はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨 OmiseGoとは|今後の将来性と特徴を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ICOから1ヶ月で14倍の価格上昇を記録した仮想通貨
1ヶ月で14倍の価格上昇を記録して話題に。
タイで普及している決済システム「Omise」
Omiseを使えば銀行口座やクレジットカードがない人でも仮想通貨で簡単に送金・決済可能に。
目次
  1. OmiseGoの概要
  2. Omiseとは?
  3. OmiseGoってどんなもの?
  4. なぜOmiseGoがタイで普及しているのか?
  5. 日本でOMGを取り扱っている暗号資産取引所
  6. OmiseGoの今後

OmiseGoの概要

OmiseGoは、東南アジアで展開されているオンライン決済システム「Omise」で使用される仮想通貨トークンです。

これはイーサリアムのブロックチェーンを利用しているERC20トークンです。

ICOから1ヶ月で14倍の価格上昇を記録し、注目を集めました。

本記事では、OmiseGoを発行している「Omise」について解説します。

通貨コード OmiseGo(OMG)
プロジェクト名 Omise
取引開始日 2017年6月23日
承認アルゴリズム Proof of Stake
発行上限 140,245,398 OMG
公式サイト 公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
White paper White paper(英語) White paper(日本語)

Omiseとは?

日本人起業家の長谷川潤氏が立ち上げた「Omise」という企業が提供するオンライン決済システムです。

企業の拠点はタイのバンコクにあり、2013年に設立されました。

この決済システムにより、モバイル端末同士で送金でき、銀行口座を持たなくても簡単に送金できるようになり、店舗でOmiseGoを通貨として支払うことができるようになりました。

Omiseは東南アジア向けに展開されていて、タイでは3分の2のモバイル会社がOmiseのサービスを使っているそうです。

その後、日本、シンガポール、インドネシアなどでビジネスを拡大中で、現在アジア·太平洋領域の近隣諸国への事業拡大を狙っています。

SBI、SMBCといった大手企業からも出資を受けており、今後期待されているということがうかがえます。

OmiseGoってどんなもの?

簡単に言えば、モバイル端末同士で送金・決済できるウォレットアプリケーションで使う仮想通貨です。

現在の決済システムは金融機関ごとに異なるシステムが使用されているため、手数料が多く取られたり、取引に時間がかかるなどのデメリットが存在します。

OmiseGoはそれを解決するために新たなネットワークを開発しました。OmiseGoのネットワークを使えば、国や金融機関をまたいで低コストでリアルタイムに決済できるようになります。

つまりOmiseGoのネットワークを使用したアプリを搭載したスマートフォンを持っていれば、銀行口座やクレジットカードがない人でも仮想通貨で簡単に送金・決済できます。

なぜOmiseGoがタイで普及しているのか?

タイの画像

日本で暮らしていると銀行口座やクレジットカードを持っていることが当たり前という感覚があると思いますが、タイや東南アジアでは銀行口座を開設するのにもお金がかかるため、口座を開けない人やクレジットカードを持てない人が多く存在します。

そこで良い決済システムが無いかと考え出されたのが「Omise」です。

タイや東南アジアでは銀行口座やクレジットカードを持っている人は多くありませんが、スマートフォンは誰もが持っているものです。

それならスマートフォンから仮想通貨(OmiseGo)で送金、決済が出来るようになれば便利になりますよね。

タイや東南アジアではこのような需要が高かったのでOmiseGoが流行ったのです。

日本でOMGを取り扱っている暗号資産取引所

20年7月22日にGMOコインがOmiseGoの独自通貨、OMGの取扱を発表しました。それに続き、21年7月現在、coincheckなど合計4社がOMGを扱っています。

関連:国内初、GMOコインに仮想通貨オーエムジー(OMG)上場

関連:コインチェック、仮想通貨オーエムジー(OMG)新規上場へ

OmiseGoの今後

「Omise」は主に、アジア·太平洋領域の近隣諸国へ進出しています。

Omiseを運営するOmise Holdingsは、20年4月にSYNQAへ名称変更を行い、同年6月にはトヨタなどから資金調達を行いました。今後は、キャッシュレス化が加速するアジアでの事業拡大を進めるようです。

関連:Omiseホールディングスが「SYNQA」へ社名変更、アジア市場でのフィンテック領域を強化

関連:SYNQA(旧Omise Holdings)、トヨタや三井住友銀行などから86億円調達

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/25 火曜日
06:40
大手予測市場ポリマーケット、ソラナへ展開
仮想通貨利用の大手予測市場「ポリマーケット」がソラナでの入金サービスを開始。高速・低コストなブロックチェーンを追加し、ユーザーの利便性と選択肢を拡大。
06:25
トランプメディア企業TMTG、「米国製」テーマの仮想通貨ETF開発へ 仮想通貨取引所と提携
トランプ・メディア・グループと仮想通貨取引所Crypto.comが戦略的パートナーシップを締結。ビットコインやCronosを含む革新的なETFを今年後半に市場投入予定である。
06:10
ドージコイン、1000万DOGEの公式準備金設立で実用化へ一歩前進
ハウス・オブ・ドージが1000万の仮想通貨ドージコインの準備金を設立。日常的な決済手段としての可能性を追求し、低コストで効率的な新しい支払いソリューションを目指す。
05:45
ストラテジー社、買い増しでビットコイン保有数50万BTC突破
米ストラテジー社は24日、6,911 BTCの仮想通貨ビットコインをさらに追加購入したことを公表し、BTC保有数が50万枚を超えた。
03/24 月曜日
16:46
メタプラネットが150BTCを追加購入
メタプラネットがビットコイン保有を3,350BTCに拡大。ゼロクーポン社債や新株予約権を活用する「21ミリオン計画」を推進。発行規模や投資家リスクの視点から解説。
13:54
2023年に仮想通貨NIDTのIEO上場した「coinbook」が社名変更へ BACKSEAT子会社に
暗号資産取引所「coinbook」を運営する株式会社coinbookがBACKSEAT社による買収を発表した。4月21日より「BACKSEAT暗号資産交換業株式会社」に社名変更し、新経営体制のもとでWeb3領域の拡大を目指す。
13:31
東京都カーボンクレジットマーケット、25日から運用開始
東京都が中小企業の脱炭素化を支援する「東京都カーボンクレジットマーケット」を3月25日に開始。ブロックチェーン技術を活用し、無料で利用可能な独自プラットフォームでカーボンクレジット取引を簡素化。
12:20
ゴールド(金)建てステーブルコインは米ドル建てを凌駕する可能性 マックス・カイザー氏が予測
ビットコイン支持者マックス・カイザー氏が金建てステーブルコインの将来性について見解。脱ドル化の動きやインフレを背景にドル建てステーブルコインより有利になると意見している。
12:08
膠着状態のビットコイン、ETFの資金流入は回復傾向が顕著に
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインは8.5万ドル台で膠着状態が続くも、現物ETFへの資金流入は力強く回復している。わずか数週間前の大規模資金流出から一転、投資家心理に改善の兆し。対照的にイーサリアムETFからは資金流出が続き、両者の格差は拡大傾向に。
10:16
フィデリティ、米ドル建てMMF「FYHXX」のイーサリアム上トークン化を申請 
米資産運用大手フィデリティが、米ドル建てMMF「FYHXX」を仮想通貨イーサリアムのチェーンでトークン化することをSECに申請した。成長するRWA市場での新たな展開を解説する。
09:00
カルダノ創設者ホスキンソン氏が語るトランプ政権の仮想通貨政策と今後の展望
カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏が、トランプ政権の仮想通貨政策、SpaceXとの提携計画、日本の税制などについて語った独占インタビュー。仮想通貨の課題についても話している。
03/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トランプ演説の失望売りでBTC50万円下落やXRP現物ETFのローンチ予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|リップル社CEOの対SEC裁判終結宣言に高い関心
今週は、スタンダードチャータードによる仮想通貨イーサリアムの価格予測の下方修正、リップル社CEOによる対SEC裁判終結宣言、トランプ大統領のカンファレンスでの発言に関するニュースが最も関心を集めた。
03/22 土曜日
13:40
豪政府、仮想通貨のイノベーション促進政策へ 4つの計画を発表
オーストラリア財務省が仮想通貨を含むデジタル資産のイノベーション促進策を発表した。取引所規制やステーブルコイン枠組みなど4つの戦略で世界的リーダーを目指す。
13:05
トランプ大統領のサックス特命官、UAE高官と仮想通貨・AI投資協力を協議
米ホワイトハウスのサックス特命官がUAEタヌーン氏と会談。AI、仮想通貨、技術投資について協議し、「スターゲート」プロジェクトへの70億ドル投資準備が報じられた。両国の技術・経済分野での協力強化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧