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CryptoQuant分析、仮想通貨市場はトランプ大統領の相互関税発表後も弱気相場継続

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

弱気相場継続か

仮想通貨オンチェーン分析会社CryptoQuantは3日、トランプ大統領の相互関税発表後の市場動向を分析したレポート(有料版コンテンツ)を公開し、主要仮想通貨の取引所への資金流入が急増していると指摘した。同社によると、トランプ演説の前後でビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRPの取引所への入金が顕著に増加し、市場全体の売り圧力が強まった。

仮想通貨市場は4月3日、トランプ米大統領が100カ国以上に対する広範な相互関税を発表したことを受けて急落した。ビットコインは87,000ドル台から82,000ドル台まで急落。イーサリアムとXRPも約5%下落した。

関連:ビットコイン100万円超急落、トランプ大統領の関税発表が引き金に|仮想NISHI

CryptoQuantのデータによると、ビットコイン取引は急増し、関税発表からわずか数時間後に単一ブロックで2,500BTCが移動した。米国では、特に大口保有者からのビットコイン入金がコインベースで増加した。イーサリアム取引所への流入は一時80,000ETHとなり、前日から急増。XRPのバイナンスへの送金も1時間で1億3,000万XRPに達し、前日の平均である1時間あたり1,000万XRPから大幅に増加した。

出典:CryptoQuant

市場センチメントの重要指標であるビットコインの「ブルスコア指数」は20に低下し、2023年1月以降で最低の水準となった。CryptoQuantは、歴史的にブルスコアが長期間40を下回ると、過去のベア市場局面と同様の継続的な弱気相場を示唆すると指摘している。マクロ経済の不確実性が高まり、投資家センチメントが数カ月ぶりの低水準となる中、仮想通貨市場は厳しい環境に直面している。

出典:CryptoQuant

関連:ビットコイン、弱気相場入りの兆候か CryptoQuantの強気スコアが低値を記録

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