Kyber Network、大型アップグレード「Katalyst」を完了 仮想通貨KNCのステーキングを開始

Kyber Networkがアップグレード完了

分散型の流動性システムを提供するKyber Networkが、プロトコルの大型アップグレード「Katalyst」を完了した。

今後、仮想通貨(暗号資産)Kyber Network(KNC)の所有者にガバナンスを引き継ぐ予定で、コミュニティはKNCをステークすることによってガバナンスに参加できるようになる。

「Any token Anywhere=あらゆるトークンをどこででも」をテーマに掲げているKyber NetworkはDeFiのプロジェクトで、異なる仮想通貨の交換(スワップ)を可能にする分散型取引所(DEX)を運営している。先月末には、7日にアップグレードを行うことを発表していた。

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ガバナンスを引き継ぐためにKatalystでは、自律分散型組織のプラットフォーム「KyberDAO」をローンチ。ユーザーはKyberDAOにKNCをステークし、重要な提案やパラメーターの設定に関して投票を行うことによってガバナンスに参加する。それによってイーサリアム(ETH)で報酬を得られる仕組みだ

本記事執筆時点でステークされているのは約839万KNCで、14.4億円相当。ステーキングは毎回「Epoch」と呼ばれる期間で段階を区切って進む。現在のEpoch0は1週間で、この期間にKNCをステークしておかないと、Epoch1で行われる投票に参加できない仕組み。画像下部では、Epoch0の残り時間がカウントされている。

出典:KyberDAO

次のEpoch1の投票で決められるのは、徴収したネットワーク手数料の配分の割合で、何%を報酬として分配するかなどを決定。KNCの一部をバーン(焼却)することになっているため、どのくらいの割合を焼却するかも決まる。投票は行いたくないが報酬を受け取りたいKNC所有者は、ステーキングプールの運営者に投票を委任することができるようになっている。

参考資料 : Kyber Network


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