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トロン基盤のステーブルコイン「USDD」がローンチ TRX前週比+35%に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

USDDローンチへ

トロン(TRX)基盤の分散型アルゴリズムステーブルコインである「USDD(Decentralized USD)」が5日にローンチされた。

トロンチェーン基盤だけでなく、BTTCクロスチェーンプロトコルを介して、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンやBNBチェーンでも利用が可能となる。

その後、イーサリアム基盤の大手分散型取引所(DEX)UniSwapやCurve FinanceでもUSDDの取り扱いが開始された。

USDDの仕組み

USDDは、アルゴリズムにより1USDD=1ドルの価値を維持するステーブルコイン。価格変動が裁定取引(アービトラージ)の機会を創出すると、トロン(TRX)を出し入れしてUSDDの価格が1ドルを維持するように機能する。

関連:ジャスティン・サン氏、トロンのステーブルコインUSDDの計画を発表

具体的には、USDD価格が1ドル未満の場合は、ユーザー及びアービトラージャーは1USDDを分散型システムに送金することで、1USD相当のTRXを受け取ることができ、USDD価格が1USDを超える場合は、1USD相当のTRXを分散型システムに送金することで1USDDを受け取ることができるというものだ。

これにより、金融市場のボラティリティ(価格変動性)に依存することなく、USDDプロトコルは分散型アルゴリズムを介して、米ドルにその価値をペッグするすることを可能にした。

USDTやUSDCのように償還や管理・保管を中央集権機関に依存せず、アルゴリズム及び「Tron DAO(分散型自律組織)」が管理。Tron DAO Reserveを設立した上、担保として扱うことになる。

UST預金に安定利回りを提供する「Anchor Protocol」のAPR(年換算利回り)20%を超える、無リスク金利APR30%を設定するという。

トロンは、完全なオンチェーン分散化を図り、グローバルなDeFi(分散型金融)エコシステムで最も効率的なステーブルコインのネットワークを構築することにより、TRON基盤のUSDDが主導するweb3.0時代を目指す。

一方、批判の声もある。

ヘッジファンドGaloisCapitalの共同創設者Kevin Zhou氏や著名アナリストのAlex Krüger (@krugermacro)氏は、「イーサリアムのクローンとして誕生したトロンは、今度はテラ(LUNA)ブロックチェーンのステーブルコイン『UST』の仕組みを模倣したに過ぎない。」と厳しく指摘した。

トロンへの影響

Coinmarketcap(CMC)時価総額ランキング18位のトロン(TRX)価格が、前日比+23%、前週比+35%上昇した。

TRXは、日本国内ではBITPOINTとHuobi Japanで取り扱いがある。

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