ムーンペイに出資交渉
ニューヨーク証券取引所を運営するインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)が、仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることが、事情に詳しい関係者の話で明らかになったとブルームバーグが報道した。ムーンペイは法定通貨と仮想通貨の交換を容易にするソフトウェアを提供する企業だ。
ニューヨークに拠点を置くムーンペイは資金調達の完了に近づいており、企業評価額は約50億ドルを目指している。同社の前回の資金調達は2021年後半で、当時の評価額は34億ドルだった。
ウォール街はトランプ大統領下での規制環境の好転を受けて、仮想通貨分野への関与を深めている。ICEは10月に予測市場プラットフォームのポリマーケットに最大20億ドルの出資で合意した。
関連:大手予測市場ポリマーケットに独自トークン発行の可能性、ICE投資後にCEOが示唆
2019年創業のムーンペイは今年、少なくとも4社のスタートアップを買収し、ステーブルコイン事業も開始するなど事業拡大を進めている。7月には米議会がステーブルコインに関する画期的な法案を可決し、ドルなどの通貨に連動するトークンの利用拡大への道が開かれた。
ムーンペイは18日、商品先物取引委員会(CFTC)の臨時委員長を務めるキャロライン・ファム氏が委員長の後任が決まれば、最高法務責任者として同社に加わる予定だと発表した。ファム氏はトランプ大統領によって1月にCFTCの臨時トップに指名されていた。



はじめての仮想通貨
TOP
新着一覧
チャート
学習
WebX























































