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米金融大手キャンターフィッツジェラルド、ビットコイン融資事業のカストディアンを決定 Anchorage DigitalとCopperを選定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン融資事業で進展

米金融大手キャンターフィッツジェラルドは11日、同社が行う暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のグローバルな融資事業において、Anchorage DigitalとCopperが担保の管理とカストディを担当すると発表した。

キャンターフィッツジェラルドは両社のセキュリティを高く評価しており、顧客のデジタル資産を保護するための回復力や冗長性を提供してくれるだろうと期待を示している。

カストディとは

投資家らの代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語。

キャンターフィッツジェラルドは、現在の米トランプ政権で商務長官に就任したハワード・ラトニック氏が率いてきた企業。ラトニック氏はビットコインのファンであることを公言している。

同社がビットコインの融資事業を計画していることは以前から伝わっていた。これからビットコインを保有する機関投資家を対象に融資サービスを提供しようとしている。

関連:米金融大手キャンター・フィッツジェラルド、ビットコイン貸付・融資事業でテザーからの支援検討か

キャンターフィッツジェラルドでビットコイン融資部門のトップを務めるマイケル・カニンガム氏は、今回の発表で以下のようにコメントした。

業界をリードするAnchorage DigitalとCopperのセキュリティソリューションは、我々の顧客にデジタル資産の最高のカストディサービスを提供することをサポートしてくれるだろう。

融資事業は20億ドル(約2,960億円)規模で開始し、その後に規模を大きく拡大していきたい。

協業企業の概要

Anchorage Digitalは、カストディからトレーディング、ステーキング、決済など、機関が安心してデジタル資産市場に参入できるプラットフォームを提供している。

公式サイトではセキュリティの高さを主張しており、また、Anchorage Digital Bankは、米通貨監督庁が認可した唯一の仮想通貨ネイティブの銀行として知られる。

Copperはデジタル資産における機関のスタンダードを構築しようと取り組んでいる企業。機関向けにカストディや担保管理などのサービスを提供している。

Anchorage Digitalのネイサン・マッコーリーCEOは今回の発表に以下のコメントを寄せた。

今回のパートナーシップは、ビットコイン融資のエコシステムにとって大きな一歩。このエコシステムは、政府の規制下にあるカストディの安全性やセキュリティが基盤となる。

我々は、伝統金融と仮想通貨の良い点を組み合わせ、機関を対象にビットコインの可能性を広げていく。

また、CopperのグローバルCEOを務めるアマール・クチナド氏のコメントは以下の通り。

機関投資家の間では、ポートフォリオを多様化したり、デジタル資産市場への安全な参入方法を見つけたりする動きが強まっている。

今回の重要なパートナーシップで、高度な金融ソリューションへの需要の高まりに応えることができるだろう。

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