Jump Cryptoが主導
レイヤー1ブロックチェーン「Injective」は10日、調達ラウンドでトークン販売によって53億円(4,000万ドル)を調達したことを発表した。
ラウンドを主導したのは大手仮想通貨VCのJump Cryptoで、欧州著名投資会社「Brevan Howard」傘下の仮想通貨投資ファンド「BH Digital Multi-Strategy Fund」も参加。
BH Digitalは先週総額10億ドルの資金調達を実施したばかりだ。
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また、Jump Cryptoは今回の参加によって、InjectiveエコシステムのdApps「Injective Pro」のマーケットメイカーになる予定だ。
Injectiveは2021年11月にメインネットをローンチした、分散型金融(DeFi)のユースケースに特化した相互運用を追求するブロックチェーン。主な特徴として、オンチェーン・オーダーブック(注文板)とガス代削減のインセンティブなどが挙げられる。
また、8月2日の報告によると、Injectiveのオンチェーン・トランザクションは約120億円に達しているという。
Injective has processed over 90M on-chain transactions 🎯🥷
— Injective 🥷 (@InjectiveLabs) August 2, 2022
That’s it. That’s the tweet. pic.twitter.com/AozSM1E4dP