仮想通貨市況
国内上場銘柄ではリップル(XRP)が前日比15%高の36円まで急騰したほか、イーサリアム(ETH)が大幅続伸。30,000円台を回復した。
リップル(XRP)は、アルト市場の好調を背景に物色された。32〜34円の主要レジスタンスラインを超えたほか。長期トレンドラインをブレイクしたことで勢い付いたか。
$XRP finally breaking the downtrend resistance and found support on the 200EMA.
— Jacob Canfield (@JacobCanfield) February 13, 2020
I've got a bag from lower down, but it definitely hasn't performed as well as other assets.
Let's hope this is the breakout move we were looking for. pic.twitter.com/5nAcsTTXwx
なお、イーサリアム2.0(ETH2)は2020年1月に第一段階となる「ビーコンチェーン」のセキュリティ監査が完了し、「フェーズ0」のローンチを控える。PoSへの移行が見込まれている。
現在、イーサリアム5周年記念の2020年7月30日のローンチを目標に開発が進められている。
ETH2は、ビットコイン(BTC)と同様のPoWマイニングからPoSへと移行する「コンセンサスアルゴリズム」を変更する重要なアップデートとされており、ETH投資信託で290%のプレミアム発生するなど、需要が高まっている現状がある。
ドミナンス推移
また、直近のアルト市場への資金流入に伴い、BTCの市場占有率を示すドミナンスは、61.8%まで低下した。
”仮想通貨元年”とされた2017年、初頭に86%台にあったBTCドミナンスは、改正資金決済法の施行に伴い5月以降にリップル(XRP)やイーサリアム(ETH)価格などが急伸するなどしてアルトシーズンが発生。同年6月に37.8%まで急降下した経緯がある。
BTC先物が好調
skewのデータによれば、2019年9月にBTC先物商品をローンチしたBakktの出来高が3700万ドルを突破した。 Bakktは、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が設立した仮想通貨取引所だ。
一方、競合他社のCMEグループは、BTC先物の未決済建玉(OI)が3.14億ドルまで増加、出来高8.24億ドルに達し、2020年最高記録を更新。価格高騰中のイーサリアム(ETH)も、先物出来高が前日比+15%に達するなど急増している。
Ether +15% in last 24h with a surge in futures trading activity pic.twitter.com/Va0f26E51U
— skew (@skewdotcom) February 12, 2020
先物はリスク管理ツールとして、機関投資家の原資産のヘッジ等に利用されている。
skewでは、過去最高の低水準にあるボラティリティのなか、BTC価格が前年同期比35%増となったことは資産の投資性について大きな進展だとした。
Bitcoin up 35% Year-To-Date with volatility remaining near record low levels is a positive development for the asset's investability pic.twitter.com/nN2Hv8DSf4
— skew (@skewdotcom) February 11, 2020
ビットコイン(BTC)市況
13日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比1.14%高の114.3万円(10,400ドル)。
一時下落局面を見せたが、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)の上昇に後押しされ、再度高値更新を伺っている。
SFDが常に発動するなど依然として過熱感が強い相場にあるため、引き続き相場の乱高下には注意したい。
【仮想通貨メディア共同声明】
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) February 12, 2020
金融庁施行予定のレバレッジ倍率規制案等における署名支援のお願い
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