はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「仮想通貨市場に新たな強気相場は来る」Bitmainジハン氏が業界の周期性を指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場の今後

中国のマイニング大手ビットメインの共同設立者Jihan Wu氏が、仮想通貨市場に対して楽観的な見方を示した。市場の周期性を指摘、中期的な価格の上昇フェーズは強気にあるという。

現在のビットコイン市場は、2018年末にマイナーの崩壊と共に下落した水準に迫っており、マイナーの市況感には注目が集まっている。大手マイナーのBitmain関連の発言となれば、尚更だ。

Wu氏は「hurun中国富豪ランキング2019」で214位にランクインした仮想通貨業界の大物。インタビューで、仮想通貨市場の状況や半減期について意見を述べた。

関連中国富豪ランキングに仮想通貨業界の大物が12人

仮想通貨の中でビットコイン市場について語ったWu氏は、市場の動向は周期的に変化すると説明。「弱気相場の年があれば、その後2年か3年強気相場が続くこともある。個人投資家や機関投資家の参入がまだ増加すると予想しているため、心配はしていない」と語った。

また半減期については、必ずしも価格上昇に繋がるとは限らないと改めて説明。「過去の事実を見ると、確かに半減期で価格の上昇は見られた。でも、それが本当に半減期が要因なのか、単なる偶然なのかは明確ではない。だから実際に半減期が迫ってこないと、価格が上昇するかも分からない」と語った。

通貨の供給量が減少する半減期では、理論上通貨の希少性が高まる。これは、市場の受給関係に大きく依存し、需要が一定数保たれたと仮定した場合の話であるため、供給量以上に市場心理が悪化していた場合はその限りではない。

しかし、主要銘柄であるビットコインやライトコインを含め、半減期前にが大きな価格上昇が伴う市場推移を観測しており、ファンダメンタルズ要因としては、最も期待感が高い材料に相当する。

ビットコイン(BTC)は次回の半減期を2020年5月に控えており、市場が織り込むとすれば、半年前あたりから意識されるのではないかとする見方がある。

半減期の市場相関性に一定の疑問符の投げかけたWu氏であるが、半減期を考慮しなくても、2年か3年後には強気相場が来ると思っていると語り、中期的な市場規模の拡大にはかなり前向きな見解を示している。

関連次回BTC半減期は価格上昇に繋がらない可能性

CoinPostの関連記事

ビットコインの発行量が1800万BTCに 仮想通貨市場を占う半減期は約200日後
ビットコインの発行済みBTC量がまもなく1800万BTCに達する。最終的な総発行料にあたる2100万BTCまで残り300万BTCで、残り15%ほどを残りの期間をかけて採掘する。
ビットコイン(BTC) 底割れ暴落、「量子超越」が取り沙汰される背景は?|仮想通貨市況
再び暴落したビットコイン(BTC)と仮想通貨市場。Googleの発表した「量子超越」に関する論争の影響も取り沙汰される中、今回の下落要因とBTC先物出来高の推移を探る。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
07:10
Visa、米国でステーブルコインUSDCによる機関向け決済を開始
Visaは、米ドルステーブルコインUSDCでの機関向け決済を米国で開始したことを発表。銀行の初期の参加者が仮想通貨ソラナのブロックチェーン上でUSDCを使った決済を開始したと説明した。
06:35
米国XRP現物ETFの累計流入額、開始1ヶ月で10億ドルの大台突破
米国のXRP現物上場投資信託の累計資金流入額が月曜日に10億ドルを突破した。11月13日の取引開始以降の節目となり、アルトコイン系ETFへの機関投資家の関心の高まりを示している。
06:02
米FDICがステーブルコイン発行規則案を承認、銀行子会社の申請手続きを整備
米連邦預金保険公社が銀行によるステーブルコイン発行の規則案を承認した。今夏成立したジーニアス法に基づき金融機関が子会社を通じて決済用ステーブルコインを発行する申請プロセスを定める。
05:45
ロシア最大手銀スベルバンク、分散型金融商品をテスト
ロシア最大の銀行スベルバンクが分散型金融商品のテストを開始した。顧客の仮想通貨取引への関心増加に対応し、5月にはビットコイン仕組債の発行も開始している。
05:30
米SEC、4年にわたるAave調査を法的措置なしで終了
米証券取引委員会が分散型金融プラットフォームのAaveに対する約4年間の調査を終了した。法的措置の勧告はなく、創業者のクレチョフ氏が17日に調査終了を公表している。
12/16 火曜日
18:08
米SEC委員長が警告、「仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れ」
SEC委員長が仮想通貨タスクフォース円卓会議で、過度な規制により仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れがあると警告。国家安全保障とプライバシー保護のバランスを強調し、トランプ政権の方針と一致する姿勢を示した。
17:22
ナスダック、23時間取引体制を提案 仮想通貨取引モデルが影響か
ナスダックが1日23時間の株式取引体制を米SECに提案。仮想通貨の24時間取引が投資家の期待を変化させたことを背景に、2026年後半の導入を目指す。NYSEも22時間取引の承認を取得済み。
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
11:07
トランプ関連のアメリカン・ビットコイン、1000BTCを追加購入
トランプ関連のアメリカン・ビットコインが12月に1000BTC以上を追加購入。上場企業上位100社の保有総額は108万BTC超に達し、企業のビットコイン財務戦略が加速。
11:05
SBIとスターテイル、信託型円建てステーブルコイン共同開発へ
SBIホールディングスとStartale Groupが日本の金融規制に準拠した円建てステーブルコインの共同開発でMOUを締結。信託型3号電子決済手段として2026年度1Qのローンチを目指す。
10:20
仮想通貨「市場構造法案」採決は2026年に先送り
米上院銀行委員会がビットコインなど仮想通貨の市場構造を定める「市場構造法案」の採決を来年に先送りした。超党派による協議が継続中だ。
10:05
仮想通貨投資商品、先週は約1340億円の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,340億円の純流入だったと報告。ビットコインなどの原資産別のデータも公開している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧