- メタップスの子会社がADAと提携
- 株式会社EMURGOが、メタップスの子会社メタップスプラスが、時価総額7位の仮想通貨「ADA」と提携したことを発表しました。メタップスプラスのアプリプラットフォームでは、すでに10億DL以上されており、パートナー店舗3.3万店以上での、決済及び提携プロモーションでの使用が予定されています。
- ADAとは
- フィンテック業界の重鎮にして天才数学者である、チャールズ・ホスキンソンが開発に携わったことで人気化。Cardanoというオープンソースの分散型プラットフォーム上で使用される。読み方は「エイダ」。
Cardanoの仮想通貨ADA
2017年、Cardanoに特化したブロックチェーン技術の提供および投資を目的に設立された「株式会社EMURGO」は、Cardano(カルダノ)の仮想通貨ADA(エイダ)が、株式会社メタップスの子会社である、韓国最大手のモバイル決済プラットフォーム「メタップスプラス」と提携することを発表しました。
株式会社EMURGOは、Cardanoの仮想通貨ADAが韓国最大手の決済プラットフォーム、メタップスプラスにて取引開始することを発表しました
— EMURGO Japan/仮想通貨ADA/カルダノ (@Emurgo_Japan) 2018年5月9日
~ アジア初の仮想通貨を統合したモバイル決済プラットフォームhttps://t.co/rCg2s2y4JE#ADA #EMURGO #Cardano
これにより、時価総額7位の仮想通貨「ADA」は、メタップスプラスのモバイルマーケティングとモバイル決済プラットフォームにおいて取り扱いが開始されることとなります。
仮想通貨ADAは、2018年第三四半期までに、メタップスプラスのパートナー店舗3.3万店以上での決済及び提携プロモーションでの使用を予定しています。
メタップスプラスのアプリダウンロード・プラットフォームでは、すでにモバイルアプリが10億DL以上されており、4万以上の店舗で年間1,000万回ほどモバイル決済手段として利用されています。
これに対し、Cardano財団の会長「マイケル・パーソンズ」氏は、以下のように述べています。
韓国はこれまで世界に先駆けて革新的な新技術の早期導入がおこなわれてきましたが、メタップスプラスがCardanoの仮想通貨ADAの利用を決めたことにより、不正行為がほぼ皆無で、迅速なデジタルでの支払や決済が韓国で間もなく実行されることになります。
これにより、一般的な仮想通貨や、特にADAの利用拡大が進むでしょう。
Cardano財団について
Cardano(カルダノ)財団は、「スイスのツーク州」に拠点を置く、ブロックチェーン及び仮想通貨組織。
同財団は、Cardanoプロトコルとその関連エコシステムを客観的に監視、教育する活動を行なっており、Cardano支援者がまとまり、協力できる環境を作ることにより、Cardanoコミュニティとして機能しています。 ▶️カルダノ財団:公式サイトメタップスとは
フィンテック業界の中でも特に注目度の高いベンチャー企業であり、新興企業向けの株式市場である「東証マザーズ」に上場。
海外進出にも意欲的で、仮想通貨事業も積極的に推進。韓国の子会社MetapsPlusが、仮想通貨取引所「CoinRoom」を開設、独自トークンである「Pluscoin」のICOを実施しています。
3月15日には、みずほ銀行やNTTドコモと、子会社が提供するウォレットアプリ「pring(プリン)」の実証実験開始を発表したことでも話題になりました。
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メタップスプラスとは
株式会社メタップスのグループ会社で、2016年6月に韓国で初めてICOを行なった、韓国を拠点とする企業です。
既存のプラットフォームやモバイルインフラ層を用いて、仮想通貨を日常的に使用できるようにすることを主な目標としています。
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