はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン価格は急上昇後、揉み合い状態に|テクニカル分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の値動きを振り返り、次の節目を探る
CoinPost所属のテクニカルアナリストが今週のビットコインの値動きを振り返り、次のシナリオや節目、可能性などを解説。当記事ではボリンジャーバンド、RSI、フィボナッチリトレースメントを用いてビットコインチャートを分析しております。

直近のビットコイン(BTC)の値動き

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,1時間足)

直近のビットコインの値動き(BTC/JPY,bitFlyer,一時間足)を振り返ると、9月20日早朝に60万円代後半をつけた後、そこから反転し、76万円台まで上昇した後は落ち着き、もみ合っております

今回のビットコインの上昇に先んじて、XRPの暴騰などもあり、悲観相場から一転した展開となっております。

ボリンジャーバンドとRSI

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,1時間足)

ボリンジャーバンドでビットコインの値動き(BTC/JPY,bitFlyer,一時間足)を見てみると、急上昇する場面ではバンド帯の上に張り付いていた他、バンド帯を超える場面もありましたが、直近は比較的落ち着いており、9月24日正午過ぎ現在ではバンド帯のやや真ん中に位置するなど、落ち着いた展開を見せております

ボリンジャーバンドとは

価格帯の大半がこのバンド(帯)の中に収まるという考え方をしたテクニカル分析の1つ。

95.5%の値動きは±2αの線の中に収まるという統計から、+2αを超えた時やその付近にある場合は売り、-2αを下回った時やその付近にある場合は逆に買いのタイミングという逆張りの手法によく使われる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

出典:Cryptowatch(BTC/JPY,bitFlyer,1時間足)

RSI(BTC/JPY,bitFlyer,一時間足)上では、21日の急騰の際に買われ過ぎを示す70%ラインを大きく超えて80%台をつける場面もあったものの、そこから落ち着き、9月24日正午過ぎ現在で55%台と、市場センチメント的にも落ち着きを見せております。

直帰もみ合いの展開になっている事から、上にも下にも抜けてもおかしくない展開となっており、ファンダメンタルの要素など、何か材料が出れば再び動き出すかもしれません。

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

次の節目は?

出典:Tradingview(BTC/JPY,bitFlyer,日足)

次はフィボナッチリトレースメント(BTC/JPY,bitFlyer,日足)で、次の節目になるラインを見ていきましょう。上向くとしたらここから76万8400円付近を抜け、更に79万1500円付近を超えていけるかどうかとなっており、この揉み合いの流れから下落していく場合には75万2100円、そして次に73万5900円付近を下抜けていくかが一つの節目となっていく事でしょう。

当記事で何度も言及しておりますが、揉み合い相場であり、上抜けも下抜けもシナリオとして想定できる為、何か材料が出てくるとどちらにも抜ける可能性があるでしょう。

免責事項

当記事は、特定の通貨に対する投資や買いや売りのタイミングを推奨するものではなく、市場環境などファンダメンタルズ要因によっても大きく左右されるため、あくまで一つの考え方となります。

また、仮想通貨投資をする際には、価格変動リスク、流動性リスクなど様々なリスクに注意し、自己責任で行って頂くようお願いいたします。当記事を参考にした投資に対して一切の責任を負いかねます。

CoinPostの関連記事

ユニセフ:ユーザーのCPU処理能力寄付を集め仮想通貨マイニング基金実施
オーストラリアユニセフは、バングラディシュの子供達を支援するため、The Hope Pageというサイトを開設しました。ユーザー達がそれぞれのCPUで仮想通貨マイニングが行われ、そのマイニングで得た仮想通貨が子供達への基金として使用されます。
テクニカル指標および、ビットコイン専門家達が示唆する仮想通貨市場の長期的な上昇
GTI VERA Convergence Divergence指標やWilliams Percentage R指標、DVAN Buying and Selling Pressure指標など、複数のテクニカル指標が、仮想通貨市場のトレンド転換を検知した。eToroのCEOを務めるAssia氏は、仮想通貨価格が下落を続ける中でも、その需要が大きく下落することはなかったと主張。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
20:00
Aptosのエコシステム責任者が語るエコシステム戦略|独占インタビュー
Aptosのグローバルリーダーが語る、エコシステムの成長戦略と日本市場への本格参入。DeFi、AI、クリエイターエコノミーなど注目分野や、10億ユーザー規模を見据えた技術開発について聞いた。
16:51
NVIDIA決算好調、米株上昇と仮想通貨相場回復の連鎖起点に
11月19日NVIDIA決算発表後、Nasdaq総合指数0.6%高。マイニング企業株(IREN10%高など)がAIシフト恩恵で買われ、BTCは89,000ドル安値から91,000ドル回復。専門家は電力供給の重要性を指摘、関連投資機会を分析した。
16:44
米民主党議員がトランプ一族関与のワールドリバティに調査要請 国家安全保障への懸念示す
エリザベス・ウォーレン上院議員らが、トランプ大統領一族が関与するDeFiプロジェクト「ワールドリバティ・フィナンシャル」に対する調査を要請した。北朝鮮・ロシア関連団体へのガバナンストークン販売が国家安全保障リスクになると指摘し、利益相反の懸念も表明した。
16:00
米大手取引所クラーケン、SECにIPO申請を提出 評価額3.1兆円
米仮想通貨取引所クラーケンが米SECにIPO申請を提出。評価額は200億ドル(約3.1兆円)で、2026年第1四半期の上場を目指す。トランプ政権の友好姿勢を背景に、仮想通貨企業の上場ラッシュが続く。
14:09
ビットワイズのXRP ETFが米国で上場へ カナリーに次ぐ2つ目の現物型商品
ビットワイズのXRP現物ETFがNYSEに上場へ。欧州GXRPに続く2本目のXRP商品で、米国では初提供。XRPCの初日取引高90億円超など、アルトETF市場が急拡大している。
12:35
ビットコイン9万ドル回復、エヌビディア好決算で投資家心理改善 マイナー売り圧に変化の兆しも
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+3.4%の1BTC=92,331ドルに。 20日にかけて、88,000ドル付近から92,000ドル超…
11:59
ブロック社が強気の財務見通し、3年で粗利益2.5兆円目指す  自社株買いも発表
ジャック・ドーシー率いるブロック社が今後3年の財務見通しを発表。粗利益の年間15億ドル増加を予想し、株価が7.6%上昇した。AI・仮想通貨事業も強化している。
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧