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トロン(TRX)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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12/03 (火)
仮想通貨取引所のステーキング利率一覧・銘柄別比較:2024年11月版
暗号資産(仮想通貨)で受動収益(インカムゲイン)を得る、ステーキングの基礎知識から高利率銘柄、国内取引所3社のサービス比較まで徹底解説。ソラナ、イーサリアムなど注目銘柄の想定年率、レンディングとの違いも説明します。
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11/30 (土)
9.2億円で落札したバナナのアート、トロンのサン氏が試食
仮想通貨トロンの創設者であるジャスティン・サン氏が、ダクトテープで壁に貼り付けられたバナナという概念的なアート作品「コメディアン」を9.2億円で落札し、世界中から注目を集めた。
CoinPost
11/26 (火)
ジャスティン・サン、「トロンDAO」がトランプ一族のWLFIに46億円投資したことを発表
トロンのジャスティン・サン氏は、トロンDAOがトランプ次期米国大統領関連のWLFIトークンに3,000万ドルを投資したと発表した。
CoinPost
11/23 (土)
XRP・SOL・ADAなどのL1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇=CryptoQuant
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
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08/21 (水)
トロンブロックチェーン、1400億円相当のUSDT追加発行 ミームコイン取引で再注目か
ステーブルコイン発行大手テザーは20日、トロン(TRX)で、10億USDT(1,400億円相当)を新たに発行した。
CoinPost
08/20 (火)
米SEC対トロン裁判で地裁がSECの反論要求を却下 トロンの証券性争点に
米地裁が対トロン財団訴訟でSECの反論要求を却下した。トロンの証券性をめぐる裁判の焦点とトロンネットワークの最新動向を解説。
CoinPost
08/16 (金)
トロン、過去90日間のネットワーク報酬がイーサリアム超え
仮想通貨トロンのブロックチェーンは、過去90日間のネットワーク報酬がイーサリアムを超えた。90日間のトロンの合計手数料は4.3億ドルである。
CoinPost
07/09 (火)
オーケーコイン・ジャパン、積立サービスに『自動ステーキング』機能追加
OKCoinJapanは積立サービスに『自動ステーキング』機能を追加しました。ステーキングの対応銘柄は10種類で、ユーザーはより簡単に暗号資産(仮想通貨)の資産運用が可能になる。
CoinPost
01/23 (火)
ジャスティン・サン関与するフオビ・エコシステム分散化、121億円相当のHTトークンバーン
ジャスティン・サン関与するフオビエコシステムの分散化に伴い、暗号資産(仮想通貨)取引所HTXが新たなHTX DAOを設立。120億円相当のHTトークンをバーンするとともに、ユーザーに対しHTからHTXトークンへの変換を進めている。トロンやPoloniex取引所が資金を提供。
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01/13 (土)
香港HKVACの仮想通貨インデックス、XRP・TRXなど取り除かれSOL・INJなど追加
香港の民間仮想通貨レーティング組織「HKVAC」は、仮想通貨インデックスの組成銘柄入れ変えを行った。現在の市場環境を新たに反映する狙いのようだ。
CoinPost

トロン(TRX)とは

トロンは、2017年にジャスティン・サン氏が創設したブロックチェーン。スマートコントラクト機能を備えており、dApps(分散型アプリ)を稼働させるためのOS(オペレーティングシステム)のようになることを目指している。コンセンサスの仕組みには「Delegated Proof of Stake(DPoS)」を採用した。

TRXはトロンのネットワークで使用されているネイティブ通貨。ステーキング、DeFi(分散型金融)での担保、NFT(非代替性トークン)取引の支払いなど幅広く使用されている。

価格

  • 現在価格(2024年11月29日時点):0.20ドル(約30円)
  • 年初来高値(2024年11月):0.2248ドル(約34円)
  • 年初来騰落率(YTD):+97.06%
  • 過去最高値(2018年1月):0.274ドル(約41円)

価格動向

22年5月:トロン基盤のステーブルコイン「USDD」がローンチ TRX前週比+35%に

24年11月:XRP・SOL・ADAなどのL1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇=CryptoQuant

時価総額|関連銘柄

トロンの時価総額は2024年11月時点で約170億ドル、「スマートコントラクト」セクターの中では7位に位置する。同セクターで1位のイーサリアム(ETH)の時価総額は約4,290億ドル。5位はエイダ(ADA):約380億ドル、6位はアバランチ(AVAX):約180億ドルである。

主な出来事

エコシステム支援組織

トロン財団:トロンのサポートを行ってきたがDAO(自律分散型組織)を確立できたとし、2021年7月に解散したとサン氏が発表。そのため財団の公式サイトなどは確認できないが、トロンのウェブサイトには、コミュニティと共にガバナンスを担当して、技術的なサポートも行うという説明が残されている。

トロンDAO:2021年12月に誕生。コミュニティが運営する分散型組織で、創設者はサン氏。トロンのプロジェクトがトロンDAOになったという位置付けである。

トークンアロケーション

出典:cryptorank

トロンのICOは、2017年の8月から9月に行われ、1TRX=0.0019ドルで合計400億TRXが販売された。約860億TRXの初期発行分はICOに約40%が割かれた他、約15%がプライベートセールで売られている。

残りはトロン財団に34%、Peiwo Huanleという企業に10%を配分。Peiwo Huanleはサン氏が所有する企業である。

Arkham Intelligenceによると、サン氏は2024年11月時点で21億TRX超(630億円相当)を保有している。

Total Value Locked(TVL)

Total Value Locked(TVL)は、DeFi(分散型金融)プラットフォームやプロトコルの価値を評価するための重要な指標の一つ。2024年11月時点、トロンのTVLは78億ドル。プロトコル別のTVLトップ3は以下の通り。

  1. JustLend(50億ドル):レンディングプラットフォーム。ユーザーは資産を提供して金利を稼いだり、担保を預けて資産を借りたりできる。また、TRXをステーキングすることも可能。
  2. JustStable(20億ドル):ステーブルコイン「USDJ」の分散型金融システム。ユーザーは無料のアカウントを作成してUSDJを所有し、トロン上のサービスにアクセスができる。また、USDJ所有者はガバナンスに参加が可能。
  3. SUN(7.5億ドル):スワップ、イールドファーミング、セルフガバナンスのための統合型プラットフォーム。ドミニカ国で認可されたデジタル通貨に対応している。
  4. 出資している主なVC

    • 資金調達総額:約7,600万ドル
    • 投資ラウンド:(2017年8〜9月、ICO)
    • 投資家:ジハン・ウー氏、フェン・リー氏らのエンジェル投資家

    トロンの将来性

    ロードマップ

    トロンは、以前ホワイトペーパーに10年間にわたる計画を記載していたが、公式ウェブサイトにある「ホワイトペーパー 2.0」には書かれていない。ビジョンとしては、真に分散化されたインターネットと、そのためのインフラを構築していくと説明している。

    以前のロードマップは2017年8月から2027年9月まで6段階に分けて計画を示していたが、期間が長すぎるとし、実現性に疑問の声が上がっていた。また、サン氏は否定したが、ロードマップに盗作疑惑が浮上したこともある。

    期待される今後の動向

    一方で2024年11月にはコア開発者が、2025年のロードマップを公開。トロンはすでに強固なスマートコントラクトプラットフォームではあるが、発展の途上であるとし、今後もセキュリティ、処理能力、可用性の向上に特化していくと説明した。また、長期的に並列処理を導入する計画にも言及している。

    また、同月にはサン氏が、ドナルド・トランプ氏の一族が中心となって進めるプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)」のトークンを3,000万ドル分購入したと発表。この投資は、トロンの米国市場での存在感強化を図りながら、トランプ陣営との政治的な親和性を示唆する戦略的なメッセージと言える。

    他にも、サン氏は2024年2月に、トロンがビットコインのレイヤー2ソリューションを開発する計画を発表。すでにビットコインとトロンのネットワークは接続できるようになっているが、仮想通貨の相互運用性を高めるとしている。

    投資リスク、懸念材料

    米証券取引委員会(SEC)は2023年3月、未登録証券を提供・販売したとして、サン氏やトロン財団らを提訴。TRXとBTTの両トークンを未登録証券とみなしており、この裁判がまだ継続している。

    また、SECはステーキングを投資契約とみなしており、今後の訴訟によってはTRXへの投資手段が制限される可能性がある。

    一方、2024年の米大統領選で、仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が勝利したことで、SECのメンバーが変わるとみられる。トランプ政権下では仮想通貨に友好的な規制ルールが整備される可能性があるため、係争中の裁判の進展に注目が集まっている。