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ライトコイン財団、ユニセフUSAの教育プログラムと提携|児童生徒によるコミュニティ活動を支援

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ライトコインとユニセフUSAが提携
ライトコイン財団が、ユニセフUSAが運営する教育プログラムとの新たなパートナーシップを発表した。財団はこのプログラムを通して、子供達自身によるコミュニティへの還元活動をサポートする。

ユニセフUSAの教育プログラムと提携

ライトコイン財団は8月27日、国連児童基金(ユニセフ)USAが運営する教育プログラム 「キッドパワー(Kid Power)」との新たなパートナーシップを発表した。財団はこのプログラムを通して、子供達自身によるコミュニティへの還元活動をサポートする。

ユニセフキッドパワーとは

2015年に米国ユニセフ基金の活動の一環として始動したユニセフキッドパワーは、アメリカの子供達の運動不足を解消すると同時に、重度の栄養失調に苦しむ途上国の子供達を救うための慈善事業である。参加する子供達の運動量によって獲得するポイントを、手軽に摂取できる治療用特別栄養食品に交換し、ユニセフが必要としている世界中の子供達に届けるプログラムだ。

このプログラムを可能にしたのは、スマートフォンアプリと連動したキッドパワーバンドと呼ばれる万歩計兼活動レベルモニターで、身につけて活動するとその運動量が記録され、約2400歩で1ポイントを獲得、25ポイントで栄養食品一袋と交換できる。

さらに、今年5月から、「子供パワーコイン」(Kid Power Coins)プログラムを通じて、遠く離れた地域の子供達への支援に加え、自分の属する地元コミュニティへの支援活動も可能になった。

子供パワーコインは、キッドパワーアップというストリーミングビデオによる様々なエクササイズプログラムを完了するごとに付与されるデジタル通貨で、児童生徒が自分達にとって最も意味を持つコミュニティ活動を選んで、サポートするために使うことができる。

子供パワーコインは、キッドパワー取引プラットフォームで、植林や食料銀行(フードバンク)を通しての困窮者への食糧援助、予防接種や健康診断等の医療支援などから、選ぶことができるそうだ。

ライトコイン財団による支援

ライトコイン財団は、10月にラスベガスで開催されるライトコインサミットにおいて、12,500の子供パワーコインをラスベガスの学校へ提供し、キッドパワープログラムへの支援を開始するという。

ライトコイン開発者でライトコイン財団代表のチャーリー・リー氏は、今回のパートナーシップ提携について次のように述べている。

 

ユニセフキッドパワーと協力して、次世代の子供たちが健全な財政基盤を築き、その過程でコミュニティに還元するために必要なツールを提供できることを嬉しく思う。

ライトコインをはじめとする仮想通貨は、従来の金融システムに取り残された人々に利益をもたらす大きな可能性を秘めている。このような、金融の平等を推進し還元するというテーマは、ライトコイン財団の信条の中核を成すものだ。

またユニセフキッドパワーの考案者であるRajesh Anandan氏は、「ライトコイン財団と協力して新世代の地球市民に力を与えられることに感激している」と述べ、子供や生徒達自身が、自分のコミュニティと世界に違いをもたらすことができると感じる良い機会となると歓迎の意を表した。

両団体はこのパートナーシップを通して、児童生徒のお金に関する理解を深めるプログラムを開発するとともに、社会に還元することの影響に対する現実的な見方ができるようになるよう支援することも、視野に入れているようだ。

参考資料 : Litecoin Foundation

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