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ANAグループ、NFTマーケットプレイス立ち上げ メタバースも準備

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTマーケットプレイスを立ち上げ

ANAグループは30日、エアライングループとして世界初であるNFT(非代替性トークン)のマーケットプレイスを立ち上げた。バーチャルトラベルプラットフォームである「ANA GranWhale」も進めていくとしている。

このマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」は、メタバース事業を行うANAのグループ企業ANA NEO株式会社がオープンしたものだ。

NFTコレクションの第一弾としては、航空写真家ルーク・オザワ氏による写真6種類6点をNFT化。そのうち1点は、ポジフィルム付きとなる。

オザワ氏によるNFTは1点あたり10万円となるが、ポジフィルム付きのNFTに関しては、別途6月6日までオークションが開催される。

その他に清家拓氏の写真や、航空パイロットをモチーフとした3DボクセルアートNFT「Airbits」のNFTが発売となった。

6月7日からは第二弾として、ANAが新型機製造計画を支えるローンチカスタマーとして導入した、ボーイング787初号機の特別塗装機と、幻のデザインとして検討されていたモデルを、3Dデザインの飛行機としてリリースする。

その後、6月22日からはアーテイストAkira Terada氏の作品も販売される。ANAグループは、今後は、日本各地の特産品などのNFTを打ち出していくことも視野に入れていると述べた。

なお、購入はクレジットカード決済に対応しているため、消費者は暗号資産(仮想通貨)を手元に準備することなく、気軽にNFTを購入することができる仕組みだ。仮想通貨の場合は、イーサリアム(ETH)系ウォレットのメタマスクに対応している。

NFT購入の他、クリエイターはマーケットプレイスに登録して作品を出品・販売することが可能。また、ユーザーは一部商品を除いて購入したNFTをプラットフォーム内で二次販売することもできる。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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独自のメタバースも準備中

ANA NEOは、旅をテーマとするメタバース空間「ANA GranWhale」も準備しているところだ。3月にも、正式リリースに先駆けて、コンテンツや機能、動作等の検証を目的としたクローズドβテストを行なっていた。

ANA NEOは、北海道や京都市などともパートナーシップを結んでおり、仮想空間において観光名所や美術館、食や文化などの体験をメタバースで発信していく計画だ。

地元産品の販売促進や地域創生などにも寄与していくとしている。リアルとバーチャルの融合を行いながら、地域へ現実の旅行者を引き寄せることにも言及しているところだ。

総合プロデューサーとしては、スクウェア・エニックス・グループでファイナルファンタジーXVのディレクターを務めていたゲームクリエイターの田畑端氏(JP GAMES CEO)を迎えている。

また、音楽企画監修はミュージシャンの葉加瀬太郎氏が行う。

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