はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Binance社従業員:90%の従業員が仮想通貨BNBで給料を受け取っている

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨などの実用例を示す
Binance社従業員の90%がBNBで給料を受け取っていることが明らかになった。 ここ数ヶ月、仮想通貨やdAppsを広めるため、多くの会社やプロジェクトが仮想通貨やdAppsを採用することによって実用例を示そうと試みている。
仮想通貨、ブロックチェーンを広めるために
ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨が広く利用されるためには、仮想通貨を扱う企業が、非中央集権化されたシステムをデモンストレーションして、先例を示していかなければならない。
BNBとは
Binance社が発行する仮想通貨

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

LCXでBinance社のCEO、Changpeng Zhao氏はTechCrunchの創設者Michael Arrington氏にBinance社の従業員の90%が給料をBNBで受け取ると話した。

Arrington氏はTwitterにて

「今週LCXのイベントで@cz_binanceが僕に話してくれた面白いことの一つは:binance社の90%の従業員は給料をBNBトークンで受け取る選択をしているということ。賢い人達だ。」

とツイートしました。

実用例を示す

Binance Coinとして知られるBNBは、世界最大の仮想通貨取引所Binance社のトークンで、 Binance社は2017年に取引所の運用と開発に充てるための資金を調達するためBNBをリリースしました。そして同社はそのビジネスで生まれた利益でBNBを買い戻しています。

Arrington氏との会話でChangpeng Zhao氏は、従業員の大半の給料が仮想通貨で支払われるという仮想通貨の宣伝をするために、Binance社の90%の従業員が給料をBNBで受け取る選択をしていると明らかにしました。

ここ数ヶ月を通して、仮想通貨やdAppsを広めるため、多くの会社やプロジェクトが仮想通貨やdAppsを採用することによって実用例を示そうと試みています。

例えば、ドイツ最大級のイーサリアムのミートアップであり、カンファレンスであるETHBerlinはボランティアで行われており、すべての非分散的なサービスを分散型サービスに置き換えています。8月のはじめから、ETHBerlinはイベントの放送や、登壇者のホテル予約、くじの処理をするためにdAppsを使い始めました。

ETHBerlinチームは、

「グローバルコミュニティの責任として、常に我々のエコシステムを発展させているが、 これらを取り入れ、ただ模倣するだけでは足りないということを理解しないといけない。」

と発言しました。

さらに、プロジェクトや会社、仮想通貨分野のイニシアチブがこのプロセスもっと加速させることによってのみ、多くの仮想通貨やブロックチェーンに基づいた解決策が生み出されるだろう、とも述べました。

Binance社の従業員の給料がBNBで支払われること以外にも、 分散化取引所の開発や、世界の仮想通貨のエコシステムの持続可能性を向上させるためブロックチェーンプロジェクトを加速させるなど多くの主導権を握っています。

大衆を納得させるために

唯一、従業員が仮想通貨での給料の支払いを選択できる数十億ドル規模の複合企業は日本のGMOグループです。 仮想通貨のマイニング事業やビットコインのマイニング用機器を生産するベンチャーの設立以降、GMOは仮想通貨での給与の支払いを提供しています。

同社は去年の12月に 「GMOインターネットグループは、仮想通貨を広める努力を促進し,世界の仮想通貨の発展に貢献するつもりだ。」 と述べました。

仮想通貨は分散化されたユーザー、ノードオペレーター、マイナー、そして開発者によって動作するコンセンサス通貨であり、価値やユーザビリティ(使用性)、電子資産の採用を指図する中央集権的な管理者は存在しない。

ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨が広く利用されるためには、仮想通貨を扱う企業が、非中央集権化されたシステムをデモンストレーションして、先例を示していかなければならない。

参考記事:90% of Employees at Major Crypto Exchange Binance Receive Salary in BNB

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏の日常
世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏が、自身の日常を語りました。同氏は「日常という日常は無く、毎日が非日常の連続」と語り、毎日ランダムな事が起きる中、時間を節約しながらどのように動いているか、などを述べています。
2018年の仮想通貨暴落相場で逆行高を見せた3通貨|BNB(+72%)・EOS(+31%)・VEN(+15%)
受難続きの2018年は長期的な下落トレンドに突入、仮想通貨の全体時価総額はまさにナイアガラとなった。そんな中、バイナンスコイン(BNB)は+70%、イオス(EOS)は+31%、ヴィチェイン(VEN)は+15%の逆行高を見せている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場に追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧