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米ステートストリート、仮想通貨企業株式と先物運用の新ETFを申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨関連の新ETFを申請

米金融大手ステートストリート子会社のステートストリート・グローバルアドバイザーズ(SSGA)と暗号資産(仮想通貨)投資企業ギャラクシーアセットマネジメントは26日、協力して仮想通貨投資商品を開発していくと発表した。

SSGAは同日、米証券取引委員会(SEC)に「SSGAアクティブ・トラスト」いう名称のETFを申請している。ステートストリートがファンドの管理を監督し、ギャラクシーが日常業務を担当するものだ。

このファンドは、仮想通貨企業の株式、仮想通貨先物ETFおよび先物契約、現物仮想通貨投資信託に資産を割り当てる予定である。対象とする仮想通貨企業の例としては、ブロックチェーンソフトウェア開発者、ビットコインマイニング企業、取引所、仮想通貨決済処理業者などを挙げた。

ギャラクシーのグローバル資産管理責任者を務めるスティーブ・クルツ氏は、次のように説明している。

両社の専門知識を合わせることで、デジタル資産へのエクスポージャーを提供する新しいETFを作成し、より多くの投資家がデジタル資産にアクセスしやすいようにできる。

背景としては、ビットコイン現物ETFの取引開始以来、仮想通貨に対する投資家の関心は高まっているが、現物ETF以外の投資オプションも求められているところだと述べた。

ステートストリート・グローバルアドバイザーズのアンナ・パグリア最高ビジネス責任者は次のようにコメントした。

ギャラクシーと協力して、仮想通貨が多様な資産を持つポートフォリオで果たす役割について投資家に知識を広め、彼らにデジタル資産のさらなる成長とイノベーションに参加する機会を提供できることを嬉しく思う。

共同で開発する新しい仮想通貨ETFの管理・会計サービスは、ステートストリートの別の子会社である、ステートストリート・バンクアンドトラストが提供する見込みだ。

ギャラクシーと提携するステートストリート・グローバルアドバイザーズは、4.3兆ドル(約690兆円)を超える資産を管理する世界最大のETFプロバイダー企業の1つである。

関連: ビットコインETFは日本で買える?現物BTCとのメリット比較や関連銘柄の買い方も紹介

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

▶️仮想通貨用語集

ギャラクシーはイーサリアム現物ETFを申請中

ステートストリートは2021年にデジタル資産部門を立ち上げており、ビットコインなどの仮想通貨を保管するサービスや、株式トークン化ソリューションなどを提供している。

一方のギャラクシーデジタルは、ドイツ銀行DWSグループらと提携して、2024年にユーロ建てステーブルコインを発行する企業「AllUnity」を立ち上げる計画だ。

関連ドイツ銀行DWS、ギャラクシーデジタルらとユーロ建てステーブルコイン発行へ

ギャラクシーデジタルはInvesco(インベスコ)と共同でイーサリアム現物ETFを米SECに申請しているところでもある。

関連イーサリアム現物ETF、米SECが独立記念日までに承認する可能性浮上

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