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Gala Gamesのオンライン対戦ゲーム、早期アクセス開始 無料で遊べるオプションも

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

無料でプレイ可能なブロックチェーンゲーム

ブロックチェーン基盤ゲームのエコシステム開発に取り組むGala Gamesは27日、オランダのゲーム開発企業「GAMEDIA」が、Gala Gamesのプラットフォーム上でPvP(対人バトル)ゲーム「スパイダータンク(Spider Tanks)」のアルファ版、早期アクセス開始を発表。

スパイダータンクは、いわゆる「Play-to-Earn」という種のブロックチェーンゲームだ。Play-to-Earnとは、プレーヤーがゲーム内でアイテムやトークンなどの報酬や資産を獲得できるような遊び方を指している。スパイダータンクは無料での参加も可能だ。

関連:ブロックチェーンゲームの稼ぎ方「Play to earn(P2E)編」|廃猫

スパイダータンクとは

オランダのGAMEDIAが開発するスパイダータンクとは、ブロックチェーンを基盤にしたマルチプレーヤーバトルアリーナ(MOBA)ゲームだ。多くのブロックチェーンゲームと同様に、タンクを初めとした各アイテムは、NFT(非代替性トークン)の形で表されている。

各プレーヤーはタンクを所有しており、自身のタンクを使用しチームを組んで他のプレーヤーと戦う。できるだけ多くのタンクを破壊した方が勝ちという一般的なバトルゲーム用のフィールドだけでなく、スパイダータンクの世界では重要な位置付けのニワトリを救うゲームや、「旗取りゲーム」用のフィールドも用意されている。

ゲーム内には様々な役割のプレーヤーが存在しており、それぞれ別の方法で報酬を得ることができる。例えば、タンク所有者の場合、戦いでの勝利数に応じて日々受け取ることのできる報酬額が決定する。そのため、ただ単にタンクを所有しているだけでは報酬はもらえず、実際に戦場に出向いて戦いに勝利する必要がある。一方で土地所有者の場合、日々の報酬は支払われないが、自身が所有する土地で戦闘が繰り広げられると、そこから報酬を獲得できる。

無料プレイのオプションも

上記のような報酬を獲得するには、Gala Gamesのプラットフォームで販売されているタンクや土地を購入および所有する必要があるが、無料でゲームに参加することも可能だ。

何も購入せずにゲームに参加する場合、プレーヤーはタンクの所有やアップグレードができないなど、いくつかの制限はあるものの、実際に自身の資産を費やす前に、スパイダータンクの世界観を体験することができる。これにより、参加障壁が低くなるのではないかと期待されている。またGAMEDIAは、確定はされてないものの、無料ユーザーが報酬を得られるようにする仕組みを今後搭載する可能性も示唆している。

今後のロードマップ

今回のリリースはアルファ版(試作版)であり、今後は段階的にゲームをアップグレードしていくとGAMEDIAは述べている。

例えば、最終的には「SILK」と呼ばれるトークンがゲーム内通貨として流通する予定だが、現段階ではまだSILKのリリースは未定であるため、代わりに「TCTESTCOIN」という試験的なトークンが報酬として初期の参加者へ配布される。TCTESTCOINは、Gala Gamesが独自に開発しているゲーム特化型ブロックチェーンで発行されている試運転用のトークンだ。TCTESTCOINに価値はなく譲渡も不可能で、試験用としてのみ使用されている。

具体的な計画は現段階では公表されていないものの、TCTESTCOINでの試験期間終了後に、徐々にSILKへと移行していくという。

ランダムにドロップされるゲーム内コンポーネンツや設計図に対し、TCTESTCOINを使用することでパーツのアップグレードが可能。しかし、この期間に配布されたアイテムは、SILKが流通するまでの一時的なものであるため、ユーザーはこれらを永久的に保持することはできない。SILKが発行され次第、プレーヤーは永久的に保有できるアイテムを購入できるようになる。

また将来的には、他ユーザーとのタンクの貸し借りも可能になる予定だ。

Gala Games独自チェーンの開発

Gala Gamesは、自社トークンのGALAがERC20トークンであることから、イーサリアムネットワーク上でブロックチェーンゲーム用プラットフォームを展開してきた。しかし、既存のブロックチェーン技術は金融システム構築には向いているものの、必ずしもゲーム業界のニーズには応えられていないという現状の課題もある。

こうした背景から、Gala Gamesは21年から「GalaのChain(仮称)」と呼ばれる独自のゲーム特化型ブロックチェーンの開発を開始、22年2月に「プロジェクトGYRI」という名称で更なる詳細を明らかにした。

このチェーンは、Gala Gamesのブロックチェーン開発者により開発が進められており、効率性や環境への配慮、コストの低さなど一般的なゲーム開発者およびユーザーが求める要件に加え、「Listen-to-Earn(音楽などを聞いてお金を稼ぐ)」や「Watch-to-Earn(動画を見てお金を稼ぐ)」など、ゲーム業界と相性の良い多様な技術へも対応できるようになるという。

GalaのChainにおけるユニークな特徴の一つが、スパイダータンクでも利用されている試験用のトークンだ。試験用トークンはGalaのChain上に発行されており、前述のように価値はなく送付も不可能で、完全にゲーム開発の試験運転用としてのみ利用されている。

プロジェクトGYRI試験用ゲーム

プロジェクトGYRIの第一段階として開発されたゲームが「タウンクラッシュ(Town Crush)」だ。「マッチ3」と呼ばれる種のゲームで、キャンディクラッシュなどに似た、同じ絵柄を揃えて消すゲームだ。各レベルをクリアすると「スター」をポイントとして獲得でき、集めたスターはゲーム内のアイテム購入に利用できる。

出典:Gala Games

タウンクラッシュはGalaのChain上に構築されており、チェーンが提供する様々な機能をテストするために開発されている。そのため、課題を探し出せるよう、一般的なゲームでは不必要とも思われる要素も含まれているという。

関連:Binance上場で勢いを増すGala Gamesエコシステム概要

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