ツイッター社主導の分散型SNSプロジェクト「Bluesky」、Zcash開発者をリーダーに任命

ツイッターの分散化へ

分散型のSNSプラットフォームを構築する「Bluesky」は、プロジェクトのリーダーにJay Graber氏を任命した。

Blueskyは米ツイッター社が主導しているイニシアチブ。任命の発表に合わせてツイッター社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)もコメントし、「ツイッターやソーシャルメディアの分散化にまた一歩近づいた」とGraber氏を歓迎した。ドーシー氏は「今後は取り組みをさらに加速する」としている。

中央集権的な企業が管理する従来のSNSとは異なり、Blueskyは非中央集権的なSNS実装を目指す非営利団体が開発を行なっている。ツイッター社は2019年、Blueskyへの出資を表明した。

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Buleskyのミッションは、「オープンで分散化されたコミュニケーションのための技術を開発し、普及させること」だ。SNSのユーザーが、自身の体験をコントロールできるようなプラットフォームの開発に取り組んでいる。

LinkedIn」のプロフィールによると、Jay Graber氏は暗号資産(仮想通貨)Zcash(ZEC)のソフトウェアエンジニアとして勤務した経歴を持つ。

Zcashとは

「ゼロ知識証明」という技術を活用して、第三者が取引内容を見ることができないようにすることが可能な仮想通貨。匿名性が高いことが特徴の1つである。

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また、ビットコイン(BTC)の暗号化技術をサプライチェーン(供給網)のセキュリティや可視化に応用する「Skuchain」という企業でも、ソフトウェアエンジニアを務めていたという。

Graber氏は過去に、SNSアカウントの信頼性を、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンで発行するNFT(非代替性トークン)で証明する取り組みで、イーサリアム財団から資金も獲得している。

今回の任命はGraber氏自身も発表。「これまでの1年間、分散型のソーシャルエコシステムに携わる人々と密に協業してきた。1月にエコシステムのレビューを公開している。次のステップはBlueskyのメンバーを集めることだ」とコメントした。

「これからツイッター社などの企業と協業し、イニシアチブの進捗状況を報告していく」としている。

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