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フィナンシェ、FNCTステーキングを本日より提供開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

フィナンシェトークン、ステーキング対応へ

2023年3月16日、国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックの「IEO」第2弾として上場して注目を集めたフィナンシェトークン(FNCT)。

そのFNCTのステーキングサービスが、2023年7月13日より提供開始されます。 今回フィナンシェが提供するFNCTステーキングは、所定の手続きを行いFNCTを長期保有することで、どなたでも参加でき、報酬を得ることが可能です。

IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)とは、デジタルトークンの発行を通じて行う資金調達手段の一種です。

暗号資産交換業者(仮想通貨取引所)による審査・サポートを通じてプロジェクトが選出されるため、2018年頃まで主流だったICO(イニシャル・コイン・オファリング)と比較して、プロジェクトの質や信頼性が担保されやすい点がメリットとして挙げられます。

FNCTは、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」の独自トークンです。 スポーツクラブやクリエイターコミュニティのエコシステム拡大のために開発されました。

関連:コインチェックIEO第2弾、フィナンシェトークン(FNCT)を解説【独自インタビュー】

IEOで売り出されたのは、発行上限200億枚の内、13%となる26億枚でした。

公募価格0.41円で、1口あたりの数量10,000FNCT。申込口座上限は2,000口(約820万円)が設定されました。

申込受付開始1時間で資金調達目標の「10.6億円」を超え、最終申し込み口座数24,833口座、申し込み金額200億円を超え、最終的に申し込み倍率18.78倍に達しました。

コインチェックの役員である天羽健介氏はフィナンシェトークン(FNCT)について、「Web3(分散型ウェブ)の構成要素で“価値の民主化”を推進するFiNANCiEのコンセプトやブロックチェーン技術を活かしたトークンユーティリティに賛同してIEO支援を決めた」と、上場の意義を強調しました。

関連:コインチェックIEO第2弾、フィナンシェトークン(FNCT)を解説【独自インタビュー】

ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」の流通取引総額は、25.2億円を超え、支援者の数を示すコミュニティメンバー数は83,472人に達しています。

また、今後のロードマップでは、FNBCの独自ブロックチェーンの開発も検討しています。外部プラットフォームの仕様に左右されたり、他サービスによる混雑の影響を受けたり、取引手数料(Gas代)を払い続けなくてはならないデメリットを克服することができるからです。

フィナンシェプラットフォーム上の全てのコミュニティを活性化する触媒として機能するFNCT。FNCTの海外上場だけでなく、FiNANCiEのサービスのグローバル展開を予定しており、今後どのようにサービスが広がっていくのか市場の注目が集まっています。

ステーキングとは

ステーキングとは、暗号資産の生成やブロックチェーンの安定稼働(記録作業)を支える対価・報酬として暗号資産を受け取ることができるものです。

これは、ビットコインのマイニング(採掘)による新たなブロック生成報酬とは異なり、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)というコンセンサス(合意形成)アルゴリズムを導入した暗号資産ならではの仕組みです。

ステーキングを提供している代表的な暗号資産としては、イーサリアム(ETH)をはじめ、リスク(Lisk)、Astar Network(ASTR)などが挙げられます。

株式の配当や不動産の家賃収入のような性質の「インカムゲイン」を定期的に得ることができるため、中・長期保有を見据えた資産運用の一環として活用される方も少なくありません。

これに対し、資産の売買によって得られる利益のことを「キャピタルゲイン」と言います。

ステーキング参加方法と注意点

フィナンシェトークンのバリデーター(データ検証・承認を行う主体)は、パーミッションレスの「パブリック型」における一般公募予定はなく、中央集権的に承認された企業などの参加者のみで「コンソーシアム型」での運用を想定しています。

そのため、個人投資家は認定バリデーターに対して保有する「FNCT」を預け入れ(委任)、バリデーターのFNCTロック量を増やして記録作業者に選ばれる確率を高めることで、デリゲーターとして間接的にブロックチェーンの記録作業に協力する形となります。

サービス開始時のバリデーターはフィナンシェのみですが、今後はFNCTのトークンエコノミーを成長させるマーケティングパートナーをバリデーターとして選定することを想定しています。バリデーターへの手数料は管理画面をご確認ください。

なお、ステーキング報酬は「報酬プール」の内、毎月5%のFNCTを日割り計算し、ロック量に応じて付与されます。

初回報酬発生日は2023年7月14日(予定)、初回の送金予定日は2023年8月上旬です。開始時の「報酬プール」は1億FNCT、5%は500万FNCTなので、これを日割り計算した報酬のFNCTがロック量に応じて分配されることになります。

FNCTのエコシステム改善のための「ガバナンス」には、バリデーターやデリゲーターがロックしたFNCTが使用される仕組みとなっており、預け入れた分のFNCTは「180日間」売買はできず、アンロック期日まで資金拘束される点には注意が必要です。

ステーキング手順

ステーキングの参加手順は、次の通りです。

  1. ポリゴン(MATIC)ブロックチェーン上のFNCTを用意
  2. FNCTメインページ」にMetaMaskなどの暗号資産ウォレットでログイン
  3. ステーキング(ロック)する量を決める
  4. デリゲート先のバリデーターを決める
  5. ステーキングコントラクトにFNCTをロックする

なお、ステーキングに参加するためには、FNCTメインページと接続するウォレットに、ポリゴンチェーンのFNCTを保有していただく必要があります。

詳しい方法は、以下をご確認ください。

FNCTは、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンとポリゴン(MATIC)ブロックチェーンの両方に存在しますが、ステーキングに対応しているのはポリゴン・ブロックチェーンのFNCTです。

イーサリアム・ブロックチェーン上のFNCTしか保有していない場合は、ポリゴン・ブロックチェーンにブリッジ(転換)することができます。

詳しい方法は、FNCT公式の解説ページをご確認ください。

初心者向けのAMA

FNCTステーキングへの参加方法を説明するAMA(Ask Me Anything)を実施いたします。操作方法がわからない方は、是非ご参加ください。

日時:2023年7月14日 19:00 〜 19:30(予定)

場所:FNCTの公式Discord

Discord is great for playing games and chilling with friends, or even building a worldwide community. Customize your own space to talk, play, and hang out.

キャンペーン開催

また、FNCTステーキングの提供開始を記念し、参加者全員が1MATICもらえるTwitterキャンペーンを実施します。プレゼントするMATICは、FNCTステーキングの参加手続きにて利用可能です。

(1)総額1000MATIC山分け Twitterキャンペーン

期間:2023年7月13日 〜 7月17日 23:59

賞品:参加者全員で「1,000MATIC」を山分け

参加方法:以下の2つを実施することでキャンペーンに参加いただけます。

本キャンペーンに関する投稿にフォロー&RT&いいね

Google formより必要事項を提出

(2)FNCTステーキングへの参加で1MATICもらえるキャンペーン

期間:2023年7月13日〜7月20日

賞品:キャンペーン期間にステーキングに参加した方に全員に1MATICプレゼント

参加方法:期間中にFNCTステーキングに参加するだけで、キャンペーンにもご参加可能です。

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