
今週のニュース
この一週間(6/14〜6/20)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。
今週は、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)のグローバルリサーチチームによるビットコイン(BTC)の評価、米連邦準備理事会(FRB)による政策金利据え置き、ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン関連投稿に関するニュースが最も関心を集めた。
今週の注目ニュース
バンカメがビットコインを「西暦1000年以降の革新技術」と評価 印刷機やiPhoneなどの発明と並べる(6/18)
バンカメのグローバルリサーチチームが、ビットコインを「西暦1000年以降の革新的な技術」としてレポートに掲載したことがわかった。印刷機やiPhoneなどとともにビットコインを革新的な技術(発明)としてバンカメが紹介したことで大きな注目を集めている。(記事はこちら)
FRB政策金利据え置き、ビットコイン10.5万ドル割れ サークル株価200ドル突破(6/19)
FRBは19日、政策金利を現行の4.25~4.50%で据え置くと発表。市場予想通りの決定で、CME FedWatchツールは99%超の確率で据え置きを予測していた。(記事はこちら)
金持ち父さん著者キヨサキ「ビットコイン5年後に100万ドル到達」、買い始めた価格帯にも言及(6/19)
キヨサキ氏が19日、投資に関する独自の哲学をSNSで披露。「貧しい人は価格に注目し、富裕層は保有量に注目する」と述べ、価格変動に一喜一憂するのではなく保有量を重視する重要性を強調した。(記事はこちら)
金融相場
中東情勢緊迫化の中ビットコインに底堅さ、機関投資家の資金流入が下支えに(6/16)
中東情勢緊迫化の中、一時急落したビットコインが1BTC=105,800ドルまで反発。この底堅さの背景には、機関投資家の需要の高さがある。(記事はこちら)
トランプG7早期離脱で地政学リスク拡大懸念も、ビットコインは10万ドル台で推移(6/17)
この日のビットコイン相場は、過去最高値からは約5%の調整を見せた。チャート上では、10万ドルという心理的な大台を明確に上回って推移していることが見て取れる。(記事はこちら)
GENIUS法案下院通過でサークルやコインベース株買われる、中東情勢緊迫化でビットコインは様子見基調(6/19)
米国株の仮想通貨関連銘柄で、コインベースが前日比+8.32%の295.2ドル、サークルが+23.8%の199.5ドルと高騰。マイニング関連ではマラホールディングスが-18%の14.4ドルと大幅下落した。(記事はこちら)
アジア特集
メタプラネットがビットコイン追加購入で保有1万BTC突破、リミックスポイントも1000BTCに到達(6/16)
株式会社メタプラネットは16日、ビットコイントレジャリー戦略の一環として、1,112BTCを追加購入したと発表。平均購入価格は1BTCあたり1,518万2,668円、総額は168億8,300万円にのぼる。(記事はこちら)
1億ドル調達でトロン財務戦略を開始 ナスダック上場企業SRM、社名を「Tron Inc.」へ(6/17)
ナスダック上場企業のSRM Entertainmentは16日、トロン(TRX)を購入・保有する財務戦略を発表し、株価が6倍以上暴騰。トロン創設者のジャスティン・サン氏を顧問に迎え入れ、社名を「Tron Inc.」に変更するとも説明している。(記事はこちら)
タイ、仮想通貨所得税を5年間免除(6/19)
タイ内閣は17日、財務省が提案した仮想通貨取引に関する税制優遇措置を承認。この措置により、仮想通貨売買で得たキャピタルゲインが2029年12月31日まで個人所得税から免除される。(記事はこちら)
SNPIT、TOYOTA GAZOO Racingとコラボレーション発表(6/19)
今月15日、東京・日比谷のレクサス ミーツにて、NFTカメラアプリ「SNPIT」とトヨタ自動車のモータースポーツブランド「TOYOTA GAZOO Racing」のコラボレーション発表イベントが開催。限定300個のTGRコラボカメラNFTの販売計画や、SUPER FORMULA観戦ツアーなどの特別企画が発表された。(記事はこちら)
メタプラネット、時価総額1兆円突破 企業の成長戦略は=Storm Research(6/19)
日本市場に特化した英リサーチ企業Storm Researchは16日、メタプラネットに関する詳細なレポートを発表。強力な執行力で迅速なビットコイン蓄積を実現し、透明性の高い重要業績評価指標開示でグローバルな展開を図るメタプラネットの戦略を「ビットコインのフライホイール(弾み車)」と呼んだ。(記事はこちら)
イラン中銀、仮想通貨取引所に営業制限 親イスラエルのサイバー攻撃受け(6/20)
イランの中央銀行は、国内最大の仮想通貨取引所ノビテックスへのサイバー攻撃を受けて、国内のすべての仮想通貨取引所に対し、営業時間の制限を命じたと伝えられた。具体的には、取引を午前10時から午後8時までに制限するものだ。(記事はこちら)
関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー
CoinPost公式アプリ
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— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) November 15, 2023
・iOS17対応
・アプリ内WebViewの表示改善
・通知タップ時の挙動改善
など… pic.twitter.com/Y8dikLRBe7