はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

エイベックスが仮想通貨関連事業に参入か:ブロックチェーンを用いた決済システムを提供予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

音楽業界のリーディングカンパニー×仮想通貨
数々の有名アーティストを輩出、日本の音楽シーンを牽引してきた「エイベックス」が、6月に設立予定の100%子会社エンタメコインを通じて、ブロックチェーン技術を使用した決済システムを所属アーティストのライブ会場でのグッズ販売等に導入予定。仮想通貨交換業への参画も視野に。
フィンテックとは
「Financial Technology」の略。金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と、技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、仮想通貨関連事業もフィンテックに含まれる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

エイベックスが仮想通貨関連事業に参入か

日本経済新聞などが報じたところによると、「エイベックス・グループ」は24日、仮想通貨関連(ブロックチェーン)事業への参入を表明しました。

同社は、「未来志向型エンタテインメント企業」を目指す新事業・イノベーション領域のひとつとしてフィンテックを掲げており、電子決済を手掛ける100%子会社として「エンタメコイン」を今年6月に設立予定。独自の電子マネーを発行することで、フィンテック事業に注力する方針を固めました。

エンタメコインは、2019年からエイベックスグループ及び関連する芸能事業関係者向けに”ブロックチェーンを用いた決済システム”を提供予定。

エイベックス所属のアーティストのファンクラブ会員やイベントの来場客に利用してもらい、将来的には電子チケットとひも付けできるようにする見込みで、2018年秋にテスト版の提供を始める方針です。

音楽業界のクリエイターやファンが、さまざまなメリットを享受できるようになるほか、ブロックチェーン技術の活用により、煩雑化している現行プロセスを簡略化することによる業務フローの効率化、管理コストの削減も期待されています。

所属アーティスト

エイベックスグループ所属の代表的なアーティストには、

  • 安室奈美恵‎
  • 浜崎あゆみ‎

などがいます。

日本の音楽シーンを牽引してきたアーティストが多数所属しており、他にも、大物俳優・タレントや有名モデルも数多く在籍。テレビなどのマスメディアにも日常的に出演するなど、特に音楽(エンターテイメント)業界では多大な影響力を持っていることから、仮想通貨(ブロックチェーン)業界にとっても大きな追い風となり得るポジティブニュースであると言えるでしょう。

また、同社の広報担当者は「エイベックスグループ内で、(国内で仮想通貨と法定通貨との交換サービスを行うことができる仮想通貨取引所など)仮想通貨交換業への参入を検討している段階」と言及していることも報じられており、仮想通貨(ブロックチェーン)関連領域への参画に対して、積極的な姿勢を見せています。

進化し続ける「エンターテイメント」

エイベックスグループは、新事業・イノベーション領域として、

現在流行りの「バーチャルYouTuber」、VR(バーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)、ライブ配信/ライブコマース、ゲームなどの分野で事業拡大を目指していることを表明しており、仮想通貨(ブロックチェーン)関連領域との親和性の高さも期待されます。

約款を変更へ

さらに同日、定款(会社の最も重要な規則を定めたもの)を一部変更することも発表しました。

  • 有料職業紹介事業
  • 電子マネーその他の電子的価値情報及び前払式支払手段の発行、販売及び管理
  • 電子決済システムの提供、資金移動業、収納代行業、集金代行業及び支払代行業
  • ポイントサービスの運営業務

約款変更の効力は、6月22日に開催する株主総会で決議される見通しです。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/22 月曜日
18:00
Digital Space Conference 2026 無料チケット受付開始
ユーザーがメタディスクリプションを100文字程度で作成するよう依頼しています。DSC2026の記事内容に基づいて、SEOに適したメタディスクリプションを作成します。2026年2月17日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Digital Space Conference 2026」を開催。日本デジタル空間経済連盟主催、CoinPost企画・運営。AI、Web3、メタバース等を横断し次の社会像を議論。参加無料、チケット受付開始。
15:53
ユニスワップ手数料スイッチ提案が定足数達成 UNI焼却メカニズムが今週始動へ
ユニスワップのプロトコル手数料スイッチ提案「UNIfication」が定足数を達成。賛成票6,900万UNI超で12月26日の投票終了後、1億UNIの遡及的焼却と手数料連動型の継続的焼却メカニズムが今週後半に始動する見込み。
15:20
量子コンピュータは仮想通貨の脅威なのか?カルダノ創設者が示す客観的評価と対策
カルダノ創設者ホスキンソン氏が、量子コンピュータによる仮想通貨への脅威について冷静な対応を呼びかけ、米DARPA主導の、量子ベンチマーク・イニシアチブ(QBI)の参照を推奨した。
14:54
香港、保険会社の仮想通貨投資を解禁へ リスク管理100%義務付け=ブルームバーグ
香港保険監督局が保険会社による仮想通貨投資を認める新規制案を発表。100%の資本準備義務付けで慎重姿勢を示しつつ、2026年に公開協議を実施。総保険料約13兆円の業界から機関投資家資金の流入可能性。
14:03
著名投資家レイ・ダリオ、「ビットコインは中央銀行に大規模保有される可能性低い」と指摘
著名ヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ氏がポッドキャストで、ビットコインは中央銀行の準備資産として大規模保有される可能性が低いと指摘。透明性や技術リスクを理由に挙げた。一方、個人投資家には5〜15%の配分を推奨している。
11:44
米議員、仮想通貨税制で法案起草 少額取引非課税やステーキング関連所得繰り延べも
米超党派議員が仮想通貨税制の改正法案を発表した。少額のステーブルコイン取引を非課税化することや、ステーキングやマイニング報酬の課税繰延べを盛り込んでいる。
10:51
ニューヨーク近代美術館、CryptoPunksなどNFT作品を永久所蔵
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が12月20日、CryptoPunks8点とChromie Squiggles8点のNFT作品を永久所蔵品に追加。ブロックチェーンアートが主流美術機関に正式認められる重要な節目となった。
09:45
ファンドストラットが2026年仮想通貨市場に弱気予測 トム・リー氏と対照的
ファンドストラットが2026年前半に仮想通貨市場が下落することを予測した。一方、同社のトム・リー共同創業者は、ビットコインやイーサリアムに強気見解を示している。
08:51
テザー、AI機能搭載モバイルウォレットの開発を発表
テザー社がAI機能搭載のモバイルウォレット開発を発表。ビットコイン、USDT、USAT、XAUTの4資産に対応し、WDKとQVACを活用してプライバシーと自己管理性を重視した設計を目指す。
08:23
VanEck、アバランチETF申請にステーキング報酬機能を追加
VanEckが米SECに提出したアバランチETF申請書を修正し、ステーキング報酬機能を追加。保有AVAXの最大70%をステーキングし利回りを創出する計画。米IRSの新規則が後押し。
12/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインの2026年相場予測やブロックチェーン人気ランキングなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、流動性低下で来週も不安定な展開か|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインの今後の見通しをbitbankアナリストが解説。年末のホリデーシーズンで流動性が低下する中、来週にかけても方向感に欠ける展開が続く可能性。12月の米雇用・物価データが金利見通しの鍵を握る。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|与党税制改正大綱の決定に高い関心
今週は、米SECのポール・アトキンス委員長の講演、ノルウェー政府系ファンドによるメタプラネットのビットコイン戦略に対する支持、政府・与党の2026年度税制改正大綱の決定に関する記事が関心を集めた。
12/20 土曜日
13:22
イオレがビットコイン追加取得、累計保有量101BTC超に
日本上場企業イオレが約1億6640万円分のビットコインを追加取得。ネオクリプトバンク構想の初期トレジャリー運用の一環として実施され、2026年3月期中に120億円から160億円規模の取得を目指している。
11:55
ブラックロックのビットコイン現物ETF、年初来リターンはマイナスも流入額6位入り
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が年初来のETF流入で6位にランクインした。一方でリターンはマイナスとなっており背景にある投資家心理が注目される。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧