Zcash (ZEC)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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02/24 (土)
グレースケール、プライバシーテーマのインデックスETFを申請 Zcash投資信託も保有
グレースケール「匿名銘柄のインデックスETF」はデータ・プライバシー技術を開発する企業およびZcashに投資する。ビットコインETF以外の製品を増やす狙いだ。
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12/30 (土)
大手仮想通貨取引所OKX、ほぼ全ての匿名通貨上場廃止予定
大手仮想通貨取引所OKXは29日、ほぼ全ての匿名通貨を廃止する予定を発表した。
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04/28 (木)
エドワード・スノーデン氏、プライバシー銘柄Zcashのネットワーク稼働時に協力
米国家安全保障局の元職員エドワード・スノーデン氏が以前、仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)のネットワーク稼働時に協力していたことが明らかになった。
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04/09 (土)
米最大手仮想通貨関連の持株会社DCG、保有する銘柄ランキングを公開
米最大手仮想通貨・ブロックチェーン持株会社のデジタル・カレンシー・グループの保有する銘柄ランキングが明らかになった。3位の銘柄は?
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11/22 (月)
Zcashの新ロードマップ PoS移行と公式ウォレットを発表
仮想通貨Zcashの開発を行うECCは19日、2024年までのロードマップを発表。公式ウォレットをリリースし、プルーフオブステーク(PoS)に移行する計画であると明かした。
CoinPost
10/19 (火)
米グレースケール、ステラなど3銘柄の投資信託を主要OTCに上場
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CoinPost
08/17 (火)
ツイッター社主導の分散型SNSプロジェクト「Bluesky」、Zcash開発者をリーダーに任命
分散型SNSプラットフォームを構築するBlueskyは、プロジェクトのリーダーにJay Graber氏を任命。ツイッター社のジャック・ドーシーCEOは「ツイッターの分散化に一歩近づいた」と歓迎した。
CoinPost
04/13 (火)
仮想通貨Zcash、アップグレードに向けて新たなプロダクトを発表
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CoinPost
01/27 (水)
仮想通貨取引所Gemini、複数のDeFi関連銘柄をシンガポールで新規上場
米仮想通貨取引所Geminiはシンガポールのユーザー向けに、多くのDeFi(分散型金融)関連銘柄の上場およびシンガポールドルの追加対応を発表した。
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01/16 (土)
米グレースケール、機関投資家主体に約3400億円の資本流入=20年Q4レポート
米仮想通貨投資大手グレースケール社は2020年Q4レポートを公開。機関投資家を主体に約3400億円の資本流入を記録した。
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Zcash(ZEC)の概要

Zcash(ZEC:ジーキャッシュ)とは、「ゼロ知識証明」という技術を活用して、第三者が取引内容を見ることができないようにすることが可能な仮想通貨。匿名性の高さがその特徴の1つである。

Zcashのネットワークは、Zcash財団とElectric Coin Company(ECC)、そして独立した開発者によって維持されている。

運営元のZcash財団、および開発を手がけるECCは、米国の非営利団体で、公共の利益のために金融プライバシーインフラを構築し、主にZcashプロトコルとブロックチェーンのユーザーにサービスを提供している。

匿名性の高い通貨

Zcashは創設時から「匿名性」に重きを置いてきた仮想通貨だ。Zcashの共同創設者でありECCのCEO、Zooko Wilcox-O'Hearn氏は、一貫してインターネット上におけるプライバシーの重要性を主張している。

Zcashの大きな特徴は「ゼロ知識証明」技術により匿名性をもたらすことだ。「ゼロ知識証明」では、第三者が取引内容を見ることができないようにすることが可能となる。

ゼロ知識証明は証明(Proof)プロトコルの一種であり、証明者が「自身の主張は真実である」以外の情報を検証者に開示することなく、その主張が「真実である」と証明するメカニズムだ。

マネロン対策

ただ、匿名性の高い仮想通貨は犯罪利用の懸念があることから、欧米諸国含め世界中で規制が強化される流れだ。Zcashは一時期、日本国内の仮想通貨取引所でも取り扱いされていたものの、犯罪利用の懸念から上場廃止となっている。

このことから、Zcash側も「マネーロンダリング防止」(AML:Anti-Money Laundering)、および「テロ資金供与対策」(CFT:Combating the Financing of Terrorism)に対応し、仮想通貨取引所における国際基準をクリアするための対策を講じている。

Zcashは本稿執筆時点(22年2月)、国内の仮想通貨取引所には上場していない。