はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「仮想通貨取引所Zaif」ビットコインなどの取引停止:1-2営業日中に復旧見込み

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所Zaifでサーバ障害
国内大手取引所Zaifは17日夕方、「サーバ障害が発生し、BTC、BCH、MONAの入出金を停止する」と発表した。18日11:48に続報があり、顧客資産の安全は確保されており、1-2営業日中に復旧の見込みとされている。

仮想通貨取引所Zaifでサーバ障害

テックビューログループが運営する、仮想通貨取引所Zaifにて、9月17日(月)16:57に上記アナウンスがあり、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの入出金を停止しました。

19日11:48の続報によると、ハッキングなどの被害ではなく、1〜2営業日中に復旧する見込みです。

テックビューログループとは

テックビューログループは、日本、北米、欧州に拠点を置き、仮想通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。

プライベート・ブロックチェーン製品「mijin」と仮想通貨取引所「Zaif」や、トークンの発行販売を用いた資金調達ソリューション「COMSA」など、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供していす。

独自トークンを発行

仮想通貨取引所Zaifの運営会社であるテックビューロ株式会社によって発行されるZAIFトークンは、ビットコインブロックチェーンから派生した分散型金融プラットフォーム「CounterParty(カウンターパーティー)」を使用しており、2016年7月に上場しました。

また、テックビューロ社が発表したICOソリューションとしては、2ヶ月間で100億円以上を調達した「コムサ(COMSA)トークン」が有名です。

COMSAは、既存のビジネスとXEM、ETH、BTCのパブリックブロックチェーンをつなげることを目的としています。

自社プライベート・ブロックチェーンを公開

さらに、テックビューロ株式会社は2018年8月、自社プライベート・ブロックチェーン製品の最新版であるmijin v.2 (Catapult)」を一般公開。

プライベート・ブロックチェーン製品「mijin v.1」は、300社以上への提供実績を持つとしており、電子マネーシステム、ユーザー認証、土地および財産登録、物流追跡、食品トレーサビリティなど幅広く利用できるとアピールしています。

Zaifには行政処分も

このように、日本市場におけるブロックチェーンの発展と推進に寄与してきたテックビューロ社ですが、運営する「仮想通貨取引所Zaif」では度々問題が発生し、今年3月には金融庁(近畿財務局)から、以下の内容を指摘され、「業務改善命令」を受けています。

  • システム障害や、不正出金事案・不正取引事案など多くの問題が発生している
  • 経営陣は、その根本原因分析が不十分であり、適切な再発防止策を講じておらず、顧客への情報開示についても不適切な状況となっている

今回のサーバー障害でも、不安視しているユーザーを中心に情報が錯綜しており、一刻も早い復旧、及び抜本的な改善策が求められます。

CoinPostの関連記事

「金融庁」仮想通貨規制の最新情報まとめ:コインチェックなど3社は審査中
金融庁の仮想通貨研究会による提言では、顧客利益を取引所の倒産リスクから保全することも重要、信託保全を原則とすることも検討すべきなど、投資家保護の仕組みが急務だと言及。また、立入検査と業務改善命令がひと段落したことで、コインチェック社を含む三社は、業務改善報告書の審査中であるとしている。
仮想通貨 コムサ(COMSA)とは?
日本発ICOプラットフォーム 取引所Zaifを運営しているテックビューロー社が発表したICOソリューションです。 企...
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 火曜日
15:20
Pudgy Penguins、日本で大型イベント開催|MEXC Venturesとの連携で世界展開を加速
人気NFTプロジェクトPudgy Penguins、東京でWebX2025イベント開催。MEXC Venturesと連携し、日本展開でグローバル戦略を加速。2027年IPO実現目指す。
14:50
MiCAの監督格差問題 仏・墺・伊が共同でEUの規制強化を要請
フランス、オーストリア、イタリアの規制当局がMiCA施行後の各国による監督格差を問題視し、EUの仮想通貨規制の強化を求める共同声明を発表した。EUパスポート制度の課題と3カ国の規制当局による4つの改善提案を解説する。
11:36
FOMC控え様子見基調の仮想通貨相場、デリバティブ市場は強気傾向
明日のFOMC会合を控え、市場の95.9%が25bp利下げを織り込む中、ビットコインは115,206ドルで小幅上昇。デリバティブ市場ではコール優勢の展開が続き、ETF流入も好調。利下げサイクル開始への期待が暗号資産(仮想通貨)市場の追い風となるか注目が集まる。
10:56
ロビンフッドが非上場企業投資ファンド「RVI」を計画 個人投資家の参加機会拡大へ
仮想通貨・株式取引のロビンフッドが米国で未上場企業への投資機会を個人投資家に提供するファンドの設立を計画している。SECに登録届出書を提出し、NYSE上場を目指している。
10:30
クレディセゾンのベンチャー部門、70億円超のWeb3ファンドをローンチ
クレディセゾンのベンチャー部門は、ブロックチェーンのスタートアップ対象のファンドOnigiri Capitalのローンチを発表した。トークン化RWAのソリューションを開発する企業に投資する。
10:12
コインベース支援のL2「Base」、独自トークンの発行検討を開始
仮想通貨取引所コインベース支援のL2「Base」は、ネットワークトークンの発行検討を開始。これまではガス代にイーサリアムを使用し、独自トークンの発行予定はないとしてきた。
09/15 月曜日
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|新経連の仮想通貨税制改正提言に高い関心
今週は、トークン化されたポケモンカードのブーム、ナスダックのトークン化株式の取引承認申請、一般社団法人新経済連盟の仮想通貨税制改正提言に関する記事が最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧