はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

P2P仮想通貨取引サービス、ビットコイン(BTC)取引を中国在住のユーザーに拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国からP2P取引へのアクセスが可能
ビットコイン(BTC)のP2P取引サービスを提供するHodl Hodlが、中国在住のユーザーに取引サービスの拡大を行なった。中国語のサービスを行い、市場拡大を図るという。

中国でP2P取引を開始

ビットコイン(BTC)のP2P取引サービスをグローバルに提供するHodl Hodlが、システムの設定をアップデートし、中国在住のユーザーへ取引サービスの拡大をすると発表した。中国国内からもアクセスができるようになった。

本発表の背景には、米Googleが提供するサービスの利用が、中国国内でネット制限されている問題がある。Hodl Hodlがユーザー登録を受け付ける際に使用するキャプチャ機能なども、Googleが提供する機能を利用しており、アクセスの制限がかかっていた。(キャプチャ機能とは、セキュリティを高めるための手段で、簡単なテストに答えさせる方法で、アクセスするのが生身の人間であることを証明させる方法。)

Hodl Hodlは、この機能の設定を変更することによって問題を解決したという。中国において、取引所サービスによる仮想通貨の取引は禁止されているが、中国人の多くは、OTCなどのP2P取引サービスを通じて仮想通貨と法定通貨の取引を行なっている。

同社は、中国マネーが仮想通貨取引において、高い比重を占めていると考え、取引範囲の拡大に踏み切ったと見られる。

中国のユーザーがトレードをできるようになったことを発表したHodl Hodlは。自社の特長として、以下の3点を強調した。

  • Hodl Hodlのサービスのほぼ全てが中国語(マンダリン)に翻訳可能
  • 中国語のサポートを提供
  • 追加の手数料なしで取引相手を探すサービスを提供

またHodl Hodlは、取引手数料が1回につき最大0.6%と、他のP2P取引所よりも安く設定していることも説明。他のP2Pの取引所との大きな違いで言えば、Hodl Hodlは本人確認手続きといったマネーロンダリング対策を行っていない点があがる。当局からの指摘を受ける可能性もあるが、ユーザーが殺到する可能性もある。

参考資料 : Hodl Hodl

CoinPostの関連記事

中国人民銀行のデジタル通貨、発行準備整う アリババやテンセントなど7社が利用機関へ
中国人民銀行が発行を計画するデジタル通貨(仮想通貨ではない可能性が高い)の発行準備が整ったことがわかった。初回の利用企業には大手IT企業や民間銀行など7社が名を連ねた。
米財務省、中国「麻薬王」のビットコイン(BTC)アドレスを制裁対象へ
米財務省の外国資産管理室(OFAC)は中国の麻薬密売組織が麻薬の密売で利用していたビットコインおよびライトコインのアドレスを制裁対象に指定した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/24 月曜日
17:50
ブラックロック、ビットコイン投資の本質は「デジタルゴールド」 機関投資家が重視する“真の価値”とは?
世界最大の資産運用会社ブラックロックのデジタル資産部門責任者が、機関投資家がビットコインに投資する理由を解説した。「デジタルゴールド」としての価値保存機能が重視される一方、決済手段としての利用は依然投機的との見方を示した。
11:47
ソラナのインフレ率を下げる改善提案 今後6年で2,230万SOLの発行量削減見込む
仮想通貨ソラナのコミュニティがインフレ減少率を引き上げる改善提案を公開した。目標インフレ率への到達が6年から3年に短縮する見込みだ。
10:25
「仮想通貨市場の弱体化、背景にマーケットメーカーの機能不全」トム・リーが指摘
ビットマイン会長が仮想通貨市場の下落が続いている要因を分析した。10月10日の清算イベントがマーケットメーカーを機能不全にしていると見解を示している。
11/23 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ヴィタリック紹介のイーサリアム新ツールやXRPのステーキング導入案など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン売られ過ぎでも反転せず、12月FOMCの据え置きが現実味を増す|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC対円相場は1400万円割れまで下落。ヌビディア好決算後も1400万円割れが続き、米雇用統計の強弱まちまちな内容が見通し悪化を助長。12月FOMCでの金利据え置き観測が強まる。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金融庁の暗号資産規制方針に高い関心
今週は、金融庁の仮想通貨規制方針、ビットコイン採掘割合の95%到達、ビットコインとイーサリアムの市況分析に関する記事が関心を集めた。
11/22 土曜日
13:45
ANAPホールディングス、企業向けビットコイン戦略支援「ビットコイン道場」を開始
ANAPホールディングスが企業のビットコイン活用を支援する継続型プログラム「ANAPビットコイン道場」の提供を開始した。会計や税務などの実務を専門家が包括的にサポートし、参加企業がコミュニティ形式で課題解決に取り組む仕組みを提供する。
13:02
コンヴァノがビットコイン戦略から本業回帰、AI・ヘルスケア事業に注力へ
コンヴァノが仮想通貨ビットコインを最大約2万BTC取得する計画を取り下げ、成長中の事業へ軸足を移す。業績予想を上方修正しており本業成長を重視する戦略転換となる。
10:55
米当局がビットメイン製品を国家安全保障リスクで調査、トランプ関連企業も1万6000台使用
米国土安全保障省が中国メーカーのビットメインを調査し、機器がスパイ活動や電力網破壊に使用される可能性を指摘。トランプ大統領の息子たちの会社アメリカン・ビットコインも1万6000台を購入した。
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧