はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

シンボルブロックチェーンを医療大麻の管理に活用 サイアムレイワが実証実験

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シンボルブロックチェーンを活用

医療大麻の流通・販売に関わる岐阜県のサイアムレイワインターナショナルは24日、暗号資産(仮想通貨)シンボル(XYM)のブロックチェーンを活用して、農業におけるトレーサビリティ(追跡可能性)の実証実験を本格的に開始したことを発表した。

同社はタイで医療大麻を栽培するサイアムレイワの関連企業。同国では大麻の違法栽培や違法販売が蔓延しており、消費者の健康を損なう可能性のある悪質業者や農家がいるため、ブロックチェーンを活用して追跡可能性を高め、自社製品を差別化することを目指している。

今回の実証実験では岐阜大学と協業。サイアムレイワインターナショナルと岐阜大学は本年度7月から共同ですでに実証実験を行っている。実験期間は1年間で、この間にトレーサビリティだけでなく、品質管理や品質証明についても研究を実施していくとした。

また同社だけでなく、大麻業界にブロックチェーン基盤の技術を普及させることも計画。トレーサビリティにおけるブロックチェーン活用を啓発し、業界の健全化に加え、農業全盤のスタンダード化も推進していくと説明した。

シンボルとは

今回の実証実験にシンボルのブロックチェーンを活用する理由は公式発表に書かれていないが、岐阜大学は2019年、当時のテックビューロホールディングス(現テックビューロ)と共同研究契約を締結している。

この共同研究では歯髄細胞流通管理システムを構築。この時に活用されたのは「ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin Catapult(v.2)」だった。このmijin Catapultには、シンボルの前身であるネム(XEM)の技術が活用されている。

mijin Catapult(v.2)とは

AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のマーケットプレイスで提供。パブリックブロックチェーンのネムで培われたトークン化技術を、自社システムの完全分散型プライベートネットワークに、安全かつ閉鎖的に導入するための環境構築に利用される。

▶️仮想通貨用語集

関連テックビューロと岐阜大が共同研究、「歯の細胞」管理にブロックチェーン

シンボルのブロックチェーンは、既成のプラグインを使用して機能の拡張を行うことができるなど、他のブロックチェーンと比べ、実装が容易であるという特徴を持つ。また、日本のコミュニティが活発であり、日本語の資料が充実していることも特徴だ。

関連:仮想通貨Symbol(シンボル)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/16 火曜日
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
09:59
ビットコインのアクティブアドレスが1年ぶりの低水準に、マイナー収益圧迫
ビットコインのアクティブアドレスが66万件と1年ぶりの低水準に落ち込み、マイナー収益も減少。Glassnodeによると、ETF承認後に取引がオンチェーンからETF経由にシフトしており、手数料の低迷が続けば長期的なネットワークセキュリティに懸念が生じる可能性がある。
09:35
メタマスクがビットコイン対応を追加、法定通貨での購入や送金が可能に
イーサリアム最大級のウォレット、メタマスクがビットコインのネイティブサポートを発表した。法定通貨での購入、ネットワーク送金、他の仮想通貨との交換機能が利用できるようになった。
08:30
ビットワイズ、ハイパーリキッドETFの修正届出書を提出 
ビットワイズが16日、ハイパーリキッドETFの修正登録届出書を提出し、ティッカーシンボルと運用手数料を設定した。ブルームバーグのアナリストは、通常こうした動きは上場が近いことを示すと指摘。
08:05
ビットコイン一時80万円下落、米規制先送りと雇用統計前で市場に警戒感広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは直近24時間で一時約80万円下落した。米上院で市場構造法案の審議が2026年へ先送りされることが決定されたことに加え、米雇用統計が16日に発表されることを受け、投資家の警戒感が高まったことが主な下落要因である。
07:50
トランプ大統領のFRB議長候補、仮想通貨支持派ハセット氏に反対の声=CNBC
CNBCによると、FRB議長候補として有力視されていたケビン・ハセット氏に対し、トランプ大統領に近い高官らから反対の声が出ている。トランプ氏は13日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事が候補リストのトップに浮上したと述べた。
07:20
JPモルガン、イーサリアム上でトークン化MMFをローンチ
JPモルガンは、仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上で同社初のトークン化したマネー・マーケット・ファンドをローンチ。適格投資家に利回りを得る機会を提供する。
06:35
リップル、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムレイヤー2に拡大
リップルが15日、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムのレイヤー2群に拡大すると発表した。ワームホールと提携し、オプティミズム、ベース、インク、ユニチェーンでテストを開始。
06:05
イーサリアム保有企業ビットマイン、先週10万ETH超を追加購入
米上場企業ビットマインが15日、先週10万2259イーサリアムを購入したと発表した。総保有量は397万枚に達し、ETH供給量の3.2%を占める。
05:45
ストラテジー、2週連続で1万BTC超を購入
ビットコイン保有企業ストラテジーが16日、12月8日から14日の間に1万645BTCを約10億ドルで追加購入したと発表。2週連続で1万BTC超の購入となり、総保有量は67万1268BTCに達した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧