- XRP(リップル)が2つのニュースに急反応
- 仮想通貨XRP(リップル)は、26日早朝に反発を見せ、仮想通貨市場が全面安の中、価格が上昇しプラスに転じた。 これは本日早朝に明らかになった2つの材料に反応した可能性がある。
XRPが2つの材料に急反応か
100%を大きく超える高騰を記録後、相場の一時的な反落や、ステラの創業者関連の報道などの影響で50円を割る価格まで下落していた仮想通貨XRP(リップル)は、26日早朝より反発を見せ、価格が再度上昇し始めている。
また、相場が急反発した理由として、これまでの材料であった「SWELL」と「xRapidの実用化」の2点以外に、新たに2つの動きが観測され、そのファンダメンタルズ要因に反応した可能性が考えられる。
特に8時30分時点で、ビットコインが前日比−2.7%となっているほか、時価総額上位50位の通貨の中で前日比プラスで推移するのは3通貨のみといった、下落相場の中での動きということもあり、XRPやリップル社に関する材料へ反応した見方も強まるだろう。
本日早朝に確認された2つの材料は「RippleNet統合関連」と「CoinField Exchange関連」の2点。
RippleNet統合の可能性
本日リップル社のホームページripple.com での記載が、「RippleNet」に統一されていることが明らかになった。
今まで上部メニューには、リップル社の決済ソリューションである「xCurrent、xRapid、xVia」などのプロダクトの内容などが「Solutions」として記載されていた(下記画像参照)が、本日、「RippleNet」に変更され、各プロダクトのメニューがなくなっていることがわかった。
これにより、XRPコミュニティ内では、各プロダクト「xCurrent、xRapid、xVia」がRippleNetに統合されるのではないかとの推測がされ始めており、リップル社の巨大カンファレンス「SWELL」を控える今、大きな発表が期待されている格好だ。
リップル社公式では、最終的に各プロダクトを統合し、RippleNetを完成させることを明言しているほか、すでに消去こそされている様だが、Ripple社 Jim Kelly氏が8月18日のツイッターにて、「3つのプロダクトを統合したものをもうすぐ公開する予定だ」と言及したことなども踏まえ、今回の公式HP改定が、相場の材料となった可能性は高いだろう。
“Hi All – for clarity — we have 3 products – xCurrent (in production) and 2 more on the way – xVia & xRapid. They will be on a ‘convergence’ release soon. There isn’t a software actually called ‘convergence'”
CoinField Exchangeの発表
カナダ発の大手仮想通貨取引所CoinField Exchangeは日本時間9月22日、公式ツイッターにて、69ヵ国へ事業拡大する計画にあたり、仮想通貨ペア(トークン/トークン)30種+法定通貨(法定通貨/トークン)4種に加え、XRPも『基軸通貨』として追加することを検討中と発表した。
XRPが基軸通貨として期待されていたニュースとなるが、本日9月26日の早朝、前回の発表に引き続き、リップル関連を匂わすツイート内容を、同取引所公式ツイッターにて以下のように明かした。
「我々はXRPコミュニティからの応援に感謝します。 69か国に向けたプラットフォームの開設には近づいています。 近日中に、重大発表にご期待ください。」
本日の速報をチェックWe would like thank the #XRP community for all the continued support. We are getting close to launch of our platform in 69 countries! #StayTuned for a big announcement coming SOON! @Ripple @Ripple_XRP1 @xrp_news @XRPtheone @XRPstreetTEAM @KingRippleXRP @XrpCenter @tsuki_ryokou https://t.co/11cdFKsx3P
— CoinField Exchange (@coinfieldEX) 2018年9月25日