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Gala Games、P2Eゲーム「スパイダータンク」の正式ローンチ日を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

独自ブロックチェーン上のゲーム第1弾

ブロックチェーン基盤ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは8月29日、独自開発のブロックチェーンである「プロジェクトGYRI(プロジェクト・ジャイライ:旧「Gala Chain」)」のデビュー作として、多人数参加型オンライン対戦ゲーム「スパイダータンク(Spider Tanks)」を22年10月31日にローンチすると発表。

出典:Spider Tanks

ローンチを前に、Gala Gamesはゲーム用ノードである「Spider Tanks Planetary Nodes」の期間限定セールを開始している。ノード運営者は、コンピューティングリソースを提供する報酬として、定期的に仮想通貨(暗号資産)を獲得することが可能。

スパイダータンクとは

スパイダータンクは、PCやコンソール、モバイル向けマルチプレイヤーゲームを制作するオランダのゲーム会社「GAMEDIA」が開発する、ブロックチェーン基盤のバトルアリーナ(MOBA)ゲームだ。プレイヤーは自機アイテムとなるタンクの所有を通じて、他のプレイヤーとチームを結成して戦う。

できるだけ多くのタンクを破壊したプレイヤーが勝利する一般的なデスマッチ形式のバトルアリーナだけでなく、「旗取りゲーム」用のフィールドやアイテム争奪戦など、戦略性を要するゲームモードなども用意されている。

出典:Spider Tanks

スパイダータンクのP2E(Play to Earn)の仕組み

ゲーム内で報酬を得ることができる仕組みとしては、タンク所有者の場合、バトルの勝利数に応じて受け取ることのできる報酬額が決定する。

タンクを所有しているだけでは報酬はもらえず、実際にプレイし、バトルアリーナで勝利を収める必要がある。土地所有者の場合は、自身が所有する土地で他プレイヤーによる戦闘が繰り広げられると、そこから報酬を獲得することができる。

プレイヤーは「タンクガレージ」で様々な機体や武器などを組み合わせ、世界に一つだけのユニークなタンクを作成。自由な取引とアップグレードが可能なヒーロータンク、機体や武器はスパイダータンクストアで購入することができる。

関連:Gala Gamesのオンライン対戦ゲーム、早期アクセス開始 無料で遊べるオプションも

無料でもプレイ可能

ゲームプレイによる仮想通貨(暗号資産)やアイテムなどの報酬を獲得するには、スパイダータンクストアで販売されているタンクや土地の購入や所有、またはノードを運営する必要などがあるが、無料でゲームに参加することも可能となっている。

何も購入せずにゲームに参加する場合、プレイヤーはタンクの所有やアップグレードなどができないといった制約があるものの、これによりゲームへの参加障壁が低くなり、より多くの人がスパイダータンクの世界観を体験することができるのではないかと期待されている。

Gala側のコメント

Galaのゲーム部門プレジデントであるJohn Osvald氏は、ゲームのローンチ日発表に際してこうコメントしている。

今回ゲーム業界初の試みとなる、収益化可能な多人数参加型オンラインバトルアリーナのローンチを控えています。無料でプレイするプレイヤーも、購入することを選択したプレイヤーも、その努力に見合った報酬を得ることができるはずです。

このゲームのローンチは、当社独自のブロックチェーンと相まって、所有権を通じてゲーマーに力を与えるという当社のコミットメントをより強固なものとします。

    

関連:「P2Eゲームで新しい世界を構築したい」|Galaインタビュー

Gala独自チェーン「プロジェクトGYRI」とは

Galaのブロックチェーン開発者により開発が進められている「プロジェクトGYRI」は、Gala独自の新型ブロックチェーンのコードネームだ。

初のブロックチェーンゲーム専用L1(レイヤー1)チェーンとして、ゲームやエンタメに特化した設計・コントラクトを持つという特徴を備える。L1上にゲームを展開することで分散化を進め、ノード管理者がチェーンの運営に参加できるようになるというメリットがある。

また、効率性や環境への配慮、コストの低さなど一般的なゲーム開発者およびユーザーが求める要件に加え、「Listen-to-Earn(音楽などを聞いてお金を稼ぐ)」や「Watch-to-Earn(動画を見てお金を稼ぐ)」など、ゲーム業界と相性の良い多様な技術へも対応できるようになる見込みだ。

関連:L1ブロックチェーンInjective、トークン販売で大手ファンドから53億円調達

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