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XRPL Japanが発足一年の歩みと技術的優位性を解説|TEAMZ SUMMIT 2026

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRPL Japanが主催するXRP Ledger特化カンファレンス「XRP TOKYO 2026」が4月7日、東京・八芳園で開催された。TEAMZ SUMMIT 2026の併催イベントとして5・6階フロアを舞台に行われ、国内外から多数のスピーカーが登壇した。

1000%の熱量で迎えた、発足一年

XRPL Japan代表理事の古川舞氏は、開会挨拶でこの一年を率直に振り返った。

「私たちは本当に小さなチームで、それぞれフルタイムの仕事を持ち、家庭もある中で、100%どころか1000%のエネルギーと時間と労力を込めて準備してきました」

XRPL Japanの発足を発表した昨年2025年のTEAMZ SUMMITから一年。ハッカソン・ミートアップの開催、開発者育成プログラム、月2回のライブ配信など精力的な活動を展開した結果、XのフォロワーはTEAMZ 2025登壇時から2倍に増加。コミュニティは着実に成長を続けている。

加えて、今日の開催を支えた存在としてコミュニティへの感謝も述べた。

「何より、私たちの一番の支えであるコミュニティの皆さんの力があってこそ、今日この日を迎えることができました」

📰 関連記事:XRPレジャー国内採用の促進へ、XRPL Japanが始動|TEAMZ WEB3 AI SUMMIT

XRP Ledgerの技術的優位性

古川氏がメインステージで力を入れて解説したのが、XRP Ledger自体の特徴だ。リップル社開発の暗号資産(仮想通貨)であるXRPの知名度に比べ、ブロックチェーンとしての強みはまだ十分に知られていないと感じているという。

特に強調したのが世界初のプロトコルレベルDEXだ。UniswapなどのDEXが各プラットフォームに複数存在するのと異なり、XRP LedgerにはDEXがただ一つ。すべてのユーザーが同じ取引所を共有し、オーダーブックとAMM(自動マーケットメーカー)を組み合わせることで、1トランザクションで最適価格のスワップが可能だ。プロトコルレベルの実装ゆえ脆弱性が生まれにくく、安全性も高いとされる。

そのほかの主な特徴は以下の通り。

  • 低コスト:1トランザクションあたりの手数料は1円未満
  • 歴史ある基盤:2012年創設、ビットコインに次ぐ歴史を持つ
  • 量子耐性対応:テストネット上で耐量子暗号への対応を進行中
  • RLUSD:Ripple社発行、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)認可のステーブルコイン
💡 用語解説:DEX(分散型取引所)
中央管理者を持たない取引所。XRP LedgerのDEXはブロックチェーンのプロトコル自体に組み込まれており、構造的に安全性が高いとされる。UniswapなどのDEXとは異なり、XRP Ledger上にはDEXがただ一つしか存在しない。

XRPLのNFT市場

他チェーンでNFT(非代替性トークン)が厳しい状況にある中、XRP Ledgerの国内NFT市場は異なる動きを見せている。2024年から2025年にかけて市場規模は前年比2〜3.7倍に拡大。国内アーティスト72名のうちトップ3が市場全体の約60%をけん引し、最高売上は1アーティストで約570万円に達する。海外からの購入も顕著に増加しており、日本発コンテンツのグローバルな存在感が高まっている。

おわりに

「これからも変わらず頑張ってまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。今日は思いっきり楽しんで帰ってください」

小さなチームが積み上げてきた一年間の努力は、XRP TOKYO 2026という形で結実した。日本発のXRPLエコシステムが、静かに、しかし確実に世界へ存在感を示しつつある。


TEAMZ SUMMIT 2026

Web3とAIをテーマとした国際カンファレンス。4月7〜8日に東京・八芳園で開催され、国内外から1万人規模の参加者を見込む。今回は8回目の開催で、メインステージのほかXRP Tokyo 2026(4月7日)、WayToAGI(4月8日)などの併催イベントも実施される。

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