はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ProShares、XRP先物ETF3種を上場へ レバレッジ型とインバース型を提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

新たなXRP先物ETFを上場へ

米資産運用企業ProSharesは、4月30日に暗号資産(仮想通貨)XRPの価格に連動する先物ベースのETF(上場投資信託)3本を上場する予定だ。米証券取引委員会(SEC)への提出書類で確認された。

なお、これは現物ETFではないため、XRPを直接保有することはない。

また、SECからの明示的な承認プロセスは必要とせず、申請書類提出後、一定期間内にSECが異議を申し立てない限りは有効となる。SECは今回、特に意義は申し立てなかった。

ETFとは

Exchange Traded Fund (上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を投資対象に含むETFも存在する。

新たに上場予定であるのは、次の3つのETFだ。

  • Ultra XRP ETF:2倍のレバレッジを提供
  • Short XRP ETF:XRP価格下落時に利益を得ることを目的としたインバース(逆相関)型
  • Ultra Short XRP ETF:インバース型で-2倍のレバレッジを提供

すでに今月初旬、テウクリウム・トレーディングが米国で初めてXRP関連ETFをリリースしており、今回の3つのETFはこれに続くものとなる。

関連:米国初のXRP関連ETF、2倍レバレッジ型商品が4月8日に上場予定

なお、ProSharesを含め、グレースケール、21シェアーズ、ビットワイズなどの資産運用会社がXRP現物ETFを申請しているが、SECからの承認待ちの状態だ。

世界初のXRP現物ETFは、米国に先立って25日、ブラジルで上場している。

仮想通貨市場分析会社Kaikoは、アルトコイン現物ETFの中では、XRPがSECから承認を得る上で有利な状況にあると分析している。レバレッジETFの承認や、XRPの市場流動性の大幅向上を挙げた。

関連:XRPがSECの現物ETF承認レースをリードか Kaiko分析

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETF誕生前は、上場期待がそれらの価格をある程度上昇させていた。一方で、XRP現物ETF承認への期待が高まっているが、今のところそれに関する大きな価格変動は観測されていない。

ただ、XRP先物ETFの相次ぐリリースや、今後の新たなXRP ETFに関するニュースが、今後市場にポジティブな影響を与える可能性も指摘されている。

出展:coinglass

coinglassによると、XRP現物は20日より資金流出が続いているものの、直近では減少傾向にある。過去7日間ではピークとなった23日に約7,500万ドル(約108億円)が流出したが、28日までの24時間では約1,800万ドル(約26億円)の流出にまで減少した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/04 火曜日
18:06
リミックスポイント、ビットコイン追加取得 新株予約権の残存分は消却
リミックスポイントは10月31日に約5億円分のビットコインを追加取得。累計1,411BTC・214億円規模に達し、第25回新株予約権を全て消却、希薄化型ファイナンスを終了した。
17:02
エアドロップやCZ支持で注目集めるDEX「Aster」とは
エアドロップやバイナンス創業者CZ氏からの支持などで注目集めるAsterについて、DEXの特徴や使い方を解説。注目される理由、エアドロップの参加方法やリスクまで詳しく紹介します。
17:00
OKJ、国内初の「MEME」取扱いを発表 
OKJがWeb3スタジオMemeland発の暗号資産(仮想通貨)「MEME」を国内で初めて上場。11月11日17時より取引開始し、販売所・積立など4サービスに対応。
16:46
モブキャストHD、ソラナ(SOL)を1.5億円取得
モブキャストHDがソラナ1億5,000万円超取得、累計5,177SOL保有。クオンタムソリューションズのETH保有など、国内企業アルトコイン保有の動きが活発化。
15:09
ストラテジー、ビットコイン購入で約620億円を調達へ
ストラテジー(旧マイクロストラテジー)は、ユーロ建て永久優先株で約620億円を調達し、ビットコインの追加購入資金に充当する。保有総量は64万BTCを突破。
13:51
トランプ大統領、バイナンスCZとの面識を否定 恩赦に対する批判をかわす
トランプ大統領がCBSのインタビュー番組で、バイナンス創設者CZ氏への恩赦について「面識がない」と主張し、その妥当性を強調した。民主党議員らはこの恩赦について強く批判しているが、トランプ氏は米国を仮想通貨No.1にする戦略の一環と擁護している。
11:59
イーサリアム財団、戦略的な新助成金プログラムを発表
イーサリアム財団が優先項目に特化した新助成金プログラムを発表した。ウィッシュリストと提案依頼の2経路で、仮想通貨イーサリアムのエコシステムを戦略的に支援していく。
11:09
チェーンリンク、英FTSE Russellと提携 伝統金融の代表指標をブロックチェーンへ
ロンドン証券取引所グループ傘下のFTSE RussellがChainlinkと提携し、Russell 1000やFTSE 100など主要株価指数のデータをブロックチェーン上で提供開始。18兆ドル超の運用資産の投資指標として利用される指数データがオンチェーン化される。
10:59
リップル社、米国で仮想通貨現物のプライム・ブローカレッジ事業を開始
リップル社は、仮想通貨現物のプライム・ブローカレッジ事業を米国で開始。機関投資家の顧客が、XRPやRLUSDなど複数の著名なデジタル資産の現物取引をOTCで行えるようになったと説明している。
10:02
ビットコイン一時10万5千ドルまで下落、流動性不安再燃|仮想NISHI
*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(
09:27
Web3大手アニモカ・ブランズ、ナスダック上場の計画 AIインフラのカレンクと合併で
アニモカ・ブランズがAIインフラを手がけるカレンクと合併契約を締結。2026年にナスダック上場することを計画している。上場Web3・仮想通貨コングロマリットが誕生する見通しだ。
07:56
Balancerの不正流出受けて、L1「ベラチェーン」ネットワークを停止
仮想通貨イーサリアム互換のL1ベラチェーンは、バランサーへの攻撃を受け、エコシステムへの影響を抑えるために対策を講じたと発表。場合によってはハードフォークを行うと述べている。
11/03 月曜日
13:40
欧州が仮想通貨・証券の統一監督機関設立を検討 米SECモデルに
欧州委員会が仮想通貨・証券取引所を一元監督する機関を構想している。米証券取引委員会をモデルにしており、ESMAの権限拡大案も検討していると伝えられる。
13:36
FTX債権者は仮想通貨上昇分の恩恵受けられずか 債権実質回収率の試算は9%~46%
仮想通貨取引所FTXの債権者は破綻時の現金相当額で弁済されるため、債権者はビットコインなどの上昇分を受け取れないことになる。債権者代表は、実質回収率は9~46%と推算した。
10:25
仮想通貨Zcash、プライバシー取引機能をさらに強化へ 新ロードマップ公開
匿名機能を重視する仮想通貨Zcashが2025年10~12月期のロードマップを発表した。プライバシー機能を大幅強化し、スワップ毎の使い捨てアドレスなどを導入する計画だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧