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The Blockchain Groupら2社、計370億円超の資金調達を発表 ビットコイン買い増しへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン保有を拡大へ

欧州初のビットコイントレジャリー企業であるThe Blockchain Group(ブロックチェーングループ)は17日、新株発行により720万ユーロ(約12億円)を調達し、ビットコイン(BTC)保有を拡大すると発表した。

この増資計画は、同社が9日に発表した、フランスの資産運用会社で株主でもあるTOBAMとの3億ユーロ(約500億円)のアット・ザ・マーケット(ATM)プログラムの一環である。

ATM型プログラムとは、企業が既存の株式市場を通じて、逐次的に新株を発行・売却する仕組みだ。これにより、TOBAMは毎日市場終了後に、ブロックチェーングループに新株の発行を要請することができる。

今回、株主総会で承認された決議に基づき、ブロックチェーングループのCEOは、2025年6月16日、1株当たり平均約4.49ユーロの引受価格で約160万株の新普通株式を発行することにより、総額約719万ユーロの増資を行うことを決定した。

同社は先週、ビットコイン財務戦略推進のため、約970万ユーロ(約16億円)の株式および転換社債を発行することも発表している。

Bitcointreasuries.netによると、同社は現在1,471 BTC(時価224億円相当)を保有しているところだ。

Foldも364億円の資金枠を確保

ビットコイン金融サービス企業のFoldも17日、ビットコイン保有拡大のため2億5,000万ドル(約364億円)の株式購入枠を確保したと発表した。これによる純収益を、主に企業財務におけるビットコインの追加取得に充当する予定だ。

Foldは、この購入枠の利用を義務付けられてはおらず、引き出しのタイミングと金額をコントロールしているとも述べた。

2019年に設立されたFoldはウォレット会社としてスタートし、その後、ビットコインキャッシュバック特典を提供するデビットカード「Fold Card」やビットコインギフトカードなど幅広い金融サービスへと事業を拡大してきた。

Foldは約1,490BTC(時価227億円相当)を保有している。

特に昨年末に米国の会計規則が変更され、バランスシート上の暗号資産(仮想通貨)の含み益を計上することが可能となってから、ビットコイン財務戦略を採用する企業は増えている。

このことについては、小規模な上場企業が短期間で株価を上げるために投機的なビットコインやアルトコインの購入を行っているとリスクを指摘する声も上がっているところだ。

一方で、ビットコイン初期投資家ブラッド・ミルズ氏は、上場企業だけでなく政府もビットコインを購入し始めており、ビットコインには希少資産として「飽くなき」需要があると述べた。今後さらなる大幅上昇があるとの強気見解を示している。

関連:ビットコイン価格、「セイラー・サイクル」でさらに100倍上昇の可能性 専門家が議論

米国では、ニューハンプシャー州で平均時価総額が5,000億ドル(約73兆円)を超えるデジタル資産に対して、州の公的資金の5%以内で購入・保有を認める法案が成立した。

また、テキサス州でも同様のビットコイン準備金法案が可決。この法案への知事署名期日は22日に迫っている。アボット知事が仮に署名も拒否権行使もしなければ、自動的に法律として成立する見込みだ。

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