CoinPostで今最も読まれています

dAppsのイーサリアム取引量が過去最高記録を更新|ゲーム市場では国内がリード

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

dAppsのイーサリアム月間取引量が過去最大に
dAppsにおける仮想通貨イーサリアムの取引量は先月、776,000ETHに達して4ヶ月連続続伸。昨年12月に記録したATHを更新した。分散型取引所やギャンブルアプリ領域が特に急伸しているという。

dAppsのイーサリアム月間取引量が過去最大に

デジタル資産のキュレーションデータプラットフォームであるdiarによれば、分散型アプリケーション(dApps)におけるイーサリアムの取引量は先月、776,000ETH(150億円相当)となり、4ヶ月連続で続伸。昨年12月に記録したATH(過去最高記録)を更新した。

出典:Diar

dAppsとは、Decentralized Applicationsの略で、従来のアプリケーションをオープンソースの「ブロックチェーンベース」で構築していく仕組みのことだ。dAppsゲームであれば、入手したデジタルアセットの価値を高めて売買することもできる。

取引量の内訳では、主にForkDeltaなどの分散型取引所(DEX)とギャンブルアプリケーションの出来高が膨らんでいるという。

Dapp.comの2018年Dappマーケットレポートでは、dAppsの市場規模は67億ドル(7400億円)に達し、iOS上で構築された65,000を超えるモバイルアプリの売上高は42億ドル(4600億円)に及んだ。

その内、2018年第4四半期以降は、ブロックチェーンで公平性が証明されていることでキラーアプリとなった「ギャンブルアプリ」の台頭が目覚ましく、2018年の総取引量の約44%となったほか、総取引量の約40%を分散型取引所(DEX)が占めた。dapp.comの分析レポートでは、大手仮想通貨取引所での高額の上場手数料を避けるため、多くのトークンがDEXで取引されている現状もあると指摘している。

開発者の興味も衰えておらず、イーサリアム上に構築するプログラムを構築するために必要なスマートコントラクト開発フレームワーク「Truffle Framework」は、四半期ごとの伸びが持続しており、ダウンロード数は史上最高を記録している。

出典:Diar

ETHのdAppsゲーム市場は日本がリード

海外サイトdappradarを確認すると、ETH系のdAppsでは、日本発のブロックチェーンゲームである「マイクリプトヒーローズ」が直近1位となっている。

出典:dappradar

運営するdouble jump.tokyo株式会社は昨年11月30日、My Crypto Heroesのクラウドセールを開始、わずか1時間で360ETH(当時レートで500万円)の売上を記録。最終販売実績で、962.6ETH(1,000万円)となった。

また、同じく日本発のブロックチェーンゲームで、先日iOS版をローンチするなど頻繁にアップデートを行っている「くりぷ豚」が14位にランクインしている。

出典:dappradar

くりぷ豚では、交配して誕生させることが可能な、最大3京6,000兆通りの豚(トン)を仮想通貨イーサリアムで売買できるほか、育成した後、競馬のようにレースに出場させることができ、上位入賞したオーナーに豪華賞品提供するなどして人気を博している。

CoinPostのインタビュー記事

【前編】世界No.1ブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」開発者インタビュー|500ETH(800万円相当)のランド4種が完売
仮想通貨ETH使用した国産ブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」の開発者にインタビューを実施。最大の魅力である「士農工商エコシステム」の仕組みや、ついにクラウドセールを開始した「ランド」の裏話、国内外のブロックチェーンゲームの市場拡大について伺った。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧