はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ジャスティン・サン、トランプコインのトップ保有者として大統領晩餐会参加へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トランプコイン保有数でトップ

暗号資産(仮想通貨)トロン(TRX)の創設者であるジャスティン・サン氏は20日、トランプ米大統領との晩餐会に参加するとXで明かした。

晩餐会の参加希望者の中で自身がミームコイン「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」のトップ保有者であると説明。そして、トランプ氏をサポートできることを光栄に思うとし、晩餐会で参加者と交流して、仮想通貨や業界の未来について話すことを楽しみにしていると述べている。

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集める仮想通貨。明確な実用性を持たないものが多い。

現地時間22日に開催されるトランプ氏との晩餐会は、参加希望者の中でTRUMP保有数がトップ220名の人が招待される。晩餐会の計画が明らかになった際は、TRUMPの価格が高騰した。

サン氏が参加希望者の中でTRUMPの最大保有者であるということは、上位25名のみが招待されるトランプ大統領とのVIP面会や、VIPホワイトハウスツアーにも参加できることを意味する。

晩餐会関連の公式サイトを見ると、「Sun」というユーザーがTRUMP保有者ランキングのトップ。本記事執筆時点で約143万TRUMPを保有し、その価値は時間加重平均で132万ドル(約2億円)相当である。

出典:Trump Meme

サン氏は昨年11月、トロンDAOがトランプ一族のプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)」のトークンを3,000万ドル(当時のレートで約46億円)分購入したことを発表していた。

この購入は、トロンの米国市場での存在感強化を図りながら、トランプ陣営との政治的な親和性を示唆する戦略的なメッセージと見られ、大きな注目を集めた。

なお、今回の晩餐会を巡っては批判の声が上がっている。例えば、ジョン・オソフ上院議員(民主党所属)は先月、タウンホール・ミーティングで「現職大統領が実質的に自身への直接支払いとなる行為で特別アクセス権を売っているのは明らかに弾劾されるべき行為である」と訴え、支持者から強い反応も得た。

関連:オソフ上院議員が批判 トランプ大統領のミームコイン晩餐会は「弾劾されるべき違反」

関連:米民主党、トランプ一族の仮想通貨事業に関する「疑わしい活動報告」提出を財務省に要請

晩餐会への期待の声も

批判が上がる中で、仮想通貨の業界や投資家からは晩餐会に期待する声も上がっている。K33のアナリストは20日、公開したレポートの中で、これから仮想通貨市場で注目すべきイベントの1つに晩餐会を挙げた。

現在は、ビットコイン準備金創設など、トランプ政権の仮想通貨関連政策に進展が見られないが、仮想通貨関連イベントをトランプ氏が開催するため、何か新たな情報が発表される可能性もあるとの見方をアナリストは示している。

また、他に注目すべきイベントとして、世界最大のビットコインカンファレンス「Bitcoin 2025」でのバンス米副大統領による基調講演も挙げた。Bitcoin 2025は来週の27日から29日にかけてラスベガスで開催される。

関連:仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」特徴・価格動向、取引市場を解説

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/24 火曜日
19:00
1000億円超の資金調達に成功 著名投資家ポンプリアーノのビットコイン・トレジャリー会社
アンソニー・ポンプリアーノ氏が率いるProCap BTCがSPAC「Columbus Circle Capital Corp」と合併し、1500億円規模のビットコイン・トレジャリー企業「ProCap Financial」を設立する。7.5億ドルの資金調達に成功し、ナスダック上場を目指す。
18:14
金融庁、金商法移行を本格検討 分離課税やビットコインETFの機運高まる
金融庁が暗号資産(仮想通貨)の法制度の抜本的見直しを開始する。資金決済法から金商法への移行により、現在の総合課税(最大55%)から約20%の分離課税への転換や、ビットコインETFの国内解禁が期待される。政府の投資立国戦略の一環として、Web3・暗号資産分野の本格的な環境整備に乗り出す歴史的転換点となる可能性。
18:00
OKJ、イーサリアム(ETH)ステーキングサービスを6月26日開始|最大年率2.25%
暗号資産取引所OKJが6月26日よりETHステーキングサービスを開始。フレキシブル(年率1.80%)と定期(年率2.25%)の2プランが提供される予定。
13:30
シフ米上院議員が『COIN法案』提出、大統領と家族の仮想通貨事業を禁止する内容
民主党のアダム・シフ上院議員は大統領と副大統領、その家族による仮想通貨関連事業を禁止するCOIN法案を提出。違反には罰金と最大5年の禁錮刑を規定しトランプ大統領の仮想通貨関連事業を牽制する狙いだ。
13:00
テキサス州、犯罪関連の仮想通貨押収を認める法案が成立
米国テキサス州で犯罪関連の仮想通貨やNFTの押収を認める法案SB1498が成立した。先日、ビットコイン準備金設立法案も承認されたところだ。
11:44
ビットコインなど仮想通貨急反発、トランプ大統領の停戦発表報道を受けショートスクイーズ発生
トランプ大統領のイスラエル・イラン停戦合意発表を受け、仮想通貨市場でビットコインやアルトコインが急反発した。過去最大規模のショートポジション強制清算によるショートスクイーズが価格押し上げの主因に。しかし、イラン外相が停戦合意の存在を否定し、市場の先行きに不透明感も。
11:25
アダム・バック「ビットコイン財務株シーズンが新たなアルトシーズンに」
BlockstreamのアダムバックCEOがアルトコイン時代の終了を宣言。アルトコインよりもビットコイン財務戦略採用企業への投機を推奨。
10:50
今後1週間のトークン解除量は? ソラナやドージコイン、ワールドコインも予定
6月23〜30日の1週間で130億円相当のトークンがクリフ型でアンロックされる予定だ。ソラナ、ドージコイン、ワールドコインなど主要銘柄のライナー型アンロックスケジュールも解説する。
10:26
上場企業がハイパーリキッドに投資 EyenoviaとHYLQ StrategyがDeFi戦略を展開
EyenoviaとHYLQがHyperliquid基盤のDeFi戦略を発表。HYPEトークン取得やKinetiq提携を通じ、企業の分散型金融参入が進む。
10:10
トランプメディア、580億円自社株買いを発表 ビットコイン財務戦略と並行実施
トランプメディア・アンド・テクノロジー・グループが最大4億ドルの自社株買いプログラムを発表。30億ドルの資金でビットコイン戦略と株主還元を両立させる方針。
09:45
米仮想通貨企業に追い風か FRBが監督方針を転換
FRBは銀行の監督における審査項目から風評リスクを削除する方針を発表。ビットコインを初めとする仮想通貨や関連企業にとってポジティブな動きだとの受け止めが広がっている。
09:20
ビットコイン10万ドル割れから急騰、イラン・イスラエル停戦報道を受け|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは日本時間6月23日から24日にかけて一時10万ドルを下回ったが、トランプ大統領がイスラエルとイランの停戦合意を示唆したことで急反発し、イスラエル・イラン紛争開始時の価格帯まで回復した。
08:15
サークルの株価大幅続伸、コインベースやUSDC時価総額超え
ステーブルコイン大手サークル社がIPO後1ヶ月足らずで株価7倍上昇。31ドルから298ドルまで急騰した背景を分析。
07:35
イラン・イスラエル紛争でもビットコインは株式より安定か、今後の市場変動要因は?
イラン・イスラエル紛争激化でビットコインの60日実現ボラティリティが27-28%と、S&P500やナスダック100を下回る安定性を示す。地政学リスクでも資産クラスとして成熟化進む。
07:02
仮想通貨投資商品、先週は12億ドル超の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産の投資商品に先週は約12.4億ドルの資金が純流入したと報告。イランとイスラエルの緊張が高まる中、ビットコインとイーサリアムが資金流入を主導した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧