はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アマゾンウェブサービス(AWS)がブロックチェーンフレームワークを導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AWSがブロックチェーンフレームワークを導入
ユーザーがインターネット上でさまざまなサービスを実行できるソリューションを提供する「AWS」は、イーサリアムと「Hyper ledger Fabric」のユーザーが独自のdAppsを作成するためのブロックチェーンフレームワークを導入しました。
クラウドサービスによるブロックチェーン支援が加速
17日には、中国の最大手スマホメーカー「Huawei」がブロックチェーンソリューションの開発支援を表明しており、今回の発表を契機に、より多くの企業がクラウドサービスでのブロックチェーンフレームワークを導入するようになると思われます。

AWSとは

アマゾンウェブサービス(AWS)とは、世界有数のECサイトである「アマゾン(Amazon)」が提供するウェブサービスの総称です。

AWSが提供する100種類以上のソリューションからいくつかのサービスを組み合わせることで、企業や個人はインターネット上でさまざまなサービスを実行することができます。

AWSが提供するソリューションの一例として、次のようなものが挙げられます。

  • ウェブサイト:サーバーの負荷状況に応じて処理スペックを自動調整できる
  • ビッグデータ:ビッグデータの保管とデータ分析が実行できる
  • IoT:IoTデータの詳細な分析を実行できる

そのほかにも「クラウドサーバ」など、さまざまなソリューションを提供しており、ユーザーはそれらを組み合わせることで、あらゆるアプリケーションを構築することができます。

AWSがブロックチェーンソリューションを導入

AWSは4月19日、イーサリアムとオープンソースのブロックチェーン基盤の一つである「Hyperledger Fabric」向けのブロックチェーンフレームワークである「AWS Blockchain Templates」の導入を発表しました。

「AWS Blockchain Templates」では、ユーザーが独自のブロックチェーンアプリケーションを簡単に作成することができます。

これによって、ユーザーはブロックチェーンネットワークを手動で設定するための時間と労力を、ブロックチェーンアプリケーションの構築に費やすことができるようになります。

2017年には、「AWSがブロックチェーン関連のサービスを開始する予定はない」との噂が広まっていました。

しかしながら、2017年12月6日に「R3コンソーシアム」との提携を発表、同社のCordaプラットフォームをAWSの最初のブロックチェーンソリューションとして導入しています。

Cordaは、ユーザーがAWSプラットフォーム上で分散型アプリケーション(dApps)を使用して、新しいアプリケーションを直接構築できるように設計されています。

企業によるブロックチェーンソリューションの提供が進む

4月17日には中国のスマートフォンメーカーHuaweiが、ブロックチェーン技術を応用したサービスを開始することを発表しました。

CoinPostの関連記事

中国大手通信企業Huawei:ブロックチェーン開発支援サービスを発表
中国大手通信企業のHuaweiがブロックチェーン開発支援サービスを発表しました。Blockchain-as-a-service(Baas)として発表された今サービスは、ブロックチェーン技術開発の企業、開発者向けに開発されているプラットフォームです。

Huaweiが発表したサービスであるBlockchain-as-a-service(Baas)は、ブロックチェーン関連企業や、開発者によるブロックチェーンアプリケーションの開発を助けます。

これにより「Huawei Cloud」ユーザーは、クラウド上で安全かつ透明性が高いアプリケーションを安価に作成できます。

クラウドサービスの最大手であるアマゾンが、”新たなブロックチェーンフレームワーク”を導入したことにより、ますます多くの企業がブロックチェーンのクラウドサービス事業に乗り出す可能性も考えられます。

Introducing AWS Blockchain Templates for Ethereum and Hyperledger Fabric

Apr 19, 2018

参考記事はこちらから

Kristi Blokhin / Shutterstock.com

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金全額をステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧