米企業がビットコインに投資
米国の保険会社、American Residential Warranty(ARW)は10日、ビットコインへの投資を行うことを発表した。暗号資産(仮想通貨)の支払いにも対応するという。
フロリダ州に本拠を構えるARWは、全米(50州)にサービス展開する住宅保険の大手企業だ。
ARWの最高収益責任者であるJoshBrauser氏は以下のように述べた。
当社は投資ポートフォリオの拡大とキャッシュのリターン増加に向け、ビットコインへの投資を行う戦略的決定を行いました。
また、ビットコインの投資に当たっては、ウィンクルボス兄弟が経営する暗号資産取引所ジェミニ(Gemini)と連携し、ビットコインに直接投資を行うとした。ジェミニはカストディサービスを提供している。
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決済手段としても暗号資産を利用
また、ARWは合わせて暗号資産をサービスの決済通貨としても利用することを発表している。
ARWのCEOであるRichard Kaufman氏は、決済機能について「BitPayやCoinPaymentsといった業界トップの暗号資産決済ゲートウェイと共に迅速に機能する」と具体的なサービス名を挙げて説明した。
American Residential Warranty (ARW) はフロリダ州に拠点を置く企業で、住宅保証プランやホームセキュリティなどのサービスを提供する。住宅保証プランは、住宅保険とは別に住宅の設備の故障などに対応するサービスとなる。