はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス、仮想通貨貸付サービスの開始を発表|BNB・ETC・USDTに対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスが新サービスを発表
バイナンスが、初めての仮想通貨貸付サービスを開始すると発表した。まずは、バイナンスコイン、イーサリアムクラシック、テザーの保有者を対象に金利を支払うサービスを行う。

バイナンスのレンディングサービス

世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが、仮想通貨のレンディンサービス(貸付)を開始すると発表した

「バイナンスレンディング」と名付けられた本サービスは、バイナンスコイン(BNB)、イーサリアムクラシック(ETC)、テザー(USDT)を保有するユーザーが対象だ。ユーザーがこの3銘柄の貸付を行うことによって、金利を得られる仕組みにあなる。日本時間8月28日15時〜8月29日9時の間にユーザーによるデポジットが行われる。

レンディング期間は14日間(日本時間8月29日9時〜9月11日8時59分)で、最大の金利はBNBの15%になる。また1つのアカウントの最大貸付額は、BNB=500 BNB、テザー=100万 USDT、ETC=1000 ETCと設定されている。詳細は以下の通りとなっている。

出典 : Binance

ユーザーは申し込み時に貸付額を決めることができ、指定された期間が経過した後、確約されている金利を得られるという。

なお貸出された通貨を借りるのは、バイナンス信用取引のユーザーで、これらのユーザーは金利を支払う仕組みになっている。

バイナンスCEOのCZ氏は本サービスについて、「バイナンスレンディングはシンプルで、直感的に利用することができる。ユーザーが銘柄を選択して利息を得るだけの簡単なサービスだ」と説明。また、「各銘柄に対する利率は確約されている。だから市場がどのような動きをしようと、仮想通貨の残高は増加していく」とも語っている。

レンディングの第一段階となる14日間後、バイナンスは市場の反響を踏まえ、次のレンディング期間における各銘柄の金利を調整するという。

さらにユーザーからの需要や仮想通貨の価値に基づいて、新たな銘柄を加えるべきかは、今後検討していく方針になる。

バイナンスは、レンディングに関するFAQも更新し、利用規約を追加した。本サービスはバイナンスのホームページ(Binance.com)でのみ利用ができると説明している。

仮想通貨のレンディングサービスは増加傾向にある。金融のスタートアップ企業Graychain社が今月発表したレポートによると、仮想通貨のレンディングは、現時点で50億ドル(約5300億円)の市場価値があるという。しかしながら、貸付を行うユーザーは8600万ドル(約91億円)しか利益を得ておらず、その額は市場価値の1.83%ほどである。

本レポートによると、レンディングサービス企業Celsius社とGenesis社が最も多くレンディングの受付を行なっており、2社で業界全体の65%を占めている。

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
14:09
ビットワイズのXRP ETFが米国で上場へ カナリーに次ぐ2つ目の現物型商品
ビットワイズのXRP現物ETFがNYSEに上場へ。欧州GXRPに続く2本目のXRP商品で、米国では初提供。XRPCの初日取引高90億円超など、アルトETF市場が急拡大している。
12:35
ビットコイン9万ドル回復、エヌビディア好決算で投資家心理改善 マイナー売り圧に変化の兆しも
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+3.4%の1BTC=92,331ドルに。 20日にかけて、88,000ドル付近から92,000ドル超…
11:59
ブロック社が強気の財務見通し、3年で粗利益2.5兆円目指す  自社株買いも発表
ジャック・ドーシー率いるブロック社が今後3年の財務見通しを発表。粗利益の年間15億ドル増加を予想し、株価が7.6%上昇した。AI・仮想通貨事業も強化している。
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧