Symbol(シンボル)の概要
概要
シンボル(XYM)とはビジネスシーンで特に活用されるパブリックチェーン。
ネム(XEM)ブロックチェーンのパフォーマンスの向上、機能の強化、コンセンサスアルゴリズムの強化を目的として再開発されたコードベース(Catapult)を活用してローンチされた。2021年3月にXEM(ネム)からハードフォークし、ネムとは別のチェーンとして稼働している。
独自のコンセンサスアルゴリズムであるプルーフ・オブ・ステーク・プラス(Proof Of Stake+)を導入している。トークンの保有量だけでなく、ユーザーのアクティビティやハーベスティング(ブロック生成)委任量などのシンボルエコシステムへの貢献度から承認者が選出されることで信頼性を確保している。
価格
- 現在価格(2025年9月29日時点):0.00596ドル(約0.89円)
- 年初来高値(2025年1月):0.019ドル(約2.83円)
- 年初来騰落率(YTD):-65.97%
- 過去最高値(2021年3月):0.771ドル(約115円程度)
価格予測
時価総額
シンボル(XYM)の時価総額は2025年9月時点で約61億円で、仮想通貨全体の中ではおよそ700位前後に位置する。
同規模のスマートコントラクト系の銘柄としては、Japan Open Chain(JOC:時価総額約135億円)、アスター(Astar/ASTR:約222億円)、オアシス(OAS:約82億円)などが挙げられる。いずれも日本企業や開発者コミュニティとの結びつきがあり、国産・日本主導のWeb3基盤としても注目されている。
主な出来事
- 2025年5月:GMOコイン、ネムやモナコインなど6種類の仮想通貨を取扱廃止へ
- 2022年12月:パウエル講演後に米株指数リスクオン、MONAやXYMは思惑先行の急騰
- 2022年10月:シンボルブロックチェーンを医療大麻の管理に活用 サイアムレイワが実証実験
エコシステム支援組織
NEM Group Ltd.: シンボルの開発・管理を行なっている。コミュニティ活性化、ベンチャー投資、財務・トレーディング、ソフトウェア開発の4つの側面でエコシステムを支えている。2020年4月にNEM財団が解体され、「NEM Group Ltd.」が設立された。2021年3月には一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)に加盟。BCCCは200社以上の企業が参加する日本最大のブロックチェーン推進団体である。
トークンアロケーション
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出典:TokenInsight[/caption]
シンボルトークンの初期割り当ては、オプトイン(ネム保有者向けの配布)60.13%、プールされた資産20.43%、ブロック報酬12.86%、クアドラフィックファンディング(QF)6.58%。
シンボルチェーンがラウンチされた2021年にネム保有者向けに保有するネムと同数量のシンボルが発行された。その際にシンボルとネム両トークンの価格が向上している。
シンボルの最大供給量は90億枚、現在の循環供給量は83.9億枚。インフレ率はビットコインのインフレ率にペッグして設計されている。シンボルもビットコインと同様に半減期があるが大きく下落するのではなく、四半期ごとに発生する間隔となっておりインフレはやや緩やか。
ノードを運営することでブロック報酬を獲得することが可能でシンボルではマイニングではなく、ハーベストと呼ばれる。
投資リスク、懸念材料
ボラティリティが減少傾向にあり、価格も下降傾向にあるため投機的な目的ではリスクが存在する。しかし、今後は企業への導入や開発によるアップデート、新機能追加により状況を打破する可能性は十分にあると考えられる。
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