する解決策を提供するでしょう。

最後に、データを保存する人が利用できる「匿名データ保存」や、データにアクセスを許される人を決定する「管理データ保存」など、いくつかの種類のデータ保存もあります。

これらすべてにより、ゲームとブロックチェーン自体の安全性とセキュリティが向上し、すべての参加者にとって安全になり、業界に新しい標準をもたらすことになります。

今後のゲームやプロジェクト全般についての詳細は、ILCoinの公式ウェブサイト またはチームのTelegram グループをご覧ください。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/21 水曜日
17:58
GMOコイン、ネムやモナコインなど6種類の仮想通貨を取扱廃止へ
GMOコインが6種類の暗号資産(仮想通貨)の取扱い廃止を発表。対象は、ネムやベーシックアテンショントークンなど(XEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONA)流動性不足を理由に8月2日までに段階的終了する。
15:19
バイナンス、3種類の現物取引ペアを停止へ 5月23日実施
バイナンス(国際版)が2025年5月23日に3種類の現物取引ペア(ACA/BTC、MASK/BNB、TRU/BTC)の取扱いを中止すると発表。トークン自体の上場廃止ではなく、別の取引ペアでの売買は継続可能だ。
14:41
NAC保有でNOT A HOTEL宿泊権がもらえる「THE DOOR」 6月リリースへ
NOT A HOTEL DAO株式会社が新サービス「THE DOOR」を2025年6月に開始。NAC保有者は毎月抽選で高級別荘の宿泊権を獲得可能。Web3技術と実物資産を融合した新たな宿泊体験を提供。
13:40
イーサリアムDEXトレーダー70%超急増、Uniswapが市場独占するも特許訴訟に
イーサリアムのDEX取引が活性化し、アクティブユーザー数が73%増の64,000人に到達した。イーサリアムの取引市場シェア86%を占めるUniswapが3兆ドルの累計取引量を達成する一方で、Bancorによる特許侵害訴訟に直面している。
12:30
ビットコイン10万ドル台で再注目、投資魅力が金に接近か=アナリスト
ビットコイン価格が10万ドルを突破し、金価格が調整する中、投資資金の流れに変化が。フィデリティやゴールドマン・サックスなど大手金融機関の分析から、金とビットコインの関係性と今後の見通しを解説。
11:35
「NFTの多くは有価証券ではない」米SECパース委員が見解
米SEC委員のパース氏がNFTの証券性を否定する見解を示した。クリエイターロイヤリティを伴うNFTも証券に該当せず、ミームコインや多くの仮想通貨も除外対象と意見している。
11:00
アバランチ、140億円規模の新ブロックチェーン環境「Fusion」リリース
仮想通貨アバランチが1億ドル規模の新エコシステム「Fusion」を発表した。モジュール型の2層アーキテクチャで、成果主導型の実用的ブロックチェーンネットワーク構築を可能にする。
10:35
元大統領候補のStrive社、75000BTC取得計画 Mt.Gox債権から
元大統領候補のラマスワミ氏の資産運用会社Striveが、破産した仮想通貨取引所Mt.Goxの7万5000ビットコイン債権を割引価格で取得する計画を発表。10月までの債権者返済に先立ち株主承認を目指す。
10:25
ジャスティン・サン、トランプ米大統領との晩餐会参加へ
仮想通貨トロンの創設者ジャスティン・サン氏は、トランプ米大統領との晩餐会に参加することを公表。晩餐会参加希望者の中で、トランプコインの最大保有者だと説明した。
09:30
株価50%急騰、米上場DigiAsia 純利益の半分をビットコイン購入へ
ナスダック上場フィンテック企業DigiAsia Corpが純利益の最大50%をビットコイン購入に充当する戦略を発表。最大1億ドルを調達しBTC準備金を確立、長期保有と収益創出を目指す。
08:35
ビットコイン、過熱なき上昇か オンチェーン分析が裏付ける=アナリスト
Avocado_onchainとSwissblockの最新分析によれば、ビットコインの現在の反発上昇は過去と異なり過熱することなく進行中。ビットコインファンダメンタルインデックスも弱気ダイバージェンスの兆候なく、オンチェーン指標が市場の健全性を示しているようだ。
08:00
イーサリアム過熱状態、2500ドルで調整局面入りか アナリスト分析
Cryptoquantの登録アナリストがイーサリアムが2500ドル付近で過熱状態と指摘。一方でバイナンスからのアルトコイン流出は蓄積の兆候に。
07:25
ロビンフッド、米SECにRWAトークン化の規制案提出
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、RWAトークン化の規制に関する提案書を米SECに提出。将来的に、トークン化したRWAの取引所を運営する計画があるようだ。
07:10
XRP・ドージコインETFの判断延期継続 米SEC、承認は早くても夏ごろか
米証券取引委員会がXRPとドージコインのETF申請について判断を延期し、パブリックコメントを募集。BitwiseのイーサリアムETFステーキング機能審査も先送りに。
06:55
トランプ退任前にビットコイン価格5倍上昇を予測=大手銀アナリスト
大手銀アナリストは政府機関がマイクロストラテジー株を通じてビットコイン保有を増加させていると指摘。この傾向がトランプ大統領退任前のビットコイン50万ドル予測を裏付けると主張。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧