CoinPostで今最も読まれています

世界最大級投資仲介プラットフォームeToroに仮想通貨バイナンスコインが上場|初の法定通貨取引が可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨バイナンスコイン(BNB)がeToroに上場
大手ソーシャル投資仲介プラットフォームのeToroが本日、世界最大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の独自通貨であるバイナンスコインを同プラットフォームへ上場させたと公式に発表。話題が途切れないバイナンスは企業提携やBNB普及の歩幅を止めない。
eToro(イートロ)とは
イートロは、FXや株取引、商品取引・仮想通貨等を差金決済取引 (CFD) 取引形態で提供するオンライン専用の投資仲介企業である。SNSトレードとしては世界最大級であり、主にヨーロッパとオーストラリアで業務を行なっている。 なお、イートロの最大の特徴として、ユーザーの判断で、優秀なトレーダーの売買をコピーして投資することもできる。また、そのユーザーが他人から優れたトレーダーと判断されれば、他人からコピーされて条件に応じた報酬を受け取ることもできるという。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

eToroがBNB・法定通貨ペアを追加

大手ソーシャル投資仲介プラットフォームのeToroは本日、世界最大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の独自通貨=BNB(バイナンスコイン)を仮想通貨プラットフォームへ上場させたと公式に発表した。

eToroは2014年にビットコインの先物取引を提供しはじめて以来、今回のBNBも加え、計13種類の仮想通貨が、仮想通貨/法定通貨、仮想通貨/仮想通貨のペアで取引されている。

なお本稿執筆現在、eToroは日本とアメリカではサービスを提供していない

  • BTC
  • ETH
  • BCH
  • XRP
  • DASH
  • LTC
  • ETC
  • ADA
  • MIOTA
  • XLM
  • EOS
  • NEO
  • BNB

バイナンスコイン上場の重要性

今まで、仮想通貨バイナンスコインは世界最大級の仮想通貨取引所の一つであるバイナンスでのみ扱われ、主に、取引手数料の割引特典や取引の基軸ペアとして利用されていた。

eToroのマネジングディレクターの一人であるGuy Hirsch氏は、仮想通貨メディアCCNとの取材にて、今回のバイナンスとの提携決定について、以下の様に述べた。

eToroは、明白なユースケース(使用事例)があるプロダクトと透明性のある商品開発ロードマップがある仮想通貨のみを上場させている。バイナンスチームは新しいエコシステムを構築するために革新的なインフラを構築しているので、この市場における需要は高いと考えている。

そして、バイナンスのCEOであるCZ氏もeToroによる上場に対し、以下のように喜びを示した。

我々は、バイナンスコインがeToroに選ばれたことを光栄に思っている。今回の上場により、BNBはこれからもより多くの(伝統金融に馴染みのある)人へ届くだろう。

バイナンスコインの普及

バイナンスは以前から、オーストラリアの決済専門スタートアップTravelbybitにおよそ2億8千万円を出資するなど、バイナンスコインによる決済手段を拡大することに注力していた。

また、先月シンガポールで開かれたConsensusカンファレンス内でCZ氏は、一年後には法定通貨も取引可能の取引所を世界に5~10設立する目標を発表している。

これに加えて、eToroによるBNB取引提供は、現物の取引ではないものの、今まで無かった法定通貨ペアの取引により,今後バイナンスコインに対する認識の増加と、現物に対する需要の増加が期待されている。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨取引所バイナンス、西日本豪雨被災地支援の寄付内容を公開
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが今夏行なった西日本豪雨被災地支援を目的とした募金活動について報告書を発表。ビックカメラ、広島県呉市やももたろう基金などが総額約5670万円分の寄付金支払いを仮想通貨で受けた。
2019年中に全大陸に2取引所を開設予定:世界最大取引所バイナンスの目指す先
9月19日、20日にかけて行われたCoinDesk Consensus Singapore 2018に仮想通貨取引所Binance CEOのCZ氏が登壇し、来年の今頃までに法定通貨と仮想通貨の取引を可能にする5~10つの取引所の設立を検討していることを明らかにした。先日発表された法定通貨シンガポールドルと仮想通貨の取引所もその計画の第一歩であるとされている。CZ氏は、その法定通貨と仮想通貨の取引所を開設して行く上で、現地規制局や銀行とのやりとりが大きな課題となっていることを明かした。そして、最終的な目標は分散型取引所の普及であると言及している。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/20 金曜日
07:15
キヨサキ氏「米利下げで金・銀・BTCの価格は上昇へ」
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、米FOMCの会合に合わせ、ゴールド、シルバー、仮想通貨ビットコインの価格が上昇しようとしているとXで予想。改めて購入を呼びかけている。
06:45
ドイツ政府、47の仮想通貨取引所を閉鎖 マネロン違反で
ドイツ警察当局は、マネーロンダリングを含む犯罪行為に関連しているとされる47もの仮想通貨取引所を閉鎖したことを19日に発表した。
06:15
ソラナの猫系ミームコイン「MEW」、韓国アップビットへ上場 価格高騰
韓国仮想通貨取引所大手アップビット(Upbit)は19日、仮想通貨ミームコイン「MEW」を新規上場した。
09/19 木曜日
17:48
「SECの仮想通貨規制は市場混乱を招く」米下院公聴会で厳しい批判
米国下院金融サービス委員会の公聴会で、証券取引委員会は「仮想通貨市場に更なる混乱と不確実性をもたらした」として、厳しく批判された。元SEC委員の証言では、議会主導の包括的な規制枠組みの必要性が強調された。
17:39
ゼロ知識証明の利点と課題:汎用性の高さと多彩なユースケース|WebX2024
WebX2024で業界トップの専門家が、ゼロ知識証明の可能性について語った。スケーラビリティ、プライバシー、セキュリティの向上から、AIや金融分野での革新的応用までの幅広いトピックで意見を交換した。
14:30
テザー社、これまでに不正ウォレット凍結で160億円を回収 市場シェアは75%に到達
テザー社が不正資金対策の成果を報告。世界180の当局と協力し、1,850以上のウォレットを凍結。USDTの市場シェアは75%に拡大。
14:08
FOMC後に上昇加速したビットコイン相場をプロが解説|寄稿:仮想NISHI
米連邦公開市場委員会(FOMC)後に上昇した暗号資産(仮想通貨)相場の今後の展望は? ビットコイン相場とデリバティブの最新データについて、SBI VCトレードのアナリスト「仮想NISHI」が解説した。
13:20
ソラナスマホ「チャプター2」、「Solana Seeker」へと改名 Helium無料サービスなど搭載
ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile」は19日、二代目のスマートフォン「チャプター2」を「Solana Seeker(ソラナシーカー)」へとリブランディングしたことを発表した。
12:55
Bitgetら2社、TONへの42億円の投資を発表
TONエコシステムの発展を支援することを目的に、BitgetとForesight Venturesが42億円の投資を発表。仮想通貨TONを大口保有者から入手することで投資を行うという。
11:20
三菱商事のDREAMが推進する不動産投資、トークン化されたSTファンドの新たな展開
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社、みずほリース株式会社、およびエムエル・エステート株式会社は18日に、適格機関投資家向け不動産STOファンドを組成した。
09:45
米SEC、仮想通貨DeFiプラットフォームRari Capitalと和解
SECがRari Capitalの利回りサービスの問題点を告発・和解。未登録ブローカー活動や誤解を招く宣伝などで和解に至った経緯を解説。
08:25
米FRB、0.5ポイントの大幅利下げを決定
米FRBはFOMCの会合で0.5ポイントの大幅利下げを決定。金融政策の転換がビットコインなどの仮想通貨相場の追い風となるか注目が集まっている。
08:05
米国初、ルイジアナ州政府 ビットコインライトニングに対応 
ビットコインの支払いの仕組みについては、政府間取引のための仮想通貨変換サービス「Bead Pay」によって米ドルに変換される。政府としては、ビットコインを直接保有したりしない。
06:55
トランプ氏、ニューヨークのバーで初めてのビットコイン決済
米国のドナルド・トランプ前大統領は18日、大統領選に向けたキャンペーンで、ニューヨーク市のバー「PubKey Bar」を訪問し仮想通貨ビットコインを使ってチーズバーガーを購入した。
06:20
仮想通貨ALEOとZETA、コインベースへ新規上場 価格高騰
仮想通貨取引所大手のコインベースは19日、2銘柄の新規上場を発表した。ZETAは価格が高騰している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア