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イスラム過激派ISIS、ブロックチェーンベースのメッセージアプリ活用か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ISISがブロックチェーン活用か

イスラム過激派組織ISISが、メッセージアプリTelegramから締め出されたことに伴い、ブロックチェーンを活用したメッセージアプリを試験利用していることが分かった。メディアサイトVICEが報じた。

テロ組織が資金調達などの活動に利用する主なSNSツールは、暗号化されているテレグラムだ。定期的にビットコインアドレスを伝え、募金を勧誘するといった利用方法がある。しかしながら、ISISは今年11月に、EU(欧州連合)が主導する国際的な取り締まりによって、テレグラムを利用できなくなった。

関連:テロ組織が仮想通貨の利用を促進か=中東報道研究機関

ブロックチェーンには、安全で匿名性が高く、改ざんにも強いという特徴がある。仮想通貨の基幹技術としても利用されているため、募金の受付にも適しており、こういった点から利用を試みている可能性がある。

ISISは複数のアプリを試しているが、利用が有力視されているのは、匿名性が高く暗号化ができるという特徴を持つBCMというアプリ。いかに法機関の追跡から逃れるかがポイントだ。BCMのセールスポイントには、「第三者が内容を読むことができない」という特徴もある。

利用に電話番号の登録が必要なテレグラムに対し、BCMは個人情報の登録をせずに利用できる。またメッセージをやりとりするグループを10万人まで含めることが可能だ。BCMの運営企業は、ISISが利用しているか、また利用していた場合の対応についてはコメントしていない。BCMの暗号化やセキュリティの効果について疑問を持つ専門家もいるが、本当に第三者がブロックされるとなると厄介である。

さらにBCMには、仮想通貨ウォレットが搭載されているという。仮想通貨の送金や受け取り、保有ができるため、このメリットの活用も目論んでいる可能性がある。BCMの運営企業は、今後仮想通貨取引所の設立も計画しているという。

参考資料 : VICE

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