時価総額11位の主要仮想通貨の一つであるトロン(TRX)の創設者でトロン財団のCEOを務めるJustin Sun氏が仮想通貨取引所バイナンスの慈善事業部門「Blockchain Charity Foundation」(ブロックチェーン・チャリティー財団)に300万ドル(約3.3億円)を寄付していた事が明らかとなった。
Justin proactively approached us and made a very generous donation, $3m USD equivalent. Respect! https://t.co/NpsNXBQcr2
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年10月23日
Justin氏は自ら私達にアプローチしてくれて、自発的に米ドル300万ドル相当の寄付をしてくれました。敬礼!
またユーザーからの懐疑的な声に対して丁寧に説明した。
There was no catch. Trx was already listed. I hadn't even talked to him for a while. He messaged me when he saw the @BinanceBCF news, and that was it.
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年10月23日
ユーザー
何か裏があるのでは。
CZ氏
裏はありません。Trxは既に上場済みですし、彼とはしばらく連絡を取っていませんでしたが、Blockchain Foundationの報道を見た後、彼の方から連絡が来ました。それだけの話です。
またバイナンスは今月初旬にも上場手数料を全額寄付する意向を表明しており、今後寄付金額は全額開示すると上場ポリシーの公式文書で明らかにしている。
さらに今夏、日本で記録的な豪雨が原因で西日本で相次いだ洪水被害に対して約1.1億円相当の寄付を表明していた。
Our hearts go out to the victims in West Japan. @binance will begin with a $1,000,000 USD equivalent donation in either BNB, BTC, or JPY. We also ask our crypto partners to join us and help our friends in need.
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年7月8日
西日本豪雨の被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
バイナンスはまず100万ドルの寄付を行います。ぜひ仮想通貨業界のみなさんも助けを必要としている友の為に助けの手を差し出しましょう。
バイナンスのブロックチェーン・チャリティー財団はブロックチェーン技術を活用する事によって寄付金の透明性とトレーサビリティ(追跡可能性)を向上する事を目標としている。