はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リブラをハードフォーク? フェイスブックらに依存しない仮想通貨を開発へ =Devcon 5

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リブラをハードフォークへ
リブラをハードフォークする「オープンリブラ」計画がDEVCON 5で公開された。リブラのオープンソースを利用し、FBに頼らないパーミッションレスかつリブラにペッグした仮想通貨の開発を行うという。

リブラをハードフォークへ

リブラをハードフォークした通貨「オープンリブラ」の立ち上げが計画されていたことが判明した。Wirelineの共同設立者Lucas Geiger氏がDevcon5で登壇、事業計画を発表した。

オープンリブラとは、フェイスブックなど一部の企業に頼らない、オープンな仮想通貨リブラを誕生させる計画とのことだ。

Geiger氏は登壇にて、フェイスブックなどが主導で開発を進める仮想通貨リブラは、国際的に広く普及する可能性があると考えている反面、フェイスブックをはじめとする少数の企業(リブラ協会)が多くの権限を有するため、金融システムの変革へ多大な悪影響を与える懸念があると説明。その解決策として、オープンリブラを計画するとした。

オープンリブラは、リブラがオープンソースのもとで開発されている点を利用する形でハードフォークを実行。フェイスブックに頼らないパーミッションレスな、リブラにペッグした仮想通貨の開発を行うという。

リブラにペッグするため、リブラの裏付け資産としての価値を利用するシステムとなり、少数企業の元で運営されている半中央集権的なブロックチェーンの構造の面を置き換える計画になるのではないかとの見解もある。

開発メンバーには非営利団体や仮想通貨・ブロックチェーン業界で有名な企業も複数参加している。

この発表を受け、会場では拍手が起こった。またツイッター上などでも、このプロジェクトへ期待感を示す声も散見され、かなりの関心を集めていることが見て取れる。

現在、オープンリブラのコードはGithub上で確認が可能。また公式サイトもWEB上で公開されている。

CoinPostの関連記事

IBM、ブロックチェーン領域でFacebookとの協力に意欲
IBMは、ブロックチェーン業界発展への取り組みで、仮想通貨リブラを主導するFacebookとの協力に前向きな見解を示した。業界を横断した協業を促進する重要性を説き、「チームスポーツ」と例えた。
ユニセフ、仮想通貨ファンド設立 ETH・BTCでプロジェクト支援=Devcon 5
UNICEFが仮想通貨ファンドの立ち上げを発表。イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)で換金を行わずにプロジェクトを支援する新たなファンドとなる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧