はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

DeFi大手ユニスワップ、ロビンフッドらと提携し仮想通貨の迅速な現金化を実現

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スムーズな売却、口座入金が可能に

大手分散型取引所(DEX)Uniswap(ユニスワップ)は27日、ユーザーが暗号資産(仮想通貨)をスムーズに現金化して受け取れるようになったと発表した。

投資アプリのロビンフッドや、決済アプリのMoonpay、Transakと提携。ユーザーがこの機能に対応するトークンを売却し、受け取った現金をそのまま銀行口座に入金できるようにした形だ。

この機能は、180か国以上で展開される。iOSとAndroidではすでに利用可能になっており、まもなくユニスワップの拡張機能やウェブ版アプリにも導入される見込みだ。

DEXとは

ブロックチェーン上に構築される非中央集権型取引所。「分散型取引所」の英訳である「Decentralized EXchange」から「DEX」とも呼ばれる。中央管理者を介さずに当事者間で直接取引を行う。

ユニスワップは、仮想通貨を売却して現金化する場合、これまでは売却のため自己管理型ウォレットから正しい宛先アドレスを確認した上で中央集権型取引所に送金するなど面倒な手続きが必要だったと述べた。

こうした作業を省き、わずか数回のクリックで仮想通貨を現金として銀行に受け取ることができるようになったとしている。

具体的には、最新バージョンのユニスワップ・ウォレットで売却ボタンをタップし、現金にしたいトークンを選択。この際、今回のオフランプ機能に対応したトークンを選び、ロビンフッドなど利用するアプリをタップする。こうした簡便な操作のみで現金を銀行口座に入金することができる。

なお、今回ユニスワップと提携する仮想通貨決済プロバイダーTransakは、昨年1月に決済大手Visa(ビザ)とのパートナーシップも結んでいる。

これにより、ユーザーはメタマスクやコインベースのウォレットで保有する仮想通貨を売却し、現金にしてVisaの口座に送金することが可能となった。仮想通貨を法定通貨にして、迅速に出金できるようにしている。

関連VisaとTransak提携、日本以外の145カ国で仮想通貨の法定通貨出金を可能に

ユニスワップの進化

ユニスワップは今月1日、新バージョンとなるV4プラットフォームを公開したところだ。

V4では、特に流動性プールの運用コストを99.99%削減している。また、開発者がプール、スワップ、手数料、流動性ポジションをカスタマイズできるモジュラープラグインである「フック」機能も導入した。

関連大手DEXユニスワップ、V4プラットフォームを公開 取引最適化へ

その後11日には、イーサリアム(ETH)の独自L2チェーン「Unichain」のメインネットを立ち上げている。DeFi(分散型金融)向けに設計されており、リキッドステーキングプロトコル「Lido」など100近いプロダクトが構築されている。

ユーザーが安価な手数料で処理の速いサービスを利用できるようにすることを目的とするものだ。ユニスワップは、DeFiを復興させるとも意気込みを示した。

ちょうど米証券取引委員会(SEC)も、ユニスワップへの調査を終了しており、DeFiには規制面での安心感が高まっているところだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。
09/17 水曜日
18:00
日本でステーブルコイン普及のハードルと可能性は?|WebX2025トークセッション
WebX2025で日本円建てステーブルコインの普及をめぐるパネルセッションが開催された。専門家がステーブルコインの課題やユースケース創出をめぐって徹底議論した。
17:43
メタプラネット、「Bitcoin.jp」ドメインを取得 「ビットコインジャパン」も設立
メタプラネットは「Bitcoin.jp」を戦略的に取得し、新会社を設立。国内ビットコイン事業の拡大と収益基盤強化を目指す。
15:15
ビットコイン・スタンダード著者、アルゼンチン・ミレイ政権の経済政策を「ポンジスキーム」と指摘
ビットコイン・スタンダード著者のサファディーン・アモス氏が、アルゼンチンのミレイ政権の経済政策を「国家規模のポンジスキーム」と痛烈に批判。キャリートレードによる金融システムの崩壊リスクと、自由主義政策の矛盾を解説した。
13:30
11年間休眠のビットコインクジラが1000BTC移動、170億円相当
11年以上休眠していたビットコインクジラが17日朝、1000BTCを4つの新しいアドレスに移動したことがオンチェーンデータで判明した。
11:40
コインベース、銀行の「預金流出」懸念を否定 ステーブルコイン規制めぐり反論
米仮想通貨取引所大手コインベースが銀行業界のステーブルコイン規制変更要求に対し、預金流出は根拠のない神話だとする反論文書を発表した。
10:45
米ビットコイン法案承認に向けた円卓会議、セイラー会長らが出席
米連邦議会でビットコイン法案の円卓会議が開催され、ストラテジーのマイケル・セイラー氏らが出席。この法案では米政府が合計で仮想通貨ビットコインを100万BTC購入することなどが提案されている。
10:02
米国と英国、仮想通貨市場などで連携強化を協議=報道
ベッセント米財務長官、リーブス英財務相が仮想通貨分野での連携強化を協議した。リップル社なども出席した会合で、英米テックブリッジ関連で話し合いが行われた。
09:40
バイナンス、米司法省との監視官解除交渉が進行中=報道 
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが43億ドルの和解合意で課された外部監視官の要件が解除される可能性について米司法省と協議していることが報じられた。BNBが上昇。
08:40
サークル、ハイパーリキッド上でUSDC展開へ HYPE投資も実施
大手ステーブルコイン発行企業のサークルがデリバティブ取引DEX最大手のハイパーリキッドでUSDCのネイティブサポートを開始すると発表した。
08:10
米SECの仮想通貨ETFの新たな上場基準、10月にも適用開始か
Bitwiseの最高投資責任者は、米SECの仮想通貨ETF上場の汎用的なルールが10月にも適用される可能性があると分析。それによって多くの仮想通貨ETFが誕生する可能性があると述べた。
07:55
イーサリアム、DAT企業からの恩恵で優位性維持か スタンダードチャータード分析
スタンダードチャータード銀行のジェフリー・ケンドリック氏が、デジタル資産トレジャリー企業の台頭においてイーサリアムがビットコインやソラナより有利になると分析した背景と、mNAV低下による業界への影響について解説。
07:00
NYSE上場のクリーンコア、1億ドージコインを追加取得し総保有量6億DOGEを突破
NYSE American上場企業のクリーンコアソリューションズが16日に1億枚のドージコインを追加取得し、公式ドージコイン・トレジャリーの総保有量が6億枚を超えたと発表した。
06:25
米国でXRPとドージコインETFが今週上場予定か、専門家の見解は
米国でXRPとドージコインのETFが今週木曜日に上場予定と報じられた。1940年投資会社法を活用した新しい仕組みで、ケイマン諸島子会社を通じた投資構造を採用。
05:55
トム・リー予測、FRB利下げでビットコインとイーサリアムが3ヶ月以内に大幅上昇か
ETHトレジャリー企業ビットマインの会長でもあるトム・リー氏がCNBCで、FRBの利下げによりビットコインとイーサリアムが今後3ヶ月で大幅な上昇を見せる可能性があると予測した背景と根拠を詳しく解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧