はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ソーシャルネットワーク・サービス系の「dApps」9選:サービス内容を解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ソーシャルネットワーク・サービス系の「dApps」を解説
Web3.0を象徴する、dApps(ブロックチェーンアプリ)。認知度こそ高くないものの、非常に便利なサービスも無数に存在している。今回は、ソーシャル系で有望な「dApps9選」を紹介する。

ソーシャルネットワーク・サービス系の「dApps」を解説

Web3.0を象徴する、dApps(分散型アプリケーション、ブロックチェーン・アプリケーション)は、認知度こそ高くないものの、非常に便利なサービスは無数に存在している。今回は、テーマごとに分けて有望なdAppsを紹介する。

この記事では、ソーシャルネットワーク・サービス系のdAppsを解説している。

1:AKASHA

出典:公式サイト

公式サイト

AKASHAは、現実世界で保障されている発言権などの「基本的人権」がコードでも保障されうると信じており、その実現に向けて開発が続けられているソーシャルネットワークプロトコルだ。

記事を投稿することで、ブロックチェーン上にデータが保存されていく。記事はIPFS(分散ストレージ)に書き込まれていくために改ざんすることも、国の検閲を受けることもない。AKASHAでは良質なコンテンツを売買することもできる。

2:YOURS

公式サイト

Yoursは、インターネット上にあるコンテンツの質を高め、人々が好きなことをして稼げるようにするためのツール開発を進めている。

Yoursでは、ユーザーが読み手にとって価値ある投稿をすることで、書き手はビットコインキャッシュ(BCH)を稼ぐことができる。記事自体に値段をつけることも可能だし、読み手が高評価した記事に、お礼の気持ちとしてビットコインキャッシュ(BCH)を送ることもできる。

3:investFeed

出典:公式サイト

公式サイト

investFeedは、仮想通貨にまつわることすべてに関する「震源地」であり、”One Tab”ソリューションを提供し、仮想通貨の愛好家、プロ、プロジェクト間の情報交換をよりスムーズにする。

その情報には、サードパーティのAPIを介したマーケットデータ、ネット上で交わされる感情、ニュース、情報、アセットポートフォリオなどが含まれる。つまり、investFeedさえあれば、仮想通貨市場を渡り歩く上で不可欠な情報を一挙に入手できる。

4:Matchpool

出典:公式サイト

公式サイト

マッチメイキング(人や組織同士をつなげること)は、あらゆるサービス産業で重要な要素。

人の関わりは、信頼に基づく。Matchpoolはメンバーが自身の信頼や評判を可視化し、活用できるようにする。これまでは人間関係そのもの、その中で培った信頼や評判を、他の関係性で活用することができなかった。

Matchpoolは、これらの価値を他の分野にも活用し、ブロガーやスタートアップはもちろん、人と接するすべての場面で、これまで培った信頼などを適用可能にする。

5:qbao

公式サイト

Qbaoは、中国で開発された仮想通貨ウォレット。様々な仮想通貨の利用(支払い、決済)やトークン交換に対応している。

それだけではなく、ソーシャルネットワーキング機能、ニュースや引用の配信、DAPPストア機能などを備えている。これらにより、どのブロックチェーン、どの仮想通貨を使うかに関係なく、仮想通貨の利用体験をあらゆるユーザーに提供する。

このウォレットを使うことで、デジタルエコノミーに触れるだけなく、生活で仮想通貨を利用しやすくなる。

6:crypviser

公式サイト

Crypviserは、プライバシーを守ることを主眼にして開発されたコミュニケーションネットワークだ。

これにより、ブロックチェーン上での生活やビジネスに関するやりとりがセキュアになる。Crypviserが開発したセキュリティプロトコルは、あらゆるプライバシーに関する脅威に対応できるように設計されている。

インスタントメッセージ機能や音声通話だけでなく、ウォレット機能も備えている。これらの利用には、SMS認証や電話番号を必要としない仕組みを採用している。

7:APPICS

公式サイト

APPICSは、次世代ソーシャルメディアになることをモットーに開発が進んでいるdApp。APPICSでは投票システムを導入し、ネットワークの品質を維持する仕組みを導入している。コミュニティ内でコンテンツを評価する投票をすることで、コンテンツ作成者のみならず、投票者もトークンを稼ぐことが可能。

数秒以内にユーザー同士でトークンのやりとり可能。また、ソーシャルメディアアプリケーションをウォレットに埋め込んでいる初のアプリでもある。

8:QunQun

公式サイト

QunQunは、ブロックチェーン技術を活用したソーシャルコミュニティ・プラットフォーム。ユーザーはそれぞれの手間にそったコミュニティを、コーディングなどすることなく作成できる。

そして、そのコミュニティにコンテンツを提供することを通じて、リワードプールからトークンを受け取る。このプラットフォームでは、コミュニティの売却も可能だ。もしあるユーザーのコミュニティで非常に活発な交流がされており、有益な情報がやり取りされている場合、高値で売却することもできる。アプリのUIはTwitterに似ており、非常に使いやすい。

9:ALIS

出典:公式サイト

公式サイト

信頼できる記事と人々を明らかにする、全く新しいソーシャルメディアを作ることを目指しているALIS。

従来のメディアでは、広告のためのコンテンツ、信頼していいのかどうかわからない情報にうんざりしている人も少なくない。

ALISに登録し記事を投稿すると、それを読んで「役に立った」と思ったユーザーからALISトークンを受け取れます。また、自分自身が他の記事に「いいね」をすることでもトークンを得られる。

現在はβ版が公開されており、実際に投稿されている記事を読むことが可能だ。

ALISは、プラットフォーム上で起こった障害・事件についても記事として公開しており、利用者が安心して利用できるプラットフォームづくりに尽力している様子が伺い知れる。

あとがき

これまで数値化しにくかった「信用」「信頼」「人間関係」も、技術が進歩することで可能になってきた。

ブロックチェーン技術を活用することで、数値化だけではなく、その価値を他のものに移転することが可能となる。

一部ですでに提言されているが、どれだけの資産を持っているかではなく、どれだけ多くの人から信用されるか、頼られること(信用持ち)の方がより重要な社会になるのは、信用力を価値としてやり取りされるようになってからだろう。

その未来は、もしかするとそこまで遠くないのかもしれない。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:21
初心者向け|仮想通貨取引所のKYC手続きとは?スマホでできるeKYCの流れと注意点
口座開設の必須手順 暗号資産(仮想通貨)取引所を利用し始めるには、口座開設時に「KYC(本人確認)」と呼ばれる手続きが必要です。これは、ユーザーの身分確認や、利用目的の確認を通…
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧