ETF商品の拡大を目指す
ビットコイン現物ETF「GBTC」を提供する米暗号資産(仮想通貨)投資会社グレースケールは新たな仮想通貨関連インデックスETFの申請を行った。
新たに提出されたのは、「グレースケール・プライバシー・ETF」で、2月20日の提出となる。
Grayscale files for Privacy ETF…
— Nate Geraci (@NateGeraci) February 22, 2024
Index-based & would track cos involved in data security & protection, cybersecurity products & services incl blockchain-based technology solutions, etc.
Would also hold Grayscale Zcash Trust.
IMO, smart move for Grayscale to expand ETF lineup. pic.twitter.com/sS0cjDuh7U
グレースケール・プライバシー・ETFは、データ・プライバシーセクターの5つの主要サブテーマ内の企業のパフォーマンスを追跡するように設計されたインデックス・ベースのファンドで、サブテーマには、データサービス・ソリューション、サイバーサービス・プロバイダー、ブロックチェーンベースのプライバシー・ソリューション、ネットワークおよび通信セキュリティ・プロバイダー、プライバシー保護プロトコルが含まれる。
インデックスへの組み入れには、これらのサブテーマから50%以上の収益を得ている企業であることが必要だ。
また、グレースケール・プライバシー・ETFは企業の株式だけでなく、匿名銘柄Zcashに投資するグレースケール自社提供の投資信託「ZCSH」も保有する。ポートフォリオの10%を占める程度になるという。
この申請ニュースを受け、Zcashの価格は一時15%上昇した。
匿名銘柄の取り扱いに関しては規制の不明確さというハードルがある。OKXやUpbitといった大手取引所は相次いでZcashやモネロなどの銘柄の上場廃止を実施してきた。一方、米コインベースは未だZcashの売買を提供している。
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