はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨QASH(キャッシュ)とは|QUOINEプラットフォーム「LIQUID」のトークン

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

QUOINE LIQUIDが仮想通貨市場の流動性を高める
QUOINEは、仮想通貨市場の流動性の問題に注目し、LIQUIDプラットフォームの運営を目指す。QASHは、LIQUIDプラットフォームのトークン。
LIQUIDプラットフォームは仮想通貨の恩恵をより多くの人々に提供
LIQUIDプラットフォームは、QUOINEの技術によって、異なる通貨間の複雑な発注を効率的に仲介。流動性が低いマイナーな法定通貨と仮想通貨間の取引を盛んに。
目次
  1. 概要
  2. QASHとLIQUIDプラットフォームの関係性
  3. 流動性を確保する仕組み
  4. 取扱取引所
  5. まとめ

概要

通貨コード QASH
公開日 2017年11月6日
発行上限 1,000,000,000 QASH
公式サイト LIQUID 公式サイト
ブロックチェーンURL Ethplorer
White paper Liquid White paper

QASHとLIQUIDプラットフォームの関係性

QASH(キャッシュ)は、QUOINE社が仮想通貨取引所QUOINEXが取り扱うトークンです。

QUOINE社では、誰もがユーザーやトークン保有者として参加できる金融プラットフォームを目指しており、QUOINE社が提供する金融プラットフォームであるLIQUID上で、支払いや送金などのサービスを利用するために使われます。

2018年時点では、仮想通貨市場の流動性は十分だとは言えません。

LIQUIDプラットフォームの流動性が高まれば、QASHが幅広い金融業界で使用されるトークンになるかもしれません。

10月16日には、世界最大級の仮想通貨取引所であるBitfinexとの提携が発表されました。

関連:日本取引所のQUOINEがICO実施/Bitfinexとの提携も決定

2017年11月に行われたLIQUIDプラットフォームのICOでは、目標額(約70億円)をわずか1日で調達しました。

その後も資金が集まり続け、最終的に約124億円を調達し、世界トップクラスのICOになりました。

流動性を確保する仕組み

現在、仮想通貨界隈では、トークンを用いた多くのビジネスモデルが構築されている中で、QUOINEは仮想通貨市場の流動性の問題に注目しています。

大半の取引所が一部の流動性の高い通貨(日本円、米ドルなど)について豊富な流動性を提供しているのに対し、マイナーな通貨の保有者が仮想通貨市場に参入するための流動性の高い取引所は存在しません。

LIQUID プラットフォームのワールドブックでは、世界中の取引所の価格を、流動性の高い単一のオーダーブック上に統合し、さらにユーザーが選択した法定通貨建てで発注することができるようになります。

これによって、より多くの人々が、仮想通貨市場が提供する機会を享受できるようになります。

世界の流動性をまとめるワールドブック

ワールドブックは、ユーザーが選択した法定通貨建てでの仮想通貨取引をサポートします。

例えば、BTCを売却したいと考えるドイツのトレーダー(A)は、ユーロ(EUR)建てのBTC価格をワールドブックで見ることができます。

ワールドブック上で発注すると、注文価格はEUR建てで表示されます。

一方でワールドブックを使用するシンガポールのトレーダー(B)は、オーダーブック全体を、シンガポールドル(SGD)で見ることができます。

シンガポールのトレーダーBは、ドイツのトレーダーAが発注したBTC/EURの注文を、BTC/SGDで見ることができます。

ワールドブックでは、QUOINEが利用している技術によって、異なる通貨間の複雑な取引を仲介します。

取扱取引所

取引所 解説

QUIONEX

BTC取引の手数料0%実施中。レバレッジ取引がビットコインだけではなくイーサリアム・ビットコインキャッシュでも可能で、2・4・5・10・25倍の5段階から選べるため、少ない資産で大きくトレードしたい方はもちろん、幅広いトレードに対応しています。
  • BTC
  • BCH
  • ETH
  • XRP
  • QASH

まとめ

QUOINEはより多くの人々が分散型金融プラットフォームの恩恵を享受することを目標としています。

QUOINEの技術を利用すれば、LIQUIDプラットフォームは異なる通貨間での複雑な取引を効率的に仲介するようになるでしょう。

それによって、マイナーな自国通貨を持つユーザーの参入が増え、仮想通貨の流動性の向上が期待できます。

参考:キャッシュ(QASH)|投資情報・リアルタイム価格チャート

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:25
エリック・トランプ氏「仮想通貨事業参入のきっかけは不当な銀行口座閉鎖」
トランプ大統領の次男エリック氏は、大手銀行による突然の口座閉鎖が仮想通貨事業参入のきっかけとなったと明かした。同氏は、ブロックチェーン技術により今後10年で金融や銀行の在り方は大きく変わると予想している。
12:56
メタプラネット、ビットコイン追加購入で累計4,206BTCに
メタプラネットが4月2日に仮想通貨ビットコインを160BTC、約20億円分追加購入し、累計4,206BTCに保有量を伸ばした。2025年末1万BTC・2026年末2万1,000BTCを目指し、独自財務戦略を進める。
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。
05:50
AI関連株と仮想通貨が反発、OpenAI過去最大の6兆円調達受け
OpenAIが史上最大の400億ドル資金調達を実施し企業価値3,000億ドルを達成。週間ユーザー数は5億人に拡大し、年間売上高は127億ドルを見込む。これを受けてCoreWeaveが38%上昇、AI関連仮想通貨も5%以上上昇した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧