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インフォテリア社、株主総会にてブロックチェーンを用いた議決権投票実験実施へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インフォテリア社、株主総会にてブロックチェーンを用いた議決権投票実験実施する事を公表
インフォテリア株式会社は、今週6月23日行われる同社の株主総会における議決権投票を実証実験としてブロックチェーンを用いて行う事を公表しました。 同社の株式保有数に応じて、議案ごとに議決権の権利を持つデジタルトークンを配布し、投票、集計を行います。 まさにブロックチェーンの改ざんができない利点を用いた投票システムを実現する動きだと言えます。 ※あくまでこの投票は実証実験であり、実際の株主総会の議決には反映されないとの事。

概要

東証一部上々企業であるインフォテリア株式会社は、今週6月23日(土) 13:30に開催を予定している定時株主総会の議案にて、ブロックチェーンを適用した上々企業の株主総会における議決権を行使の実証実験を行う事を発表しました。

今回の実証実験では、インフォテリアの株主12,693名(2018年3月時点での当社株式保有者)に対して、発送される全ての株主総会収集通知に「ブロックチェーンを使った議決権行使書」を同封。株主はこの行使書からの投票用サイトにアクセスし、議決権として自身の株式保有高に応じたデジタルトークンを自動的に受け取り、各議案に対する賛否を投票するとの事です。

引用元:インフォテリア株式会社

  • 今回の投票実験におけるフロー
  • ①株式情報の取得(信託銀行→インフォテリア社)

    2018年3月末時点の株主情報(株主番号、郵便番号、議決権数)を取得

  • ②案内の委託(インフォテリア社→信託銀行)

    株主総会の案内と共に郵送する、今回の実験の案内文を委託

  • ③事前案内(信託銀行→株主)

    2018年3月末時点の株主に対し、株主総会の案内と今回の実験の案内を郵送

  • ④環境設定(インフォテリア⇄ブロックチェーンネットワーク)

    議案の種類に応じて、その種類にあったトークンを発行し、株主に配布

  • ⑤議決権行使(株主→投票用フォーム→ブロックチェーンネットワーク)

    スマホやパソコンを使って、投票用Webサイトにて投票

  • ⑥結果集計(ブロックチェーンネットワーク→結果集計→株主)

    結果はWebサイトにてリアルタイムで確認

今回の実証実験の特徴

写真:定時株主総会収集通知に同封されたブロックチェーンを使った議決権行使書

(引用元:インフォテリア株式会社)

・基盤技術として、ブロックチェーンを用いている事

・実施の同社株主の保有高に応じた議決権(デジタルトークン)を発行していること

・議案毎に複数デジタルトークンを同時に発行して集計が可能であること

・票数はリアルタイムで集計が可能であること(最終集計結果の開示は総会当日を予定)

・特別なアプリを必要とせず、PC、スマートフォン等から投票が可能であること

・票数の改ざんが株主総会主催者関係者(インフォテリア、信託銀行)でも不可能であること

・投票期間内は 24 時間いつでも投票を受け付けられること

・将来的に、信託銀行などからの API※2によって株主情報を得ることを想定していること

(プレスリリースより引用)

※あくまでこの投票は実証実験であり、実際の株主総会の議決には反映されないとの事。

実証実験に関するお問い合わせ先

プレスリリース掲載URL:https://www.infoteria.com/jp/news/press/2018/06/14_01.php

実証実験に関するお問い合わせ先

インフォテリア株式会社 ブロックチェーン推進室:森一弥

TEL:03-5718-1250

FAX:03-5718-1261

E-mail:blockchain@infoteria.com

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