- 中国取引所Huobiが日本進出
- 仮想通貨取引禁止以前まで中国市場で最大だった取引所Huobiが世界で2番目に大きい仮想通貨市場を誇る日本に進出します。
- Huobi参入の影響
- Huobiの参入により、複数の既存取引所によって独占されている日韓仮想通貨取引市場の構造が改善されると予想されています。
Huobiが日本と韓国進出
2017年後半、中国三大仮想通貨取引プラットフォームHuobi、OKCoin、およびBTCCが本社拠点地を香港に移動しました。
さらにアジア投資家の仮想通貨需要を満たすため、店頭(over-the-counter – OTC)プラットフォーム経営を始めました。
Huobi Pro(香港経営用)にリブランドしたHuobiはOkCoinの香港取引所OKExとともに大量の取引高を処理しています。
さらに、日本の大手金融機関の一つであるSBIグループと戦略的パートナーシップを組み、日韓市場で大規模な仮想通貨取引所設立を試みています。
SBIホールディングスは、
「以下の協定を確立するために、中国で安定した経営実績を持つメジャー仮想通貨取引所Huobiグループと基本契約を結びました(165万アカウント、一日の最大取引高300億中国元(約5100億円))」
と12月7日公式発表しました。
それに加え、SBIグループがHuobiの日本ベンチャーHuobi Technology Japan Co., Ltd.株30%を獲得したことを発表しました。
「SBIグループはHuobiグループの日本支社(Huobi Technology Japan Co., Ltd.)株30%を獲得し、Huobiグループの韓国支社(HUOBI CO., Ltd)株10%を獲得しました。また、HuobiグループはSBI Virtual Currencies株30%を獲得しました」
SBIホールディングスとHuobiのパートナーシップは、Huobiプラットフォームと日本銀行間の取引者の摩擦を減らせるため、注目の的です。
SBIホールディングスはHuobi取引所に仮想銀行アカウントと安定した銀行基盤を提供すると期待されています。
大手金融機関のサポートはHuobiの韓国仮想通貨市場参入に大きく貢献します。
既に日本と韓国の銀行は複数の仮想通貨計画において協力しています。
大手市場開拓
CryptoCompareによると、日本と韓国の仮想通貨市場は世界のビットコイン取引の40%と世界のイーサリアム取引の10%を占めています。
ユーザー認証プロセスを不便にし、取引効率を悪くするKnow Your Customer(KYC)とアンチ資金洗浄(Anti-Money Laundering – AML)システムがあるにもかかわらず、二国の仮想通貨取引所には数千万もの取引者が存在します。
Huobiのような大手仮想通貨取引所の参入により、複数の既存取引所によって独占されている日韓仮想通貨取引市場の構造が改善されます。
さらに大事なこととして、中国が2016年に大半のビットコイン取引を占めていた時、Huobiは世界市場の他のどの取引プラットフォームよりも多くの取引高を処理していました。
つまり、Huobiはビットコインと仮想通貨において高いプロファイル取引者と金融投資家からの需要に応えることができる取引所でしょう。
CCNは近日、ビットコインが日本経済のGDPを増大させていることを報告しました。
野村経済学者Yoshiyuki SimonとKazuki Miyamoto氏は以下のように説明しました。
「2017年会計年度の初めから未だ知られていない日本投資家によるビットコイン取引の利益効果を予測すると、消費者支出232億〜960億円の増加を推定できます」
大規模仮想通貨取引所の出現は、日韓仮想通貨市場を急成長させるでしょう。
China’s Largest Bitcoin Exchange Heads to Japan and South Korea With Major Bank Deal
Jan. 2, 2018 by BITCOIN EXCHANGE
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