はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社出資「XRPバンキングアプリ」を公開 |銀行界とデジタル資産の橋渡しに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社出資のスタートアップが開発中のXRPバンキングアプリのUIを公開
米Ripple投資部門の出資を受けるスタートアップXRPL Labs社が、開発中のXRPバンキングアプリのデザインを公開した。「母親でも使いたくなるように」設計したデザインと、今後の計画を示した。

XRPバンキングアプリ「Xumm」のデザイン公開

リップル社投資部門が出資するスタートアップXRPL Labs社の創設者Wietse Wind氏が、自身のツイッターで現在開発中のXRPバンキングアプリのUI(ユーザーインターフェース)を公開した

XRPL Labs社はXRPコミュニティの3人の開発者(Wietse氏、Tristan氏、Ali氏)によって昨年10月に設立された、リップル社の投資を受けXRP向けのバンキングアプリを開発するスタートアップである。

開発中のアプリケーションはXummと呼ばれ、ユーザーはアプリ上で金融機関との接続なしにユーロ、米ドル、XRPやその他通貨を保有できる。ポイントはこれが単なるウォレットアプリではなく、「バンキングアプリ」であるという点だ。すなわち、ユーザーが持つ一般的な銀行口座と接続する必要がなく、このアプリ自体が銀行口座になる

従来型のウォレットでは、仮想通貨取引所や銀行口座からウォレットに間接的に預金するという形で資産を移動するというスキームが一般的であった。一方で同アプリの場合はその必要がない。

今回公開されたアプリのUI(画像参照)には、XRPの送金・着金機能、取引履歴、メッセージ送受信機能などを確認可能だ。

同氏は、先月末にオランダ・アムステルダム開催されたコミュニティイベントにて、「このアプリは、銀行界とデジタル資産の橋渡しとして設計されている」と述べ、さらに今回のデザインについて以下のように想いを語る。

(このアプリは、)技術オタク(geek)のためのものではない。(…)我々は、自分の母親でも使える、さらには使いたいと思うアプリを作っているのだ。

さらに同氏は、「来週(日本時間で今週)には、『面白い打ち合わせ』がある。非常に楽しみだ」と述べ、銀行業を営むためのライセンス取得に向けた打ち合わせの存在を示唆した

Xummは今後、事業者向けのプラットフォームやAPIが開発される予定だ。

これにより、銀行口座としての利便性がさらに向上し、従来型の銀行システムを介さない様々なFintechビジネスが生まれることが期待される。今後も彼らの開発動向には注目したい。

CoinPostの関連記事

ビットコインとの相関性から見る投資戦略 XRP(リップル)にも重要な事例に|バイナンスリサーチ調査
仮想通貨取引所バイナンスの市場分析部門が、2019年の第2四半期における仮想通貨の相関性に関するレポートを発表。ビットコイン(BTC)との相関性から、多くの投資戦略が見えてきた。
ビットコイン(BTC)80%の価格調整に関するベテランの見解|イーサリアムは7%上昇
著名トレーダーPeter Brandt氏は、ビットコインの80%価格調整の可能性を指摘した。一方、イーサリアムはCMEの好ファンダを受け一時7%高騰。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。
09/17 水曜日
18:00
日本でステーブルコイン普及のハードルと可能性は?|WebX2025トークセッション
WebX2025で日本円建てステーブルコインの普及をめぐるパネルセッションが開催された。専門家がステーブルコインの課題やユースケース創出をめぐって徹底議論した。
17:43
メタプラネット、「Bitcoin.jp」ドメインを取得 「ビットコインジャパン」も設立
メタプラネットは「Bitcoin.jp」を戦略的に取得し、新会社を設立。国内ビットコイン事業の拡大と収益基盤強化を目指す。
15:15
ビットコイン・スタンダード著者、アルゼンチン・ミレイ政権の経済政策を「ポンジスキーム」と指摘
ビットコイン・スタンダード著者のサファディーン・アモス氏が、アルゼンチンのミレイ政権の経済政策を「国家規模のポンジスキーム」と痛烈に批判。キャリートレードによる金融システムの崩壊リスクと、自由主義政策の矛盾を解説した。
13:30
11年間休眠のビットコインクジラが1000BTC移動、170億円相当
11年以上休眠していたビットコインクジラが17日朝、1000BTCを4つの新しいアドレスに移動したことがオンチェーンデータで判明した。
11:40
コインベース、銀行の「預金流出」懸念を否定 ステーブルコイン規制めぐり反論
米仮想通貨取引所大手コインベースが銀行業界のステーブルコイン規制変更要求に対し、預金流出は根拠のない神話だとする反論文書を発表した。
10:45
米ビットコイン法案承認に向けた円卓会議、セイラー会長らが出席
米連邦議会でビットコイン法案の円卓会議が開催され、ストラテジーのマイケル・セイラー氏らが出席。この法案では米政府が合計で仮想通貨ビットコインを100万BTC購入することなどが提案されている。
10:02
米国と英国、仮想通貨市場などで連携強化を協議=報道
ベッセント米財務長官、リーブス英財務相が仮想通貨分野での連携強化を協議した。リップル社なども出席した会合で、英米テックブリッジ関連で話し合いが行われた。
09:40
バイナンス、米司法省との監視官解除交渉が進行中=報道 
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが43億ドルの和解合意で課された外部監視官の要件が解除される可能性について米司法省と協議していることが報じられた。BNBが上昇。
08:40
サークル、ハイパーリキッド上でUSDC展開へ HYPE投資も実施
大手ステーブルコイン発行企業のサークルがデリバティブ取引DEX最大手のハイパーリキッドでUSDCのネイティブサポートを開始すると発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧