ETH相場に追い風か
Arkhamによると、ブラックロックとフィデリティなどの金融大手が運用するイーサリアムの現物上場投資信託(ETF)が、過去2日間で5億ドル(760億円)相当のイーサリアム(ETH)を購入。両社は主にコインベースまたは同社の機関投資家向け仮想通貨サービスプラットフォームPrimeを通じて購入を行ったようだ。
ブラックロックのETHA(Ethereum Trust)とフィデリティのFETH(Fidelity Ethereum Fund)は、現物イーサリアムETFの中でトップクラスに位置し、11月30日に観測された過去最高の資金流入を主導。12月10日の取引量は、ETHAが3億7,240万ドル、FETHが1億370万ドルに達した。
この大規模な資金流入の背景には、機関投資家の仮想通貨市場への関心の高まりがある。特にイーサリアムは、スマートコントラクト機能や分散型金融(DeFi)エコシステムにおける重要性から、投資家の資金流入を加速させている。
関連:イーサリアム 年内に5000ドル到達できるか 予測市場の確率やアナリスト見解
米国証券取引委員会(SEC)が5月23日、ブラックロックとフィデリティを含む8つの現物イーサリアムETFを承認。このマイルストーンは、機関投資家のETH市場への本格参入を象徴する出来事として期待を高めた。
12月12日執筆時、ETHは3,823ドルで取引されており、過去24時間で6.1%の価格上昇を記録。
関連:イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び
-
24/12/03
-
24/09/20
-
24/10/19