はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

カシオがWeb3戦略「VIRTUAL G-SHOCK」発表、1万5000個限定のNFT会員証発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VIRTUAL G-SHOCK

カシオ計算機株式会社は5日、耐衝撃性能に優れた腕時計「G-SHOCK」ブランドのデジタル戦略として、新プロジェクト「VIRTUAL G-SHOCK」を発表した。

この取り組みは、イーサリアムのスケーリングソリューションを提供するPolygon Labsとの連携で実施される。限定チャネルの会員証として機能するNFT(非代替性トークン)を発行予定だ。

G-SHOCKは、1983年に発売されて以来、2021年10月時点で、世界累計出荷個数は1億3000万個に到達。耐衝撃性能だけでなく、ファッション、スポーツ、アート、音楽といった多角的なコラボレーションにより、世界中に熱狂的なファンを持つブランドに成長している。

VIRTUAL G-SHOCKプロジェクトの目的は、既存の「G-SHOCK」体験をバーチャル世界に拡大すること。コミュニティの共創企画を経て、年内に3Dモデル「G-SHOCK NFT(仮称)」の販売を予定している。

カシオ計算機は、すでにコミュニケーションサービスDiscord上で、「VIRTUAL G-SHOCKコミュニティ」を設置した。このコミュニティには、誰でも無料で参加可能だ。

コミュニティ活性化に貢献した参加者は、貢献度に応じてレベルアップし、レベルが上がると、企画への優先参加権やNFTの優先購入権が付与される設計が組み込まれている。

また、公式discordの限定チャネルのNFT会員証として「G-SHOCK CREATOR PASS」の無料配布が予定される。このNFTの発行数は1万5,000個限定で、2023年9月23日(土)12:00(日本時間)から、CASIO ID登録による先行配布期間が開始される。

G-SHOCK CREATOR PASS – 配布対象国は、日本、アメリカ、ドイツなど16か国。
出典:カシオ計算機

G-SHOCK CREATOR PASSの保有者は、コミュニティへアクセスし、共創企画に参加することができる。

関連:トヨタGRカップ、ポリゴン(MATIC)でデジタル・トロフィー授与へ

共創企画を実施

カシオ計算機の執行役員で時計BU事業部長の高橋央氏は、海外の仮想通貨メディアDecryptoに対して、この新プロジェクトが目指す方向性について以下のように語った。

バーチャルG-SHOCKプロジェクトの共創は、バーチャルとWeb3(分散型ウェブ)の世界におけるG-SHOCKブランドの存在感を高めることを目的としている。

NFTと連動したメタバースで、多くのアバターが腕時計やG-SHOCKを身に着けている世界の構築も視野にあるという。高橋氏は「そうした世界を実現するために、共創プロジェクトを通じてバーチャルファンを育成し、VIRTUAL G-SHOCKが目指す未来を一緒に創る仲間を増やしていきたい」と続けた。

NFT会員証の発行基盤としてPolygonチェーンが選択された。「G-SHOCK CREATOR PASS」は無料で取得できるが、売買や譲渡は制限される。

高橋氏はPolygonを採用する理由について、「NFTの発行と管理を効率的に行い、環境に配慮した取引を可能にするために、高速取引を可能にするPolygonをWeb3ベンチャーの立ち上げに採用した」とThe Blockに対してコメントしている。

「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトでは、NFTを用いた「G-SHOCK CREATOR PASS カラーデザインコンテスト」が企画されている。このコンテストでは、参加者がデザインを提出し、コミュニティのメンバーが投票を行う。最優秀作品はNFT「G-SHOCK CREATOR PASS」の公式デザインとして採用される予定だ。

関連:アシックスxソラナ 新シューズ販売、NFTも付与へ

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/10 土曜日
13:00
コインベースCEO明かす「企業資産の80%をビットコインに投資検討も断念」
米取引所コインベースグCEOが財務戦略としてのビットコイン保有を検討していた過去を語った。同社は投資目的で約1,900億円相当の仮想通貨を保有している。
11:45
ブラックロック、イーサリアムETFの現物償還機能を申請
ブラックロックがイーサリアムETF「ETHA」の改訂届出書を提出し、SECの承認を前提に現物による設定・償還機能を追加。最終判断は2025年10月頃の見通し。同時にビットコインETF「IBIT」には量子コンピューティングリスクに関する記載も追加。
10:30
アダム・バックが試算、メタプラネット株価1340円到達の可能性も
ビットコイン専門家アダム・バック氏が新指標「mNAV回収月数」を提案し、メタプラネットの適正株価1340円を算出。ストラテジーと比較して3.8倍速いmNAV回収速度を実現していると分析。
09:40
台湾議員、ビットコイン準備金創設を提唱
台湾立法院の葛議員が国家資産の多様化を図るため仮想通貨ビットコインを準備金に採用することを提案した。米国における準備金政策の実現例も挙げている。
08:30
4月安値から5倍高騰、AI関連銘柄VIRTUAL 長期保有促進策で再注目に
AI関連のVirtuals Protocolのトークン価格が400%超の急反発。Diamond Hand BonusとTake Profit Cooldownの導入で長期保有を奨励。AIエージェント市場で最も効果的なローンチパッドとしての地位を確立した見方も。
07:35
ドイツ当局、50億円超相当の仮想通貨をeXchから押収
独連邦刑事庁は、eXchから55億円相当の仮想通貨を押収。ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュが含まれており、同社はマネーロンダリングに関与した疑いなどが持たれている。
07:05
ブラックロックが米SECと協議、仮想通貨ETFのステーキングとオプション取引について
世界最大の資産運用会社ブラックロックがSECと仮想通貨規制について会談。ステーキング機能付きETFやオプション取引の基準を協議。アトキンス新議長の下、規制アプローチの転換が進行中。
06:30
バンス米副大統領、Bitcoin 2025カンファレンスで基調講演予定
バンス米副大統領が5月の『Bitcoin 2025』カンファレンスで基調講演を行う予定。かつてビットコイン保有を公表していたバンス氏の登壇は、トランプ政権の仮想通貨支持姿勢を鮮明に示す動きとなる。
06:10
ブラジル証券取引所B3、イーサリアム・ソラナ先物取引を6月導入
ブラジル証券取引所B3がイーサリアムとソラナの先物取引を6月16日に開始。米ドル建てで0.25ETH・5SOL単位の取引が可能に。
05:50
米上場の医療企業ウェルジスティクス、XRP財務戦略採用へ
米ナスダック上場の医療流通企業ウェルジスティクスヘルスが、XRPを準備金と実時間決済インフラとして導入する取り組みを発表。
05/09 金曜日
18:50
2025年注目の仮想通貨20選|急成長銘柄とテーマを解説
Grayscaleが注目する2025年の暗号資産(仮想通貨)20銘柄を紹介。RWA・DePINなど注目テーマや投資リスクも解説。
16:57
Web3を伝えるという挑戦 メディア関係者が語る挑戦と期待|香港Web3 Festival2025
2025年4月に開催された「Hong Kong Web3 Festival」では、アジアのWeb3メディア関係者6名に取材を実施。情報の信頼性維持、広告と報道の分離、AI技術の活用、そしてアジア各国における市場ポテンシャルなど、Web3メディアが直面する課題と今後の展望を多角的に紹介する。
14:49
コインチェック、ビットコインステーキングで法人向け新サービス検討へ 
コインチェックがBabylon LabsとNext Finance Techと共同でビットコインステーキングサービスの提携を開始。事業法人・機関投資家向けに、ビットコイン保有からのインカムゲイン獲得機会を創出。世界初の信頼不要型・自己管理型プロトコルにより、BTCの新たな収益化手段を提供。Coincheck Primeを通じて日本企業の暗号資産活用を促進。
13:25
ソニー・バンダイナムコ・Gaudiy、100億円調達で日本IPの海外展開加速
ソニー、バンダイナムコHD、Gaudiyが戦略的パートナーシップを締結し100億円の資金調達を実施。CrunchyrollとMyAnimeListの連携などでグローバル展開を強化、次世代クリエイター育成やブロックチェーン・AI活用も推進。
13:01
G7、北朝鮮の仮想通貨ハッキングを議題に検討か
G7サミットで北朝鮮によるサイバー攻撃対策が議題になる可能性がある。2024年の仮想通貨ハッキング被害は13億ドル超となり、IT労働者を装った企業への侵入も報告されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧